僕が書きたいモノ(改訂版)
2003年4月26日 以前にも書いたことがあるが、僕は体系的に文章を習ったことがない。だから、実は…自信がない。仮にもプロという立場なので、このようなことを公言してはイケナイんやけれどもね。
この職業に就いてからは勉強になるので、同業他者の書いたモノは気に掛けているし、この日記を書き始めてからは他人の日記もよく目にするようになった。(残念なことに読書量は減っていますが…)
「なんで、この人はこんなに巧い文章が書けるんやろう?」
正直、嫉妬を覚えることも多い。
ボキャブラリーが貧困。これが僕の最大の悩み。
頻繁に用いる好きなフレーズ、モノカキとしての型と言えば、聞こえは良いが…。無意識に使ってしまっているというのが実情である。(この日記なんかはヒドイもの…)
これは現在、書き溜めたモノを整理しているので、よく分かる。
「おいおい、またかいな…その文章の締め(嘆)」
そのようにツッコミを入れるのも疲れて来た。
他には、校正能力に欠けるのも問題。
言い訳になってしまうが…パソコンの画面で文章を作成していると、非常に視野が狭くなる。また、ミスタッチや同音異義語の文字変換に対する感覚も鈍くなる弊害が。
まぁ、逆に、パソコンだからこそ、カット、ペースト、コピーを多用して、パズルのように文章を繋げることが出来る利点もある。この時代でなかったら、僕はモノカキにはなれなかったはずだ。
あと、ついでに句読点でも迷う時がある…。
ただ、才覚がないとは思わない(ようにしている)。
ありがたいことに、こんな僕にも仕事の依頼があるうえに週刊誌で連載まで持たせて貰っている。そして、駄日記ながらも毎日、楽しみに!?目を通してくれる人もいる。それで
「僕には才覚がない」
と、宣言してしまうのは、失礼になってしまうからだ。
一応、僕の文章はリズムが良いらしい。これは本当によく言われる。でも、多少の意識はあっても、僕自身は気付いていない。不思議なものである。長所って、こんなものなんかな!?
先日―。
『Number』(文藝春秋)にて、僕の大好きなスポーツライター・石田雄太がまとめたイチロー(マリナーズ)×アレックス・ロドリゲス(レンジャーズ)の対談を読んだのと、『こんなプロ野球が見たい』(学陽書房)を読み始めたので、メールを送った。すると、すぐに返信が。
島尻さんの原稿も、拝読しております。
独特の、選手に対する“愛”が溢れた視線を感じて、とても興味深く読んでおります。
丁寧なメールの後半部に、このような言葉があった。
多少の気遣いも感じられたが、このように感じて貰えるのは素直に嬉しいもの。
恐らく、この仕事を続ける限り。自身の文章力や表現力に自問自答することであろう。
ただ、その成長が遅くとも、稚拙であっても。いつまでも忘れることなく、根底には“愛”が溢れるモノを書いて行きたい。
スポーツへの“愛”
野球への“愛”
選手への“愛”
そして、我が分身である作品への“愛”
このような日記を書くつもりはなかったんやけれどもなぁ。
まぁ、こんな日もあるか(苦笑)。
5月7日売りの『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)に掲載される
《夢追人》この一球に想いを込めて(岡本晃投手/バファローズ)
の校正も無事に終わる。
色々と、資料などを揃えて下さった佐藤康夫(ベースボールマガジン社)に感謝である。
そして、何よりも。
シーズン中にも拘わらず、時間を割いてくれた岡本に大感謝。
この職業に就いてからは勉強になるので、同業他者の書いたモノは気に掛けているし、この日記を書き始めてからは他人の日記もよく目にするようになった。(残念なことに読書量は減っていますが…)
「なんで、この人はこんなに巧い文章が書けるんやろう?」
正直、嫉妬を覚えることも多い。
ボキャブラリーが貧困。これが僕の最大の悩み。
頻繁に用いる好きなフレーズ、モノカキとしての型と言えば、聞こえは良いが…。無意識に使ってしまっているというのが実情である。(この日記なんかはヒドイもの…)
これは現在、書き溜めたモノを整理しているので、よく分かる。
「おいおい、またかいな…その文章の締め(嘆)」
そのようにツッコミを入れるのも疲れて来た。
他には、校正能力に欠けるのも問題。
言い訳になってしまうが…パソコンの画面で文章を作成していると、非常に視野が狭くなる。また、ミスタッチや同音異義語の文字変換に対する感覚も鈍くなる弊害が。
まぁ、逆に、パソコンだからこそ、カット、ペースト、コピーを多用して、パズルのように文章を繋げることが出来る利点もある。この時代でなかったら、僕はモノカキにはなれなかったはずだ。
あと、ついでに句読点でも迷う時がある…。
ただ、才覚がないとは思わない(ようにしている)。
ありがたいことに、こんな僕にも仕事の依頼があるうえに週刊誌で連載まで持たせて貰っている。そして、駄日記ながらも毎日、楽しみに!?目を通してくれる人もいる。それで
「僕には才覚がない」
と、宣言してしまうのは、失礼になってしまうからだ。
一応、僕の文章はリズムが良いらしい。これは本当によく言われる。でも、多少の意識はあっても、僕自身は気付いていない。不思議なものである。長所って、こんなものなんかな!?
先日―。
『Number』(文藝春秋)にて、僕の大好きなスポーツライター・石田雄太がまとめたイチロー(マリナーズ)×アレックス・ロドリゲス(レンジャーズ)の対談を読んだのと、『こんなプロ野球が見たい』(学陽書房)を読み始めたので、メールを送った。すると、すぐに返信が。
島尻さんの原稿も、拝読しております。
独特の、選手に対する“愛”が溢れた視線を感じて、とても興味深く読んでおります。
丁寧なメールの後半部に、このような言葉があった。
多少の気遣いも感じられたが、このように感じて貰えるのは素直に嬉しいもの。
恐らく、この仕事を続ける限り。自身の文章力や表現力に自問自答することであろう。
ただ、その成長が遅くとも、稚拙であっても。いつまでも忘れることなく、根底には“愛”が溢れるモノを書いて行きたい。
スポーツへの“愛”
野球への“愛”
選手への“愛”
そして、我が分身である作品への“愛”
このような日記を書くつもりはなかったんやけれどもなぁ。
まぁ、こんな日もあるか(苦笑)。
5月7日売りの『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)に掲載される
《夢追人》この一球に想いを込めて(岡本晃投手/バファローズ)
の校正も無事に終わる。
色々と、資料などを揃えて下さった佐藤康夫(ベースボールマガジン社)に感謝である。
そして、何よりも。
シーズン中にも拘わらず、時間を割いてくれた岡本に大感謝。
コメント