嗚呼、野球狂の男達
2002年11月29日 近鉄・上本町駅の改札前に集合。早速、バファローズ特番の司会を務める漫才コンビ・ますだおかだ（以下、ますおか）の元へ。
「一度、御一緒したことありますやんねぇ？」（岡田圭右）
「はい、金村義明のマネージャーをしていた時に」（僕）
「あぁ、そうですかぁ。では、今回も楽しくやりましょう」（増田英彦）
「宜しくお願いしま〜す」（一同）
早朝からペコペコと何度も、妙に愛想良く頭を下げる大人が3人。その横をバファローズの的山哲也捕手、北川博敏捕手、礒部公一外野手、門倉健投手、前川勝彦投手、岩隈久志投手の6名が
「宜しくお願いします」
次々に低い声で挨拶をして、通りすぎる。ちょっとコワイやんか。
また、あくまでもイメージであるのだが、野球選手のファッションの定番と言えば“ゴルフウェア”であった。しかし、最近では“全身黒ずくめ”が定番のようである。長身で細身の岩隈はバッチリと決まっていたが、礒部、前川がVシネマの画面から飛び出して来たように見えたのはなぜだろう？
近鉄特急・伊勢志摩ライナーで賢島に向かう。車中、何度かカメラを回す機会もあったが、基本的には移動時間。今回の特番を取り仕切る制作会社プルポの松本浩、放送作家の森脇尚志、ますおかで打ち合わせを兼ねた雑談に終始する。
岡田は気を遣ってくれたのか
「スポーツライターさんって、取材とか大変なんでしょ？ せやのにテレビの仕事まで大変やなぁ」
「出版社とかに持ち込みとかするん？ 原稿料って、そんな高くないらしいねぇ」
色々と僕に話し掛けてくれた。
増田もデイリースポーツ、スポニチ、産経新聞を読破すると
「ノリ（中村紀洋、バファローズ）はタイガースでどこ守るんやろうねぇ？」
「メジャーに行くんかな？ いや、タイガースに来て欲しいわ」
と、“虎党モード”全開であった。
約2時間30分を費やして、賢島に到着する。太陽が眩しく、好天。でも風は冷たい。
駅前で軽く撮影をした後、宿泊先である宝生苑へバス移動。収録の段取りを組むので、バファローズの選手はチェックインを済ませ、部屋で待機。ますおか、森脇、僕の4人は喫茶店で一休み。しかし、このメンツは暇さえあれば、野球の話しばかりしている。是非、“嗚呼、野球狂な男達”というキャッチフレーズをプレゼントして欲しいものだ。
特設会場でのトーク収録前に賢島カントリークラブで、ますおか、北川、岩隈のちょっとした“絡み”を録る。北川は仕込みもなしで、ボケてくれるナイスキャラクター。想像していた以上に面白いシーンになるのではないだろうか。
この時、ますおか・増田が北川相手にピッチングをする場面もあるのだが、この肩慣らしにお付き合いしたのが僕であった。寒空の下、カメラの後ろで、キャッチボールに励む。
「どうやっ！ええカーブやろうっ！！」
「次は決め球のシュート放るでぇ！！」
気合い満々のウォーミングアップを終えて、本番に臨んだ増田の意気込みにも要注目。
尚、岩隈もピッチングを披露してくれたのだが（勿論、全力ではない）、キャッチボールを始めるとすぐにバファローズ広報・大久保秀昭が
「岩隈、無理したらアカンぞ。軟球やねんからな」
と心配して、駆け寄っていたのが印象的であった。
宝生苑に戻ると今度は“ぶっちゃけトーク”。
ますおかのマニアックなボケとツッコミに、バファローズ広報・大久保の妻でもある大東めぐみ、風水のDr．コパも加わる。大東の大暴言に大久保は冷や汗＆苦笑い。収録前はブスッと黙り込んでいた前川もカメラが回ると積極的に絡んで来るし、新選手会長・礒部は“酒ヤケ”したシャガレ声で張り切る。岩隈は新婚ネタに触れられると照れまくり、北川は白い歯がこぼれる満面の笑顔。門倉はさすがシーズンオフのレギュラー！？ 的山は地味やったなぁ。今年のオールスター（2戦目、坊ちゃんスタジアム）MVPなのに（笑）。まぁ、それが持ち味なんかな？？？
ところで、この番組のOAの日時はいつやったかな？ 確認しておかなくては…。
ますおか、森脇は翌日の仕事に備えて帰阪。夜はスタッフと大宴会で楽しかったのは言うまでもないが、温泉をノンビリと満喫出来なかったことだけが悔やまれる…。
そして、今日の昼間。僕は睡眠不足でフラフラしながら、近鉄特急、大阪市営地下鉄御堂筋線、阪急神戸線を乗り継いでどうにか帰宅。パソコンをネットに接続すると、1通のメールが届いていた。
タイトル：お疲れ様
ロケお疲れ様。
『野球狂』のロケも宜しく頼みます。
あと、草野球の試合もしましょう。
カミソリシュートのますおか・増田より
来月も『野球狂4』（関西テレビ）のロケにて、ますおか、松本、森脇と一緒だ。これも何かの縁かな？
何はともあれ“野球狂の男達”バンザイ！！＼(^o^)／
＞松本さん
昨夜も湯水のように焼酎を飲んでしまい、スミマセンでした。
週明けの『野球狂4』の打ち合わせ、宜しくお願い致します。
