バット選び

2003年2月27日
 松井秀喜外野手(ヤンキース)が紅白戦デビュー。
 結果は2打席で一塁ゴロ、右飛に終わったが、収穫あり。との新聞記事を発見。
「アオダモはしなりすぎて、こっち(メジャーリーグ)の球に合わない。ホワイトアッシュは消耗が激しいから。今の段階ではメープルが1番合っているかなという感じがする」
 ちゃんと松井のコメントも載っていた。
 まぁ、松井の弁にある通り、メジャーの球に合わないというのもあるのだろうが、湿度などの気候の差異も関係、影響しているのかも知れない。

 僕も大学時代、バット選びには気を配ったものだ!???
 大学入学前は、立教高のチームメート・広池浩司(投手、カープ)と共に、M社の東京本社まで足を運び、あの久保田五十一(バット作りの名人)さんにバットを削って貰ったくらいだ。
 僕は八木裕内野手(タイガース)モデルと篠塚和典内野手(現ジャイアンツ総合コーチ)モデルを参考に。広池は石井浩郎内野手(当時バファローズ)モデルをベースにしたと、記憶している。

 バットの材質はアオダモがほとんどであった。松井のように、しなりがあるかどうかまでは実感出来なかったが、独特の柔らかさは感じ取ることが出来た。バットが柔らかいと弾きが良くなって、飛距離が増すような感覚も抱いていた。

 ホワイトアッシュは堅かったなぁ。って言うか、バットの芯を少し外しただけで折れそうな気がした。スポンサーも付いていない大学生にとってバットは高価(当時でも確実に10,000円以上した)なもの。それで、折ってなるものかとビビって…思い切ったスイングが出来ない。
「こんなバット使えるかいっ!」
 と、あまり好みに合わなかった。イチロー外野手(マリナーズ)みたいにミートが巧い選手には問題ないのだろうけれどもね。(※イチローはメジャーに行ってから、ホワイトアッシュのバットを愛用)

 今シーズン、松井が手に取るメープルも使ったことがある。これはM社の方から頂戴したもので、もっぱらティー打撃のみで使用。芯の部分がボロボロになってしまったので、後輩に譲ったような、譲っていないような???肝心な打ち応え(感触)は全く覚えていない…(苦笑)。

 あとは竹、合竹(練習用)。耐久性は抜群であったし、球の弾きも良いのだが、根っこで打ってしまうと、信じられないくらいに手がシビれてしまう。実際、手の平が腫れ上がってしまったことが何度もあるし、冬場は地獄のような痛さであった。


 最近、材質選びにとどまらず、真剣にバット選びをしてへんなぁ。そこら辺にあるバットを適当に取って、打席に入っている状態。これが草野球プレーヤーの良いところでもあり、悪いところ…^_^;


 大学野球の取材をしていて気になるメーカーのバットも存在する。
 1973〜93年、ロイヤルズ一筋に、三塁手や一塁手などで活躍。76、80、90年の3つの年代で首位打者を獲得した“ゴージャス・ジョージ”ことジョージ・ブレットが興した、その名も“Brett”たるメーカーが販売しているバット。安価で、耐久性もあり、環境資源にも影響がないという謳い文句は聞いたことはあるが、実態はよく把握していない。しかも、バットの形状がちょっと変わっている。ボーリングのピンみたいなんだよな、マジで。妙に丸っこくて、芯の部分が異様に太い。でも、スゴイ興味があるのは事実。


 そうそう、2月5日の日記に書いた、僕の発案した“グラブ・キープホルダー”。梅田のingsで販売しているのを見付けました。総合カタログにも載っていたよ♪ 値段は1,000円やったかな? 1,200円やったかな? 忘れました…(^^ゞ
 興味がある方は是非、充分に御検討のうえ御購入して下さい。(役に立たない営業トークだ)

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