分からんもんやねぇ的な1日
2003年4月28日 関西六大学リーグの“産龍戦”(京都産業大−龍谷大)を快晴の西京極球場にて観戦。
う〜ん、光っていたのは市来悟内野手(京都産業大)と本郷峻介内野手(龍谷大)。
市来は何とも言えない雰囲気があり、打席での見送り方(球の)がスゴク良い。ちょっと“こすり気味”やったけれども、球を追い掛けずにシッカリ回転。とてもルーキーには見えない。
本郷は大柄ながら、身のこなしが軽やか。試合の中では勿論、試合前のノックでもそれがよく分かる。足も速そうだし、打撃も高橋由伸外野手(ジャイアンツ)チックな感じで、柔らかい。あとは力強さかな。
試合の方は―。
1回表:京都産業大の攻撃、4番・岸俊之内野手の左翼線二塁打で先制。
今春の齋藤信介投手(龍谷大)は腕が前に出て来ない。だから、引っ掛かる球が多い。
4回裏:龍谷大の攻撃、射場和成内野手と本郷の適時打で2点を奪って、逆転。
6回表:京都産業大の攻撃、竹内寛史内野手のバント安打を皮切りに、3本の安打を積み重ねて同点に追い付く。
8回表:京都産業大の攻撃、龍谷大の失策を足掛かりに二死走者2塁。だが、救援の下口哲也を攻略出来ずに無得点。
9回裏:龍谷大の攻撃、遊撃手の失策、犠打、敬遠策、パスボール、敬遠策。一死満塁でサヨナラの好機も、槙原伸匡内野手の打球は二塁手の真正面で4−2−3のホームゲッツー…。延長戦に突入する。
11回表:京都産業大の攻撃、一死後、市来が右前安打。内野ゴロを挟んだ後に死球で、二死1、2塁。ここで、本来は5番を打つ代打・堀裕之内野手の登場。下口の外角ストレートを叩くと、打球は速い球足で中堅前へ。だが、2塁走者・市来のスタートが良くなかった。龍谷大の中堅手・川原功久外野手が捕球態勢に入ろうとした時、まだ三塁キャンバスを回っていない。三塁ベースコーチは本塁突入を指示するが、タイミングは完全にアウト。でも、ここで“まさか”である。守備には定評のある川原が打球に触れることなく後逸。記録はワンヒットワンエラー。打球は転々と、センターフェンス際まで転がり、打者走者の堀までもが本塁生還。幸運な3得点を挙げた。
12回表:龍谷大の攻撃、失策で走者を出すも、最後の打者・本郷が見逃しの三球三振で試合終了。(ちょっとボールっぽかったけれどもな、外角いっぱい)京都産業大の森田竜平投手は緩い球を効果的に使い、完投勝利。今シーズン4勝目となり、山下永吉投手(大阪学院大)に並ぶ。
分からんもんやねぇ。ホームゲッツーに名手の後逸。野球の恐さと面白さを再認識した1日。
「我慢に、我慢を重ねての代打・堀でした。川原君が逸らしたんは予想外だったけれども、堀が見事に、ベンチの期待に応えてくれました」
とは、試合後の京都産業大・勝村法彦監督の弁。
尚、余談ながら、勝村監督の試合前ノックはメッチャ巧かった。
試合後、光原逸裕投手(京都産業大→JR東海)や柿内康平(前・京都産業大主務)らと話す。みんな、礼儀正しくて良い子たちだ。
また、
「こんなはずじゃなかった。悔しいっす。次こそ頑張りますよ。同志社大の渡辺君(亮投手)にも負けたくないですから」
齋藤はアイシングをしながら、わざわざ!?僕の姿を探してくれた。
「1本は出たんですけれども…」
射場も渋い顔。
この敗戦で、ますます苦しくなった(優勝争いから脱落しそう)龍谷大。でも、今日の戦いで真価が問われる。健闘を祈る。
帰りの電車は、ブルーウェーブ編成・小林晋哉と雑談。
色々な話しをしたが…昨秋のドラフト会議、自由獲得枠から見送られた某投手の話題で盛り上がる。
帰宅後、夕食を済ませ、ベッドに寝そべりながらプロ野球のナイター中継(ベイスターズ−ジャイアンツ)を観戦する。試合中盤まで、ベイスターズ・斎藤隆投手の好投で3−0と、ベイスターズ優勢を観つつも、僕は空腹が満たされたのと、昼間の疲れでしばしの“うたた寝”。嗚呼、心地良い。
ところが、目が覚ますと8回表二死で3−3になっているではないか。しかも、尚もジャイアンツの攻撃は続き、計10得点のビッグイニング…。これまた、分からんもんやねぇ、野球って。
スポーツライターの島尻譲〜
野球を観てぇ
分からんもんやねぇ〜と、思った1日
↑『世界ウルルン滞在記』(TBS系)のナレーション・下條アトム風に…。
メディアプルポ・松本より、再度、メール。
内容は“野球様”開催の件。討論しなければイケナイ議題は山積みのようである。
差し当たり、僕も思い付いた議題数点と出席の旨を返信。
それでも、飽き足らずに…。
放送作家・森脇尚志のHP(http://lovemac.gaiax.com/home/morimori/main)掲示板にカキコ。
恐らく、5月2日の夜。野球狂による“野球様”の宴は梅田で熱く燃えるはずっ!良かった、日記のネタにもなる(笑)。
4月25日の日記に書いた件。谷澤健一(野球評論家)も候補に挙げておきます。
