スポーツライターという仕事柄、新聞記事のスクラップを作るという作業は必須であるようだ。
 しかしながら、スポーツ新聞だけでも情報量は膨大に溢れている。しかも、新聞の表裏に残しておきたい記事がある場合は困ってしまう。余程のことがない限り、コピーを取ろうとまでは思わんしね。

 という訳で、僕は今年から開き直った。必要最小限の記事のみをスクラップしようと。
 野球に関して言えば、対象はアマチュア野球に絞る。アマチュア野球の記事が新聞の表裏にまたがるということは、まずあり得へん。ベタ記事(10〜20行程度の雑感)が主で、あとはテーブルスコアか特記事項(記録達成や日程変更)くらい。これに見聞きした情報のメモ書きを添えれば、それなりに充実して来るもの。これまでにペタペタと、ノートに貼り付けるだけで疲れ果て、満足していたものよりは正しい!?スクラップになる。
 あとは、早く作業に移す。スクラップ程、溜めてしまうことで億劫になるものはない。とにもかくにも、スポーツ新聞を読み終えたら、即スクラップ。今のところ、何とか実践出来ている次第。

 プロ野球の記事に関しては『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)の“Weekly Game Results”、“Weekly Record File”、“編集部選定Weekly MIP”でカバー。これで大体の流れが分かるはずと思っている。


 最近、後藤武敏内野手(ライオンズ)が良い働きをしている。
 先日も大阪ドームのバファローズ−ライオンズでも代打で出場して、結果は右飛。でも、打席での集中力が半端ではなかった。食らい付いて、食らい付いて、10球くらいファウルで粘っていた。(この試合はスコアを付けておらず)
 だけど、いつまで『松坂世代』と、呼び続けるんやろうね?個人的にこの呼称はあまり好きでない。松坂大輔投手(ライオンズ)はメチャクチャ認めているけれども。


 野茂英雄投手(ドジャース)がジャイアンツ戦でメジャーリーグ通算100勝を達成。
 思えば、僕が就職活動をしている時。野茂の活躍で、スポーツ新聞社で英会話の試験を受けた記憶がある。スゴイよなぁ、厳しいメジャーリーグの舞台で、まだ一線級のバリバリ。今シーズンなんか開幕投手まで務めているんやもん。ただただ頭が下がる。


 4月6日に行なわれたMotoGP開幕戦(鈴鹿サーキット)での転倒事故で負傷。意識が戻らぬまま2輪レーサー・加藤大治郎が帰らぬ人となった。合掌。
 僕はあまりモータースポーツには詳しくないのだが、加藤の顔と名前。そして、実力者であるということだけは辛うじて理解していた。
 事故のことは、とあるサイトでの知人のカキコで知る。
 また、『Number』(文藝春秋)の《緊急メッセージ・加藤大治郎のいないサーキットなんて》も読んでいただけに、気掛かりであった。尚、加藤は子供(第二子、長女)が生まれたばかり…。
 私的なことではあるが、僕が会社でサラリーマンをしていた頃に仲の良かった同期(配属支店も一緒)も同じような運命(彼は急性心筋梗塞による病死、享年25歳)を辿った。なぜ、そんな目に遭ってしまうのだろう?苦労しながらも、本当の幸福をこれから掴もうとしているのに。胸が痛むよ…。

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