Yahoo!BB雑感
2003年4月19日 関西学生リーグ観戦の為、Yahoo!BBスタジアムへ。
三宮駅で同志社大の中路將位主務と会い、神戸市営地下鉄の中でズーッと、喋っていた。
球場に着くと、松村豊司投手(立命館大)や渡辺亮投手(同志社大)の登板が予想されることもあってか、プロ野球のスカウト陣もそこそこ集まっていた。
ライオンズのスカウト・鈴木照雄に
「良かったら、隣に座んなさいよ」
と、促される。
鈴木は僕の質問(技術的なこと)に分かり易く、応えてくれる。しかも、非常に気さくなので、聞き易い雰囲気を持っている。また、ライオンズ(ホークスも)のスカウトは他球団のスカウト陣と離れた場所で試合を観戦している場合が多いのも好都合。他球団のスカウト陣を気にすることもない。今日も色々と、勉強になった。
「じゃあ、またどこかで会いましょう」
鈴木は立命館大−関西学院大の試合が終わる前に席を立つ。大阪ガスの今津グラウンド(大阪ガス−王子製紙のOP戦)へ向かった。
松村は手先だけで投げている印象が強かった。球種のクセも出る。これは僕でさえも分かった。
「高校生だったら文句なしなんやけれどもな」
各球団のスカウトが口を揃えるのは、恐らく、完成度が高くないことを意味している。正直、松村の評価は即戦力ではない。
森本徹投手(関西学院大)は中盤に崩れて、敗戦投手になったものの、
「面白いなぁ」
という声が多かった。
僕自身、日本生命−関西学院大のOP戦で“一目惚れ”しているだけに気になる存在。テークバック時の右肩の入り方が良いので、腕が遅れて出て来る。あと、時折、フォロー(投球スタイルは異なるが、ライオンズの西口文也投手をイメージして欲しい)がシッカリしていて、ビックリする球(左打者膝元へのクロスボール)を投げる時がある。
現時点では松村同様に即戦力ではないが、森本は3回生。これからの成長が楽しみ。
2試合目は同志社大−関西大。
関西大はセンター中心から逆方向に弾き返す意識を徹底させて、序盤から渡辺を攻略。代打で登場したルーキー日浅衛内野手の素直に打ち返したタイムリー左前安打もあり、1−3と優位に試合を進める。
渡辺は体が重そうで、心なしか集中力も欠けていたような気がした。実際、ボールカウントを間違える場面も。リードする捕手がいつもの桑原宏弥でなく、三冨武史であったことも影響していたのかも知れない。
「少しはあったのかな。慣れたリズムとかもあるし、桑原より経験不足の感は否めない。でも、三冨もよく頑張ってくれましたよ」
とは、試合後の吉川博敏監督(同志社大)の弁。
かたや大型左腕・黒川隆年投手(関西大)は、僕的には掴みどころのない投手。これが持ち味なんかな!?でも、先発投手としては試合を作ることに関しては、昨シーズンより格段にレベルアップしている。特に、投球テンポは著しく良くなっていた。
近畿大から勝ち点を奪い、勢い付いている関西大は8回から、昨夏の甲子園優勝投手であるルーキー田辺佑介投手を投入で逃げ切り態勢に入る。これまでにも田辺はセットアッパー、もしくはクローザー的存在で起用されていただけに、予想通りの展開。
田辺は投球が巧いという印象。制球に苦労しないので、走者を背負っても落ち着いている。現に8回も安打を許すが、すぐに内野ゴロゲッツーで切り抜ける。
しかし、9回―。
先頭打者を安打で出塁させると、次打者にストレートの四球。まず、これが良くなかった。しかし、それ以上に関西大の慌てだし方が気になった。内野陣が、マウンド上の田辺に声を掛けに行くのは悪いことではないのだが、田辺を落ち着かせるというよりも自身の気を落ち着かせたいような感じ。これは、ここ数シーズン、勝ち慣れていない関西大の弱さだ。だから、ピッと、集まれずに各自がマチマチのタイミングであったのだ。逆にこれで田辺のリズムが狂ったように思う。
その後、犠打、見逃し三振で、田辺は二死走者2、3塁にするが、高目の甘いカーブを痛打されて中越えの三塁打(外野手も前進守備、あまり良い当たりではなかったが)を食らう。これで同点。さらに打ち取ったかと思われた平凡な遊ゴロを、守備には安定感のあるはずの主将・石井浩司内野手がファンブルして逆転される。結局、これが決勝点となり、4−3で同志社大の逆転勝ちとなった。
「勝ち急いで、周囲がフワフワしたらアカン」
ということを再認識。
実は、この幕切れを敗戦投手になってしまった田辺の父親と一緒に観ていたのだが…。
特に、今シーズンより。球場で連盟委員、各校野球部員、監督、コーチ、関係者など。そして、この日記にも再三のように書いているが、選手の父兄にも挨拶して貰えるようになったのは嬉しい限り。
また、ベタな営業好きな僕の努力で!???結構、日記を読んでくれている人も多いようなので、喜びも倍増。ただ、同志社大の吉川監督までもが読んでいるとは!!!