「一度、御一緒したことありますやんねぇ？」（岡田圭右）
「はい、金村義明のマネージャーをしていた時に」（僕）
「あぁ、そうですかぁ。では、今回も楽しくやりましょう」（増田英彦）
「宜しくお願いしま〜す」（一同）
早朝からペコペコと何度も、妙に愛想良く頭を下げる大人が3人。その横をバファローズの的山哲也捕手、北川博敏捕手、礒部公一外野手、門倉健投手、前川勝彦投手、岩隈久志投手の6名が
「宜しくお願いします」
次々に低い声で挨拶をして、通りすぎる。ちょっとコワイやんか。
また、あくまでもイメージであるのだが、野球選手のファッションの定番と言えば“ゴルフウェア”であった。しかし、最近では“全身黒ずくめ”が定番のようである。長身で細身の岩隈はバッチリと決まっていたが、礒部、前川がVシネマの画面から飛び出して来たように見えたのはなぜだろう？
近鉄特急・伊勢志摩ライナーで賢島に向かう。車中、何度かカメラを回す機会もあったが、基本的には移動時間。今回の特番を取り仕切る制作会社プルポの松本浩、放送作家の森脇尚志、ますおかで打ち合わせを兼ねた雑談に終始する。
岡田は気を遣ってくれたのか
「スポーツライターさんって、取材とか大変なんでしょ？ せやのにテレビの仕事まで大変やなぁ」
「出版社とかに持ち込みとかするん？ 原稿料って、そんな高くないらしいねぇ」
色々と僕に話し掛けてくれた。
増田もデイリースポーツ、スポニチ、産経新聞を読破すると
「ノリ（中村紀洋、バファローズ）はタイガースでどこ守るんやろうねぇ？」
「メジャーに行くんかな？ いや、タイガースに来て欲しいわ」
と、“虎党モード”全開であった。
約2時間30分を費やして、賢島に到着する。太陽が眩しく、好天。でも風は冷たい。
駅前で軽く撮影をした後、宿泊先である宝生苑へバス移動。収録の段取りを組むので、バファローズの選手はチェックインを済ませ、部屋で待機。ますおか、森脇、僕の4人は喫茶店で一休み。しかし、このメンツは暇さえあれば、野球の話しばかりしている。是非、“嗚呼、野球狂な男達”というキャッチフレーズをプレゼントして欲しいものだ。
特設会場でのトーク収録前に賢島カントリークラブで、ますおか、北川、岩隈のちょっとした“絡み”を録る。北川は仕込みもなしで、ボケてくれるナイスキャラクター。想像していた以上に面白いシーンになるのではないだろうか。
この時、ますおか・増田が北川相手にピッチングをする場面もあるのだが、この肩慣らしにお付き合いしたのが僕であった。寒空の下、カメラの後ろで、キャッチボールに励む。
「どうやっ！ええカーブやろうっ！！」
「次は決め球のシュート放るでぇ！！」
気合い満々のウォーミングアップを終えて、本番に臨んだ増田の意気込みにも要注目。
尚、岩隈もピッチングを披露してくれたのだが（勿論、全力ではない）、キャッチボールを始めるとすぐにバファローズ広報・大久保秀昭が
「岩隈、無理したらアカンぞ。軟球やねんからな」
と心配して、駆け寄っていたのが印象的であった。
宝生苑に戻ると今度は“ぶっちゃけトーク”。
ますおかのマニアックなボケとツッコミに、バファローズ広報・大久保の妻でもある大東めぐみ、風水のDr．コパも加わる。大東の大暴言に大久保は冷や汗＆苦笑い。収録前はブスッと黙り込んでいた前川もカメラが回ると積極的に絡んで来るし、新選手会長・礒部は“酒ヤケ”したシャガレ声で張り切る。岩隈は新婚ネタに触れられると照れまくり、北川は白い歯がこぼれる満面の笑顔。門倉はさすがシーズンオフのレギュラー！？ 的山は地味やったなぁ。今年のオールスター（2戦目、坊ちゃんスタジアム）MVPなのに（笑）。まぁ、それが持ち味なんかな？？？
ところで、この番組のOAの日時はいつやったかな？ 確認しておかなくては…。
ますおか、森脇は翌日の仕事に備えて帰阪。夜はスタッフと大宴会で楽しかったのは言うまでもないが、温泉をノンビリと満喫出来なかったことだけが悔やまれる…。
そして、今日の昼間。僕は睡眠不足でフラフラしながら、近鉄特急、大阪市営地下鉄御堂筋線、阪急神戸線を乗り継いでどうにか帰宅。パソコンをネットに接続すると、1通のメールが届いていた。
タイトル：お疲れ様
ロケお疲れ様。
『野球狂』のロケも宜しく頼みます。
あと、草野球の試合もしましょう。
カミソリシュートのますおか・増田より
来月も『野球狂4』（関西テレビ）のロケにて、ますおか、松本、森脇と一緒だ。これも何かの縁かな？
何はともあれ“野球狂の男達”バンザイ！！＼(^o^)／
＞松本さん
昨夜も湯水のように焼酎を飲んでしまい、スミマセンでした。
週明けの『野球狂4』の打ち合わせ、宜しくお願い致します。
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