ポジショニング

2003年3月24日
 超満員でなくとも、多くの観衆が見守る中。アルプススタンドの応援も凄まじい。
 地方の予選を行なっている球場ならば、簡単にベンチの声も届くのだろうが…甲子園ではそうも行かない。

(平安高−宇部鴻城高)
 平安高はエース左腕・服部大輔投手の好投(今大会初の完封勝利)、試合後半に好機をものにしたこともあり、宇部鴻城高を4−0で下した。
 この試合で、僕は平安高のベンチワークに関心を抱いた。直接の勝因とまでは言わないが、細かく守備位置。特に、外野手のポジショニングを指示していたのである。
 僅かなデータ(地方予選のデータは大雑把なはずだ)はあまりアテにならないだろう。大半が原田英彦監督の経験と直感によるものが大きい。ただ、経験と直感は“当てずっぽう”ではない。服部の状態を把握して、試合展開を読む。そして、相手打者の見逃し方、スイング、これまでの打席の雰囲気を見極めているに違いない。その最終的な結論を導き出すのに、経験と直感が大きなウェートを占める。という話しだ。

 守備位置の指示を出す時、声だけでなく、大袈裟すぎると言っても良いジェスチャーが伴う。そうでなければ、指示が伝わらないからだ。それ程に甲子園という舞台の器は大きい。

 僕的に、この指示が結構、的を得ていたように思える。

 これからはポジショニングにも注目してみたい。誰々が三振を何個奪った、誰々は本塁打を打った。というのよりは地味な視点ではあるが、勝負を決める鍵を握っているからだ。


 昨日は好投手が多かったなぁ。観ていて楽しかった。


 初出場の隠岐高(21世紀枠)は1−15と浦和学院高に大敗…。
 嶽野正樹監督、またチームを一から鍛え上げて下さい。御丁寧な御手紙、ありがとうございました。


 3月19日の日記に書いた、ジンバブエの件。少しだけやけれども話しが進展。詳細は後日必ず。


 慣れない早起きで疲れているのに『情熱大陸』(毎日放送)を最後まで観る。ひたすら眠い…。

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