プレーオフ案

2003年5月21日
 04年のシーズンより、パ・リーグのプレーオフ制導入が正式に決定した。
 シーズンの最後まで、白熱した優勝争いでファンサービスを、観客増員というのが狙い。
 以前、基本的に楽しみだ。と、書いたが…やっぱり、両手を挙げてという訳には行かない。

 そもそも、73〜82年の間に行なっていた前後期制は―。
 本来ならば、盛り上がるであろう夏場に後期の開幕。というような背景下で、主目的の観客増員に繋がらなかった。そして、プレーオフで勝てる保証はないけれども…前期優勝チームがプレーオフを睨み、後期は手の内を隠す、力を抜くというような風潮もあった。
(76、78年に阪急が前後期優勝を果たしたのみ)

 今回の新プレーオフ案は、
?ペナントレースを140試合→135試合にして、1位、2位、3位チームがプレーオフへの出場権を得る
?まずは2位、3位チームが3試合制(2戦先勝)のプレーオフ
?次に、2位、3位チームの勝者が1位チームと、5試合制(3戦先勝)のプレーオフ
?そして、その勝者がセ・リーグ覇者チームと、日本一を争う日本シリーズに
 というようなスタイルになる。

 これはメジャーリーグのスタイルに倣った訳であるが…チーム数も少ないし、ディビジョン(地区)分けもしていない日本プロ野球界に簡単に当てはめて良いものか?(『物憂げ野球日記』のシローさんも書いていたかな!?)

 また、ペナントレース1位チームの価値が希薄にもなる恐れもある。ましてや、
「3位でもチャンスあるやんか」
 と、前後期制時と似たような戦いだけは観たくない。

 あと、上位チームにアドバンテージがあるような本拠地球場の使用割り振りがなされるようだが、どこまでアドバンテージなのか分からないし(メジャーリーグのようなホーム&アウェイの意識ではないだろうし)、上位チームの試合間隔が空くことで、調整の難しさという問題も生じる。

 ということで、ハンディをもっと付けるべき。例えば、2戦先勝、3戦先勝であっても、下位チームは負けた時点で“ジ・エンド”になるみたいな。それくらいはやって欲しい。

 まぁ、グチャグチャと、論ずるよりも。まずはパ・リーグの意気込み。現状を打破しようとする姿を感じることにしよう。


>U君
Happy Birthday!なのです。
最近、連絡ないけどさぁ…。
まぁ、オメデトさん。
お互い、輝かしい30代にしましょう。
僕も20代、残り僅かやわ。

>ベースボールマガジン社・小林君(これまた同級生)
色々と、情報提供ありがとうなのです。
《夢追人》楽しみにしています♪

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索