まず、高津臣吾投手(スワローズ)の偉業を褒め称えたい。
 一口に“230セーブ達成日本新記録”とは言うが、スゴイ数字である。僕だって、この日記を230日も書いていない。←次元、違いすぎやん(苦笑)。
 クローザーとして、来る日も、来る日もマウンドに上がる。肉体的疲労は勿論、精神的重圧。殊に、勝試合を引っ繰り返された時。結果的に、高津以前に投げていた投手の勝ち星を消してしまった場合は普通の精神状態ではいられないはずだ。
 昨年頃から、僕は
「高津の神通力も落ちて来たなぁ」
 と、感じていたものだが、撤回。激務に耐えながらの記録達成には頭が下がる。今後も地道に記録を伸ばして行って欲しい。
 しかし、不思議なものだ。高津はスワローズ入団当時、3位指名(90年秋)の評価も
「えっ、マジで!???」
 というようなリアクション。寝耳に水であったと聞く。
 この年の注目選手は高津と亜細亜大で同期のエース・小池秀郎投手(オリオンズの1位指名拒否、→松下電器→バファローズ→ドラゴンズ→バファローズ)、前年にホークス入りを拒否した元木大介内野手(ジャイアンツ)に始まり、岡林洋一投手(スワローズ)、湯舟敏郎投手(タイガース→バファローズ)、関川浩一捕手(当時、現外野手、タイガース→ドラゴンズ)、長谷川滋利投手(ブルーウェーブ→マリナーズ)など…。非常に豪華な面々。実は、今の高津の大活躍に驚いているのは、スワローズの編成(スカウト)やったりしてね。


 ブルーウェーブが石毛宏典監督を電撃解任。シーズンが始まって、僅か20試合での決断は納得が行くような?行かないような?
 確かに、監督の責任もあるだろうが、野球は根本的に選手がやるものだ。監督を代えて、勝てるチームに変貌するのならば、苦労はない。ブルーウェーブにとって、この解任劇がプラスになるようにはあまり思えない。
 それはフロント主導と言われながらも、コーチングスタッフにも石毛の引き連れて来た顔ぶれも数人、見当たることも関係。今シーズン終了まではリリースされることはないと思うが、シーズンオフには…。なんとも不安で、複雑な心境のままペナントレースを戦わなければならないはずだ。

 新監督には打撃コーチを務めていたレオン・リーが就任。これで、パ・リーグは外国人監督が2人になるんやね。
 レオンの新監督決定にあたっての経緯や内情は全く分からないので憶測になってしまうが…。暫定的な意味合いが強いように感じる。もう水面下では次の監督候補を探しているのではないか?
 と、ここで大胆予想!?(無責任発言???)ハズレた時は
「スミマセンでした」
 で済む話しだと思うので…。
 僕的にはブルーウェーブの次期監督の本命は田尾安志(野球評論家)だと睨んでいる。
 前監督の仰木彬は呼ばない(呼べない)と思うし、他にこれといった候補者が思い浮かばない。“阪急ブレーブスOB”にもこだわらなさそうやしね。
 そこで、浮かび上がるのが田尾。ドラゴンズ→ライオンズ→タイガースと、ブレーブス、ブルーウェーブでプレーはしていないけれども、関西色(大阪出身)が強いうえにソフトなイメージ。また、評論家としての良し悪しを判断する材料にはならないが、シーズン前の順位予想だけはよく当たっている。
 そして、何よりも求められるのは指導者としての経験、力量なのだが。田尾は全日本代表チームで打撃コーチを務めたりしていて、その手腕は高評価されているようだ。田尾自身も監督業には就いてみたいと思っているやろうし。
 こんな根拠やけれども、なんか田尾に決まりそうな気がするなぁ。

 余談ながら、対抗は蓑田浩二。チームのしがらみがなければ、中村勝広、三村敏之、大島康徳あたりが穴になりそう。みんな監督経験者やしね。
 大穴はサーパスの縁で、東尾修!!!???高配当でっせ(笑)。←どうしても話しがそっち(ギャンブル系)へ行ってしまう…。
 鉄人・衣笠祥雄の監督も観たいなぁ。落合博満、門田博光の線はないでしょう。そうそう、中畑清は絶対にあり得へんわな。だって、石毛の先輩(駒沢大時代)やもん。
 マスターズリーグでの健在ぶりで“モーやん”こと小川享はいかがでしょう?ブルーウェーブの選手の打撃フォームがグニャングニャンになるはず。それはそれで観てみたい。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索