時折、関西学院大の本荘雅章監督や京都産業大の勝村法彦監督が読んでくれているのは耳にしていたけれども。
こりゃ、下手なこと、書けませんな(苦笑)。
>立命館大マネージャー各位
イヤーブック、ありがとうございました。
今後も何卒宜しくお願い致します。
>オリックス野球クラブ営業課・砂川廣樹
ゴメン、今日も砂川と会うたのに…。
日記に載せるタイミングを逸したわ(笑)。
まぁ、またの機会に。
関西大、負けたから凹んでいるんやろう!?
試合後、花木聡さんと森本鉄平が笑っていたで。
>近畿大・古谷純一
いつもありがとう。
君には本当、感謝、感謝。
平成7年のリーグ戦のスコアまで探して貰っちゃって。
また、メシ行きましょう。
>関西学院大・野本正明主務
人生、色々あるさ。
最初から上手く行ったら、後で苦労する訳よ。(自戒も込めて)
君のキャラならば、大丈夫だよ。
慌てず、流されず、ジックリと。
>関西大・田辺投手のお父様
お声を掛けて戴きまして、誠にありがとうございました。
昨日の結果は非常に残念でしたが…。
長いスパンで見れば、田辺投手の今後の糧になるように思います。
今後も何卒宜しくお願い申し上げます。
三宮駅で同志社大の中路將位主務と会い、神戸市営地下鉄の中でズーッと、喋っていた。
球場に着くと、松村豊司投手(立命館大)や渡辺亮投手(同志社大)の登板が予想されることもあってか、プロ野球のスカウト陣もそこそこ集まっていた。
ライオンズのスカウト・鈴木照雄に
「良かったら、隣に座んなさいよ」
と、促される。
鈴木は僕の質問(技術的なこと)に分かり易く、応えてくれる。しかも、非常に気さくなので、聞き易い雰囲気を持っている。また、ライオンズ(ホークスも)のスカウトは他球団のスカウト陣と離れた場所で試合を観戦している場合が多いのも好都合。他球団のスカウト陣を気にすることもない。今日も色々と、勉強になった。
「じゃあ、またどこかで会いましょう」
鈴木は立命館大−関西学院大の試合が終わる前に席を立つ。大阪ガスの今津グラウンド(大阪ガス−王子製紙のOP戦)へ向かった。
松村は手先だけで投げている印象が強かった。球種のクセも出る。これは僕でさえも分かった。
「高校生だったら文句なしなんやけれどもな」
各球団のスカウトが口を揃えるのは、恐らく、完成度が高くないことを意味している。正直、松村の評価は即戦力ではない。
森本徹投手(関西学院大)は中盤に崩れて、敗戦投手になったものの、
「面白いなぁ」
という声が多かった。
僕自身、日本生命−関西学院大のOP戦で“一目惚れ”しているだけに気になる存在。テークバック時の右肩の入り方が良いので、腕が遅れて出て来る。あと、時折、フォロー(投球スタイルは異なるが、ライオンズの西口文也投手をイメージして欲しい)がシッカリしていて、ビックリする球(左打者膝元へのクロスボール)を投げる時がある。
現時点では松村同様に即戦力ではないが、森本は3回生。これからの成長が楽しみ。
2試合目は同志社大−関西大。
関西大はセンター中心から逆方向に弾き返す意識を徹底させて、序盤から渡辺を攻略。代打で登場したルーキー日浅衛内野手の素直に打ち返したタイムリー左前安打もあり、1−3と優位に試合を進める。
渡辺は体が重そうで、心なしか集中力も欠けていたような気がした。実際、ボールカウントを間違える場面も。リードする捕手がいつもの桑原宏弥でなく、三冨武史であったことも影響していたのかも知れない。
「少しはあったのかな。慣れたリズムとかもあるし、桑原より経験不足の感は否めない。でも、三冨もよく頑張ってくれましたよ」
