タテジマ

2002年12月20日
 私事ではあるが、中学、高校時代のユニフォームはタテジマであった。その影響もあるのか、いまだにタテジマのユニフォームは“カッコイイ”と思ってしまう。

 FA宣言をしていた松井秀喜のヤンキースへの入団が決まった。正式契約はこれからということではあるが、松井自身、ひとまずはホッと胸を撫で下ろしているのではないか。
 僕ごときのフリーランスのライターと比較しても仕方がないのだが、
「もしかしたら書いて貰うかも知れません」
「お願いするつもりなので、宜しくお願いします」
 などの曖昧なニュアンスよりも
「この仕事、島尻さんにお任せします」
 と、正式な依頼の方が精神衛生上、気楽なことこのうえない。
 やっぱり、正式という言葉が持つ響き、意味は大きい。

 あまりにも有名な話しであるが、松井は熱烈な掛布雅之(野球評論家)及びタイガースファンであったと、聞く。プロ入り前、きっとタイガースのタテジマのユニフォームに袖を通すことも夢見ていたに違いない。
 そして、来年。憧れたであろうタイガースのタテジマでこそないが、“伝統のピンストライプ”と呼ばれるヤンキースのユニフォームで身を包む。

 これまでに合成写真で、松井がヤンキースのユニフォームを着用している姿は見たことあるが、実際に“ピンストライプ”、タテジマは似合うのだろうか?
 186?の上背に、大きな背中。そして、グラウンドをガッチリと踏みしめる強靭な足腰。立派な体躯をした松井はタテジマが似合うはずだ。素っ気ないように映るジャイアンツのユニフォームよりも絶対に。
 今から、とても楽しみにしている。


※ジャイアンツファンの方へ
 別にジャイアンツのユニフォームをけなしている訳ではありませんので御了承の程を。
 あくまでも個人的な“美意識”の問題。
 ジャイアンツのユニフォームにも伝統があることは重々に承知している次第。

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