変化≠進化!?

2003年3月29日
 昨日はプロ野球も開幕。色々と波乱もあって!?今後の混戦が予想される。

 今日は高校野球の話し。
 僕もかつては高校球児であった。“十年一昔”なので、充分に一昔以上前のことになる(苦笑)。

 ネット裏から観ていると、様々な変化があることに気付かされる。
 まず、道具…ヘルメットのミッキーマウス(耳当て)は両耳になり、手袋も白、黒はOK。スパイクの歯は9本、10本…と増え、アキレス腱、足首を保護するブーツタイプを履く選手も多い。
 さらに死球対策の肘のプロテクターに、自打球対策のフットガード。カラーグラブも黒ならば良くなったんかな?
 その他にもアンダーシャツの素材や、キャッチャーの防具なども向上しているのは見逃せない。
 賛否両論あると思うが、個人的にヘルメット以外は羨ましく思う。
(ミッキーマウスを風が抜ける音、嫌いだった。ただでさえない集中力が欠けるし…)

 投手の配球も変わって来た。とにかく現在はスライダー全盛。決め球になるし、投球の大半をスライダーに頼る投手が多いような気がする。僕の時は、目先を変える程度の球種やったのになぁ。
 また、これは時代の流れで、投球フォームや打撃フォームの流行もある。
 投手は足を上げてから、テークバックに入るリズムが松坂大輔投手(ライオンズ)によく似ている。打者はバットをかつぎ気味にして、投手側の足で軽くステップを踏む選手が多数。これは高橋由伸外野手(ジャイアンツ)などの影響や“シンクロ打法”たる理論が浸透していることが関係しているに違いない。またまた、昔の話しになるが、僕の時なんかは“神主打法”やったもんなぁ。(僕はしなかったけれども)

 戦術面では、普通のスクイズが少なくなった。打者がバントを決めてから3塁走者がスタートするセーフティー・スクイズ。あるいはストライクの球にしか対応しないセーフティー・セーフティー・スクイズもある。(注:セーフティー、セーフティー・セーフティーという解釈に若干のズレがあることは御容赦)極力、リスクが少ない策を取り、選手もそれに対応している。

 僕より年上の方は
「何を今更…」
 と、思うかも知れないが。今後も高校野球は着々と、変化して行くだろう。進化と言うには、ちょっと抵抗!?があるんやけれどもね。

 10年後―。
 高校野球はどのように変わっているのか?非常に興味深い。


 延長12回、サヨナラ本塁打を放った本田将章投手兼内野手(智弁和歌山高)もアッパレ。投げ抜いた須永英輝投手(浦和学院高)も恥じることはない。それにしても、エラー、四死球、バントの失敗が勝負の流れを大きく変えることを再認識。これについては、また次の機会に書きたいと思う。

 黒田博樹投手(カープ)、初の開幕投手を無四球完投勝利で飾る。ホンマにおめでとう。嬉しくて(個人的な付き合いを踏まえて)、ついついメールを打っちゃいました。

 葛城育郎外野手(ブルーウェーブ)も代打出場ながら、今シーズン初打席で本塁打を放つ。来週発売の『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)/ヒューマンドキュメント《夢追人》に寄稿しただけに、幸先良いスタートは我がことのように嬉しい。

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