今度は(訂正済)

2003年5月22日
 細かく書き始めたら長くなることは必至。であるから…サクッと!???

 阪神甲子園球場にタイガース×カープを観に行く。仕事というよりは応援だ。それは、カープの先発が広池浩司投手だったからである。

 この日記でも再三のように書いているが、広池は僕の高校時代のチームメート。関西在住の立教仲間・窪田哲也、中村健太郎(奥さんのヒロミちゃん同伴)も駆け付け、三塁側オレンジシートで広池の一挙手一投足に湧く。

 1回表、カープは新井貴浩内野手の適時打で先制。一軍での先発経験が少ない広池には大きな1点であった。
 1回裏、不安視された立ち上がりであったが、広池は上々の立ち上がり。でも、変化球が多く、かわしているような感じ。そして、2回裏、桧山進次郎外野手に中前打を食らった後…片岡篤史内野手に甘〜く入ったストレートを右翼スタンドに運ばれる(ツーラン本塁打)痛恨の一球。
 その後、広池はストレート主体の配球に切り替え、好調のタイガース打線を抑える。
「そうそう、ストレートありきやで」
 僕、窪田、健太郎は大ハシャギ。ただ、オレンジシートと言えども、周囲は黄色、白色、黒色のメガホンばかり。って、満員の甲子園…カープファンは三塁アルプスに少しと、左翼外野席にごく一部(左翼フェンス看板のダイハツ、マスプロ、デサント近辺の“スクワット隊”)だけ。でも、そんなことは関係なかった。

 6回裏、広池は自滅。3巡目のタイガース打線を警戒しすぎたのか、四球を連発する。どうにか二死満塁までこぎ付けたものの、ジョージ・アリアス内野手に押し出し四球を与えてしまう…。そこで、北別府学投手コーチがマウンドへ(この回、2度目)行き、山本浩二監督が投手交代を告げたので広池は無念の降板。歓声とメガホンが鳴り響く中、僕らは
「あ〜〜〜〜っ」
 と、大きく溜息を。

 結局、試合は1×7でタイガースが快勝。残念ながら、広池は敗戦投手になった。だけど、家路に着く僕らの興奮は冷めない。
「スゴイよな、甲子園で野球やっていたんだぜ」
「しかも先発投手やもんな」
「タイガースファンばかりの中、マウンドに立つのって、どんな気分なんやろう?」
「あんまり気分は良くないだろうけれども、プロ野球選手になったからこそ経験出来る特権やな。羨ましすぎるわ」
 そして、最後に。職場からすっ飛んで来た、スーツ姿の窪田が一言。
「俺、今日、観に来て本当に良かったよ。なんか広池を尊敬出来たし、勇気を貰った気がする」
 それに対して、僕と健太郎は何も応えず。だが、窪田の発言を無視した訳ではない。窪田と同じように広池を誇りに思い、非常に元気付けられた。全く同感だったからに違いない。

 勝負の世界、勝つに越したことはない。しかし、僕が常々、述べているように。それだけが全てではない。敗者・広池を観て、得るものだってある。やっぱり、野球って、素晴らしい。素晴らしすぎる。

 だけど、今度は勝てよなぁ。ファーム(二軍)時と同様、もっと腕を振ってさぁ。期待しているぞ、広池!!


>健太郎
沖縄土産、Thank you so much!
可愛い嫁さん、大事にしろよ。
明日の早番、頑張れよ。
関空の平和を守ってくれよ。
JAL、安くしてくれよ!??って、あんまり飛行機に乗る機会ないけど(苦笑)。
また、近々、会いましょう。

>窪田
近所に住んでいるのに久々やったね。
新しい仕事、慣れたかな?
甲子園口か西宮北口で一杯やろうなぁ。

※今週の『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)に近畿大・糸井嘉男投手の記事を寄稿したのだけれども、プロフィールに誤りが…。
×右投右打
○右投左打

実は、幾つかのスポーツ紙が“右投右打”と、書いているんですよね…。
だから、メールでちゃんと“右投左打”って、しておいたのにぃ…。
紛れもなく、糸井は左打。何度も目前で観ているんやから、間違いない。(両打でもない)
糸井君をはじめ、榎本保監督、島和也マネージャー。及び関係者の方々。申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます

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