あまりにも“あっけない”幕切れ。
 言うまでもなく、センバツ・花咲徳栄高−東洋大姫路高の再試合のことである。

 逆転。また、逆転の繰り返しはまさにシーソーゲーム。エラーなどのミスも目立ったが、良い試合。鳥肌が立つシーンが何度もあった。両校に心から拍手を送りたい。

 延長10回裏、花咲徳栄高ベンチが選択した満塁策も仕方ないだろう。1点を失えば敗戦は決まる。塁を埋め尽くした方が守り易いだろうし、東洋大姫路ベンチの動きを封じる目的もあったに違いない。そして、ボールカウント2−2からの引っ掛かったスライダー…。3連投、9回裏からマウンドに上がった福本真史投手は両膝を落とし、体全体を振るわせる。しばらく動けずに、川嶋仁徳三塁手の手を借りて、やっと最後の整列。
 悔しくて、やり切れない気持ちは当然。泣けるだけ泣けば良い。でも、まだまだ終わりじゃない。夏の選手権大会もあるし、その後…野球を続けようと、続けまいと。ここでの勝負が全てではない。それは福本だけでなく、みんなに言えることだ。

 帰宅後、改めて、この試合をニュースで観る。関西ローカルということもあり、東洋大姫路高贔屓ということもあったのか!?
「アン君、福本君、共に気力だけで頑張ったんですけどねぇ。でも、最後は近畿勢の意地を見せて、東洋大姫路高に軍配が上がりました」
 って、あるアナウンサー…。ちょっと納得行かへんなぁ。
 確かに、気力と意地も大切なことやけれども、気力と意地だけでは野球出来へんやろう。それとも、関東勢は近畿勢より気力と意地がないと言いたかったのか???
 まぁ、それは僕のひねくれすぎた観方なのかな…。

 ちなみに甲子園の“風の強さ”は比較的、緩やか。しかし、“風向き”はグチャグチャ。バックスクリーン上のセンターポールの旗はめいめいの方角にはためいていた。
 10回裏、前川直哉外野手が放った右翼越えの三塁打になった大飛球。東洋大姫路高に風が吹いたのかもね!???


 甲子園球場にて、苦楽園のパスタ屋“カウカウ”のオーナー・寺本哲夫、御子息とお会いする。このお店は浦口雅広(大阪ガス)にいつも連れて行って貰う。美味しいのは勿論、ボリュームも文句なし。しかも、
「トマト系のソースで、ちょっとニンニクが効いているのを冷製で」
 などのワガママにも応えてくれるのだ。
 落ち着いてからで構わないので、また連れて行って下さいな!>浦口

 夕刻、立命館大の嶋岡孝太内野手から電話あり。『大学野球 増刊号』(ベースボールマガジン社)が届いた&記事を読んだとのこと。律儀な子である。感心。こういうのがモノカキとしては一番、嬉しい時だなぁ。

『週刊漫画アクション』(双葉社)連載《野球のツボを押しましょう!!》の原稿を仕上げる。前々からネタは考えていたので、意外にスンナリ書ける。

 松井秀喜外野手(ヤンキース)、メジャー開幕戦、初打席初安打初打点。夢中になってテレビを観ていた(途中まで)おかげで、家を出るのが予定より遅れてしまった(苦笑)。

 野茂英雄投手(ドジャース)、ランディー・ジョンソン投手(ダイヤモンドバックス)に投げ勝って、開幕戦を完封勝利で飾る好スタート。

 ブルーウェーブ、開幕4連敗でストップ。バファローズは球団史上最高の開幕5連勝。

 その他にも、昨日は色々あったんよ…。整理するのが大変っす(T_T) だけど、野球が好きなんだなぁ〜♪

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