天才に学ぶ

2003年6月8日
 よくあることだが…時折、野球日記の主旨から外れてしまう。

 僕は現在、あるものにハマっている。それは手塚治虫の漫画。
 幼少時から、手塚漫画は大好きであった。特に、『ブラック・ジャック』は何度も読み返したくらいだ。

 昨日は『アドルフに告ぐ』を読んだ。大学時代に読破したことがある作品だが、面白さは不変。いや、僕も少しは人生経験を積んだので、より味わい深いものに。

 手塚漫画で最も何を感じ取ることが出来るか?これは各自の主観が異なるので、一概に言い切れないが。僕的には“人間臭さ”が堪らない。様々な背景やテーマの中で、人間(アトムはロボットやけれどもね)の持つ強さ、弱さの葛藤。完全でないというところが自己投影に繋がり易いのかも知れない。そして、何よりも。どんな登場人物も根底に優しさを抱えている。

 とにかく手塚の“天才ぶり”を改めて、痛感した次第。分野も違うし、僕の才能は到底、手塚の域には及ばない。でも、学ぶべきところはたくさんある。その成果を少しでも反映させたいものだ。無意識にね。

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