とは、試合後の吉川博敏監督(同志社大)の弁。
かたや大型左腕・黒川隆年投手(関西大)は、僕的には掴みどころのない投手。これが持ち味なんかな!?でも、先発投手としては試合を作ることに関しては、昨シーズンより格段にレベルアップしている。特に、投球テンポは著しく良くなっていた。
近畿大から勝ち点を奪い、勢い付いている関西大は8回から、昨夏の甲子園優勝投手であるルーキー田辺佑介投手を投入で逃げ切り態勢に入る。これまでにも田辺はセットアッパー、もしくはクローザー的存在で起用されていただけに、予想通りの展開。
田辺は投球が巧いという印象。制球に苦労しないので、走者を背負っても落ち着いている。現に8回も安打を許すが、すぐに内野ゴロゲッツーで切り抜ける。
しかし、9回―。
先頭打者を安打で出塁させると、次打者にストレートの四球。まず、これが良くなかった。しかし、それ以上に関西大の慌てだし方が気になった。内野陣が、マウンド上の田辺に声を掛けに行くのは悪いことではないのだが、田辺を落ち着かせるというよりも自身の気を落ち着かせたいような感じ。これは、ここ数シーズン、勝ち慣れていない関西大の弱さだ。だから、ピッと、集まれずに各自がマチマチのタイミングであったのだ。逆にこれで田辺のリズムが狂ったように思う。
その後、犠打、見逃し三振で、田辺は二死走者2、3塁にするが、高目の甘いカーブを痛打されて中越えの三塁打(外野手も前進守備、あまり良い当たりではなかったが)を食らう。これで同点。さらに打ち取ったかと思われた平凡な遊ゴロを、守備には安定感のあるはずの主将・石井浩司内野手がファンブルして逆転される。結局、これが決勝点となり、4−3で同志社大の逆転勝ちとなった。
「勝ち急いで、周囲がフワフワしたらアカン」
ということを再認識。
実は、この幕切れを敗戦投手になってしまった田辺の父親と一緒に観ていたのだが…。
特に、今シーズンより。球場で連盟委員、各校野球部員、監督、コーチ、関係者など。そして、この日記にも再三のように書いているが、選手の父兄にも挨拶して貰えるようになったのは嬉しい限り。
また、ベタな営業好きな僕の努力で!???結構、日記を読んでくれている人も多いようなので、喜びも倍増。ただ、同志社大の吉川監督までもが読んでいるとは!!!
時折、関西学院大の本荘雅章監督や京都産業大の勝村法彦監督が読んでくれているのは耳にしていたけれども。
こりゃ、下手なこと、書けませんな(苦笑)。
>立命館大マネージャー各位
イヤーブック、ありがとうございました。
今後も何卒宜しくお願い致します。
>オリックス野球クラブ営業課・砂川廣樹
ゴメン、今日も砂川と会うたのに…。
日記に載せるタイミングを逸したわ(笑)。
まぁ、またの機会に。
関西大、負けたから凹んでいるんやろう!?
試合後、花木聡さんと森本鉄平が笑っていたで。
>近畿大・古谷純一
いつもありがとう。
君には本当、感謝、感謝。
平成7年のリーグ戦のスコアまで探して貰っちゃって。
また、メシ行きましょう。
>関西学院大・野本正明主務
人生、色々あるさ。
最初から上手く行ったら、後で苦労する訳よ。(自戒も込めて)
君のキャラならば、大丈夫だよ。
慌てず、流されず、ジックリと。
>関西大・田辺投手のお父様
お声を掛けて戴きまして、誠にありがとうございました。
昨日の結果は非常に残念でしたが…。
長いスパンで見れば、田辺投手の今後の糧になるように思います。
今後も何卒宜しくお願い申し上げます。
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