鳴尾浜リポート

2003年1月15日
 今日も鳴尾浜のタイガーデンに行く。
 まず報道陣の多さに驚く。そう、新入団の伊良部秀輝投手がやって来るからである。
 顔見知りの記者が
「多分、昼過ぎになるんちゃうかな」
 そうボヤいていたが、タイガース広報の横谷聡一が
「今、伊良部から電話が入りました。塚本駅の近くを(車で)走っているそうです。30分もしたら到着しますよ」
 と、報道陣の群集に知らせる。
 まぁ、元々、僕は伊良部を観に来た訳ではないので、早々にグラウンドへ足を運ぶ。

 グラウンドでは加藤隆行投手、柴田佳主也投手、カツノリ捕手、斉藤秀光内野手らが自主トレに励んでいる。柴田はブルペンにも入った。その後、球児投手、浅井良捕手もグラウンドに現れる。
 ライトのポジション付近では、新人選手達の合同自主トレ。昨日の日記にも登場した久保田智之投手は、やっぱり、ランニングメニュー中心の練習は苦手なようだ。体も大きいし、1人だけワンテンポ遅れるので、よく目立つ。頑張れよ!
 林威助外野手は右膝に不安を抱えているので、別メニューだ。外野フェンス沿いをゆっくりと、ランニングしている。途中、僕の存在に気付いたらしく、走りながら会釈をしてくれた。焦らずに、体を作ろうな!

 昨年まで、高校、大学、社会人野球の試合で、よく顔を会わせていた山口高志新二軍投手コーチ(前年までブルーウェーブ編成)に挨拶。
「極力、毎日、来るようにしているよ。選手も、僕の顔と名前が分からんやろうしな。新人選手はスカウト時代に観ていた選手ばかりやから、とても楽しみなんだよ」
 山口は相変わらず柔和な笑顔であったが、選手の動きを見守る眼付きは真剣そのものであった。


 時計の針が、正午を少し回った時。伊良部がようやくグラウンドに登場。母校が同じ(尽誠学園高)の田中聡内野手とストレッチ、ランニング、キャッチボール、クールダウンと、軽目の練習に励む。
 それにしても、伊良部の愛想が良かったのは意外。グラウンドに入る時も報道陣の波の中を
「おはようございま〜す。ドーモ」
 と、にこやかであったし、挨拶に来る選手にも丁寧に頭を下げて応対していた。
 あと、どうでも良いことであるが…。伊良部は、ランニング中にしきりにツバを吐き出していたなぁ。遠くから観ていても、ツバの量と飛距離に驚かされたものだ(笑)。
 甲子園球場でもペッ、ぺッと、ツバを飛ばしまくるのだろうか? くれぐれも審判やファンに吐き掛けないように…。

 
 練習を終えた杉山直人投手と少しだけ話しをして(久々に)、鳴尾浜を後にした。

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