“近畿の雄”大敗
2003年6月12日 雨の為、1戦目10:00開始が…様子を見るとのことで1時間遅れに。
たいして天候に変化はなかったが、奈良産業大(近畿学生)×東亜大(中国地区)はプレーボールした。
奈良産業大のエース・大島一也投手は昨秋からリーグ戦で、50イニング連続無失点という、右手スリークォーターの好投手。140?を超えるストレートは重そうで、カットボールも効果的。だが、中盤で体が一塁側に倒れ始めてから、抜け球が多くなる。そこを攻められて、まさかの大量失点に繋がり、1×11の6回コールドゲームに終わる。
奈良産業大・藤原忠理監督は
「経験のなさ。力不足。投手の一人相撲。瀬戸際のプレーが出来ない。悪天候は関係ない」
と、コメント。
大島は
「東亜大は野球が巧かった。ボール球を振ってくれない。気負いはなかったけれども、悪天候によるマウンドのぬかるみが気になった。特に、軸足で踏ん張れなかった。でも、相手も同じ条件ですから」
若干、藤原監督のコメントと食い違う部分はあったけれども、それがプレーする選手の本音なのか?言い訳なのか?
2戦目は札幌大(札幌学生)×静岡産業大(東海地区大学)。
ゆっくり観たかったのだけれども、近畿大の試合前取材や在阪新聞記者と情報交換。また、田中雅彦捕手(近畿大)の取材に来ていた長島三奈に挨拶していたので。正直、ほとんど観ていない…(>_<)
試合結果は11×1で、札幌大の勝利。
札幌大が20安打(1試合チーム最多安打、大会タイ記録)、池野康史外野手(札幌大)が4盗塁(1試合最多盗塁、大会タイ記録)が特記事項といったところ。
そして、3戦目の近畿大(関西学生)×九州共立大(福岡六大学)。
大会1回戦屈指の好カードと前評判も高く、注目が集まった試合。悪天候にも関わらず、プロ注目の糸井嘉男投手(近畿大)と馬原孝浩投手(九州共立大)の投げ合いが観られるということもあって、多くの学生野球ファンも神宮に駆け付けていたのだが、結末はあまりにも予想外。
「昨年は5失策で初戦敗退。今年は9回までも野球をやらせて貰えない始末。ホンマにお恥ずかしい限り。申し訳ないです」
近畿大・榎本保監督が深々と、頭を下げたように0×14の5回コールドゲーム。近畿大の大会でのコールド負けは第6回(57年、対関西大)以来で、14失点はチーム最多失点である。
既に、新聞報道などもあるので、敢えて試合展開の詳細には触れない。まぁ、野球という勝負事の恐さとでも言えば良いのか。このような経験をしたことのない近畿大ベンチの様子が痛々しかった。榎本監督も指示の出しようがない。ナインに檄を飛ばす、主将・田中の大声が虚しくグラウンドに響くばかり。
この試合後、囲み取材時に。ちょっとしたハプニングが発生。ある意味、ビッグニュース。ただ、こればかりは今は書けない。僕が覚えていたら、年末にでも書きたいと思う。
夜、ライオンズ担当・小林光男(ベースボールマガジン社)と水道橋で食事。ホテルに戻ってから、大学時代のチームメート・橋本隆之と軽く一杯やってから、『あぶさん』へ。同業者の衛藤雅美、久々に会う村林隆志。そして、村林を介して知人になった青木崇泰。また、沖縄からやって来た団体とも盛り上がる。夜が終わらん…。
たいして天候に変化はなかったが、奈良産業大(近畿学生)×東亜大(中国地区)はプレーボールした。
奈良産業大のエース・大島一也投手は昨秋からリーグ戦で、50イニング連続無失点という、右手スリークォーターの好投手。140?を超えるストレートは重そうで、カットボールも効果的。だが、中盤で体が一塁側に倒れ始めてから、抜け球が多くなる。そこを攻められて、まさかの大量失点に繋がり、1×11の6回コールドゲームに終わる。
奈良産業大・藤原忠理監督は
「経験のなさ。力不足。投手の一人相撲。瀬戸際のプレーが出来ない。悪天候は関係ない」
と、コメント。
大島は
「東亜大は野球が巧かった。ボール球を振ってくれない。気負いはなかったけれども、悪天候によるマウンドのぬかるみが気になった。特に、軸足で踏ん張れなかった。でも、相手も同じ条件ですから」
若干、藤原監督のコメントと食い違う部分はあったけれども、それがプレーする選手の本音なのか?言い訳なのか?
2戦目は札幌大(札幌学生)×静岡産業大(東海地区大学)。
ゆっくり観たかったのだけれども、近畿大の試合前取材や在阪新聞記者と情報交換。また、田中雅彦捕手(近畿大)の取材に来ていた長島三奈に挨拶していたので。正直、ほとんど観ていない…(>_<)
試合結果は11×1で、札幌大の勝利。
札幌大が20安打(1試合チーム最多安打、大会タイ記録)、池野康史外野手(札幌大)が4盗塁(1試合最多盗塁、大会タイ記録)が特記事項といったところ。
そして、3戦目の近畿大(関西学生)×九州共立大(福岡六大学)。
大会1回戦屈指の好カードと前評判も高く、注目が集まった試合。悪天候にも関わらず、プロ注目の糸井嘉男投手(近畿大)と馬原孝浩投手(九州共立大)の投げ合いが観られるということもあって、多くの学生野球ファンも神宮に駆け付けていたのだが、結末はあまりにも予想外。
「昨年は5失策で初戦敗退。今年は9回までも野球をやらせて貰えない始末。ホンマにお恥ずかしい限り。申し訳ないです」
近畿大・榎本保監督が深々と、頭を下げたように0×14の5回コールドゲーム。近畿大の大会でのコールド負けは第6回(57年、対関西大)以来で、14失点はチーム最多失点である。
既に、新聞報道などもあるので、敢えて試合展開の詳細には触れない。まぁ、野球という勝負事の恐さとでも言えば良いのか。このような経験をしたことのない近畿大ベンチの様子が痛々しかった。榎本監督も指示の出しようがない。ナインに檄を飛ばす、主将・田中の大声が虚しくグラウンドに響くばかり。
この試合後、囲み取材時に。ちょっとしたハプニングが発生。ある意味、ビッグニュース。ただ、こればかりは今は書けない。僕が覚えていたら、年末にでも書きたいと思う。
夜、ライオンズ担当・小林光男(ベースボールマガジン社)と水道橋で食事。ホテルに戻ってから、大学時代のチームメート・橋本隆之と軽く一杯やってから、『あぶさん』へ。同業者の衛藤雅美、久々に会う村林隆志。そして、村林を介して知人になった青木崇泰。また、沖縄からやって来た団体とも盛り上がる。夜が終わらん…。
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