典型的な寝正月

2003年1月1日
 新年はスポーツバーCBGBのカウンター席でカウントダウン。生ビールを一気に飲み干し、03年を迎えた。
 店に集まった顔ぶれは馴染みの者ばかり。元来、出不精の僕であるが、この程度のイベントならば苦痛にならない。
「ホンマ、居心地がええわぁ〜♪」
 とは言うものの、あまり深酒もせず、早々に帰宅する。そして、爆眠をむさぼる。見た目は“ジャイアン”の僕ではあるが、寝付きの良さと深さだけは“のび太”級。結局、目を覚ましたのは昼前だった…(苦笑)。

 くわえタバコのまま、玄関前の郵便ポストを覗く。友人は勿論のこと、お世話になっている出版社、大学野球部関係者…などなどからの年賀状が多数。また、球場で知り合った野球ファンの方々や、『居酒屋あぶさん』にて、1度だけ御挨拶させて戴いた野中徹博(83年秋の阪急ドラフト1位)からも届いていたのは嬉しい限りであった。
 つい吹き出してしまったのが、『タイガース・アイ』のリポーターを務めている土井麻由実の年賀状。本人が草っ原で升酒をあおっている写真付き。しかも、御丁寧に羊の“着ぐるみ”を着用して、寝そべりながら。とどめは金字の太マジックで“んめぇ〜っ”と書き込まれている。ベタではあるが、普通、ここまでやりません。現時点で、“独断と偏見の年賀状大賞”の大賞有力候補を独走中っす。

 雑煮を食べ(餅食べすぎ…)、テレビをザッピングしながら、ゴロゴロ過越す。ウトウトと“眠りの森”へ誘われてしまうことも多かった。
「嗚呼、典型的な寝正月…」
 ただ、不思議なことにアルコールは一滴も口にしていないんやな。
 この日記で、僕は相当な“飲兵衛”という印象を与えているようであるが、別に飲まなくても大丈夫。実際、自宅には“チョーヤの梅酒”(誰かが遊びに来た時の飲みかけ)が、要冷蔵でもないクセに冷蔵庫の奥に無造作に放り込まれているだけ。そう、僕は自宅で酒を飲まない人間であり、飲まなくてもどうにかなる人間なのだ。

 夜は明日のラジオ出演に備えた資料作りをサックリ済ませ、DVD(『キューティーブロンド』と『アザーズ』)観賞。『GO』も観たかったのだが、明日のことも考えて断念する。
 そうそう、草野球のチームメートである“タッカン”こと?野好司から、年末に“02年ワールドシリーズ全7戦”のビデオも借りているんやった。
また、同じく年末に購入した本も一冊しか読み終わっていない…。
「今年の正月こそは有意義に過越さなければ」
と、誓いたいところであるが、無理な目標を立てるのはやめておこう。観たけりゃ観るし、読みたきゃ読む。そして、書きたくなったら書く。
 新しい年を迎えたからと言って、性格の根本は変わらへんな。そのように感じた03年の元旦。


 遅ればせながらではありますが、皆様、新年あけましておめでとうございます。
 03年も“気まま”に綴って行きたいと思います。向上心だけは忘れることなく。
 本年も変わらぬ御愛顧の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

 2003年 元旦 スポーツライター 島尻譲

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