マネーゲーム
2002年11月14日 取材に出掛けることもないのに珍しくあわただしい一日。
締切が2本あって、あっ、そうそう逆取材がありました。『サンデー毎日』(毎日新聞社)からで、タイガースの新首脳陣や新戦力に関して。特に田淵幸一チーフ打撃コーチについては詳しく聞かれたなぁ。
スポーツ新聞に目を通していても、気になるニュースばかり。“FA交渉解禁”、“日米野球”、“トレード”、“自由獲得枠”…などなど。新聞の切り抜きはシーズン中より大変かも知れないと思う今日この頃。
それにしても、ジャイアンツはロベルト・ペタジーニ、中村紀洋を本気で獲りに行くんかいな? 清原和博、江藤智、ペタジーニ、中村の4人。どう考えても、全員同時の試合出場は不可能やん。意味ないやん。野球の魅力半減。いや、幻滅でしかない。
資本主義社会であるから、ジャイアンツが豊富な資金力を背景に選手獲得に動くのは一向に構わない!? でも、わざわざ飼い殺しの選手を増やさなくてもなぁ…。あえて名前は挙げないけれども、これまでにもどれだけの数の選手が本来の実力を発揮することなく埋もれ消えて行ったか? 斉藤宜之、福井敬治、宮崎一彰、山田真介、鈴木尚広らの開きかけた花を、また大物に目がくらんで踏みにじってしまう過ちを繰り返すのも必至。話しの次元は落ちるが、このあたりは大学時代に腐った経験(単なる実力不足でしたが…)のある僕は『プロアマ問わず野球選手は試合に出てナンボ』という意識が根付いているから、余計にそう感じるのかも知れない。まぁ、『試合に出なくても役割はある』というのも事実だけれども…。彼らは、そういうレベルの選手たちではないでしょう。
ドラフトしかり、FAしかり。ジャイアンツ主導で進行したがばかりに、おかしな方向に向かっている。タイガース・星野仙一監督の言う“マネーゲーム”は確実に球界を破壊。レベル低下をもたらす結果を招いている。この迷走を解消するのには、悲しいかな相当な時間を要してしまうんやろうなぁ…。
力及ばないが、一応、スポーツライターの“端くれ”である僕に出来ることはないだろうか? 純粋にスポーツを通じての“人”を描きたい。だからこそ、真剣に考えなくてはならない問題なのだ。
偶然、京都産業大のマネージャーを務めていた柿内康平から携帯電話にメールが入った。この日記を始めたこと、光原逸裕投手を取り挙げた旨を返信すると、嬉しいことに早速、目を通してくれたようだ。さらに光原にも連絡をしてくれたようで、
『ちゃんと観てくれている』
と、喜んでいたことを、またメールにて伝えてくれた。
僕は光原に愛想を振りまくことを目的にした訳ではなく、本心を書いただけ。それだけに、このようなやり取りは嬉しい限りだ。スポーツライターになって良かったと、心底から思う瞬間。次に嬉しいのは、原稿料が振り込まれた時かな(笑)。
締切が2本あって、あっ、そうそう逆取材がありました。『サンデー毎日』(毎日新聞社)からで、タイガースの新首脳陣や新戦力に関して。特に田淵幸一チーフ打撃コーチについては詳しく聞かれたなぁ。
スポーツ新聞に目を通していても、気になるニュースばかり。“FA交渉解禁”、“日米野球”、“トレード”、“自由獲得枠”…などなど。新聞の切り抜きはシーズン中より大変かも知れないと思う今日この頃。
それにしても、ジャイアンツはロベルト・ペタジーニ、中村紀洋を本気で獲りに行くんかいな? 清原和博、江藤智、ペタジーニ、中村の4人。どう考えても、全員同時の試合出場は不可能やん。意味ないやん。野球の魅力半減。いや、幻滅でしかない。
資本主義社会であるから、ジャイアンツが豊富な資金力を背景に選手獲得に動くのは一向に構わない!? でも、わざわざ飼い殺しの選手を増やさなくてもなぁ…。あえて名前は挙げないけれども、これまでにもどれだけの数の選手が本来の実力を発揮することなく埋もれ消えて行ったか? 斉藤宜之、福井敬治、宮崎一彰、山田真介、鈴木尚広らの開きかけた花を、また大物に目がくらんで踏みにじってしまう過ちを繰り返すのも必至。話しの次元は落ちるが、このあたりは大学時代に腐った経験(単なる実力不足でしたが…)のある僕は『プロアマ問わず野球選手は試合に出てナンボ』という意識が根付いているから、余計にそう感じるのかも知れない。まぁ、『試合に出なくても役割はある』というのも事実だけれども…。彼らは、そういうレベルの選手たちではないでしょう。
ドラフトしかり、FAしかり。ジャイアンツ主導で進行したがばかりに、おかしな方向に向かっている。タイガース・星野仙一監督の言う“マネーゲーム”は確実に球界を破壊。レベル低下をもたらす結果を招いている。この迷走を解消するのには、悲しいかな相当な時間を要してしまうんやろうなぁ…。
力及ばないが、一応、スポーツライターの“端くれ”である僕に出来ることはないだろうか? 純粋にスポーツを通じての“人”を描きたい。だからこそ、真剣に考えなくてはならない問題なのだ。
偶然、京都産業大のマネージャーを務めていた柿内康平から携帯電話にメールが入った。この日記を始めたこと、光原逸裕投手を取り挙げた旨を返信すると、嬉しいことに早速、目を通してくれたようだ。さらに光原にも連絡をしてくれたようで、
『ちゃんと観てくれている』
と、喜んでいたことを、またメールにて伝えてくれた。
僕は光原に愛想を振りまくことを目的にした訳ではなく、本心を書いただけ。それだけに、このようなやり取りは嬉しい限りだ。スポーツライターになって良かったと、心底から思う瞬間。次に嬉しいのは、原稿料が振り込まれた時かな(笑)。
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