う〜ん、光っていたのは市来悟内野手(京都産業大)と本郷峻介内野手(龍谷大)。
市来は何とも言えない雰囲気があり、打席での見送り方(球の)がスゴク良い。ちょっと“こすり気味”やったけれども、球を追い掛けずにシッカリ回転。とてもルーキーには見えない。
本郷は大柄ながら、身のこなしが軽やか。試合の中では勿論、試合前のノックでもそれがよく分かる。足も速そうだし、打撃も高橋由伸外野手(ジャイアンツ)チックな感じで、柔らかい。あとは力強さかな。
試合の方は―。
1回表:京都産業大の攻撃、4番・岸俊之内野手の左翼線二塁打で先制。
今春の齋藤信介投手(龍谷大)は腕が前に出て来ない。だから、引っ掛かる球が多い。
4回裏:龍谷大の攻撃、射場和成内野手と本郷の適時打で2点を奪って、逆転。
6回表:京都産業大の攻撃、竹内寛史内野手のバント安打を皮切りに、3本の安打を積み重ねて同点に追い付く。
8回表:京都産業大の攻撃、龍谷大の失策を足掛かりに二死走者2塁。だが、救援の下口哲也を攻略出来ずに無得点。
9回裏:龍谷大の攻撃、遊撃手の失策、犠打、敬遠策、パスボール、敬遠策。一死満塁でサヨナラの好機も、槙原伸匡内野手の打球は二塁手の真正面で4−2−3のホームゲッツー…。延長戦に突入する。
11回表:京都産業大の攻撃、一死後、市来が右前安打。内野ゴロを挟んだ後に死球で、二死1、2塁。ここで、本来は5番を打つ代打・堀裕之内野手の登場。下口の外角ストレートを叩くと、打球は速い球足で中堅前へ。だが、2塁走者・市来のスタートが良くなかった。龍谷大の中堅手・川原功久外野手が捕球態勢に入ろうとした時、まだ三塁キャンバスを回っていない。三塁ベースコーチは本塁突入を指示するが、タイミングは完全にアウト。でも、ここで“まさか”である。守備には定評のある川原が打球に触れることなく後逸。記録はワンヒットワンエラー。打球は転々と、センターフェンス際まで転がり、打者走者の堀までもが本塁生還。幸運な3得点を挙げた。
12回表:龍谷大の攻撃、失策で走者を出すも、最後の打者・本郷が見逃しの三球三振で試合終了。(ちょっとボールっぽかったけれどもな、外角いっぱい)京都産業大の森田竜平投手は緩い球を効果的に使い、完投勝利。今シーズン4勝目となり、山下永吉投手(大阪学院大)に並ぶ。
分からんもんやねぇ。ホームゲッツーに名手の後逸。野球の恐さと面白さを再認識した1日。
「我慢に、我慢を重ねての代打・堀でした。川原君が逸らしたんは予想外だったけれども、堀が見事に、ベンチの期待に応えてくれました」
とは、試合後の京都産業大・勝村法彦監督の弁。
尚、余談ながら、勝村監督の試合前ノックはメッチャ巧かった。
試合後、光原逸裕投手(京都産業大→JR東海)や柿内康平(前・京都産業大主務)らと話す。みんな、礼儀正しくて良い子たちだ。
また、
「こんなはずじゃなかった。悔しいっす。次こそ頑張りますよ。同志社大の渡辺君(亮投手)にも負けたくないですから」
齋藤はアイシングをしながら、わざわざ!?僕の姿を探してくれた。
「1本は出たんですけれども…」
射場も渋い顔。
この敗戦で、ますます苦しくなった(優勝争いから脱落しそう)龍谷大。でも、今日の戦いで真価が問われる。健闘を祈る。
帰りの電車は、ブルーウェーブ編成・小林晋哉と雑談。
色々な話しをしたが…昨秋のドラフト会議、自由獲得枠から見送られた某投手の話題で盛り上がる。
帰宅後、夕食を済ませ、ベッドに寝そべりながらプロ野球のナイター中継(ベイスターズ−ジャイアンツ)を観戦する。試合中盤まで、ベイスターズ・斎藤隆投手の好投で3−0と、ベイスターズ優勢を観つつも、僕は空腹が満たされたのと、昼間の疲れでしばしの“うたた寝”。嗚呼、心地良い。
ところが、目が覚ますと8回表二死で3−3になっているではないか。しかも、尚もジャイアンツの攻撃は続き、計10得点のビッグイニング…。これまた、分からんもんやねぇ、野球って。
スポーツライターの島尻譲〜
野球を観てぇ
分からんもんやねぇ〜と、思った1日
↑『世界ウルルン滞在記』(TBS系)のナレーション・下條アトム風に…。
メディアプルポ・松本より、再度、メール。
内容は“野球様”開催の件。討論しなければイケナイ議題は山積みのようである。
差し当たり、僕も思い付いた議題数点と出席の旨を返信。
それでも、飽き足らずに…。
放送作家・森脇尚志のHP(http://lovemac.gaiax.com/home/morimori/main)掲示板にカキコ。
恐らく、5月2日の夜。野球狂による“野球様”の宴は梅田で熱く燃えるはずっ!良かった、日記のネタにもなる(笑)。
4月25日の日記に書いた件。谷澤健一(野球評論家)も候補に挙げておきます。
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