関西5リーグ対抗戦/雑感?
2003年6月28日 アルコール分にドップリと、浸った状態で(苦笑)。行って来ました藤井寺球場。西宮からだと遠いなぁ…。
開会式中、中路將位(同志社大)、河内山洋一(立命館大)、白石和也(大阪経済大)のマネージャーが仲良く喋っている。
「あぁ、自分ら同回生(3回生)かぁ。通りで仲ええ訳や」
そう僕が言うと、中路が
「そうなんですよぉ。それに、自分と白石は高校も一緒(今治西高卒)ですからね。まぁ、白石の方が老けていますけど」
応える。
「ハハハ(笑)。まぁ、中路君は自称・イケメンやからな」
「自称じゃないですよ。相原(一紀外野手、関学大、今治西高卒)のオカンが言うてるだけなんですから。勘弁して下さいよ」
そのような他愛もないやり取りをしていたら開会式も終わってしまった。
尚、1試合目の近畿学生の4番DHで出場していた池内(阪南大)も今治西高で中路、白石と同期の主将。同じ釜の飯を食った仲間が違った環境で、様々な形で野球に接している。そして、時折、顔を合わす機会があるのは羨ましいことだ。
【1試合目】
関西六大学(勝村法彦監督、京都産業大)0×1近畿学生(藤原忠理監督、奈良産業大)
齋藤信介投手(龍谷大、関西六大学)★★★☆☆
投球回数4 被安打3 四死球0 奪三振3 失点、自責共に0
先発のマウンドに上がった齋藤。荒々しかった投球フォームが滑らかに。特に、腕の振りがスムーズになった印象を受ける。新球種(シンカーかな!?)習得にも励んでいるようで、カウント有利の時には放っていた。ただ、まだモノには出来ていない感じ。
右のサイドハンドだけに、横の変化だけでは厳しいし、左打者対策もあるのだろう。秋のリーグ戦の結果次第では、チャンスもあるように思える。牽制が巧かった。
大島一也投手(奈良産業大、近畿学生)★★★☆☆
投球回数5 被安打4 四球1 死球1 奪三振6 失点、自責共に0
神宮(第52回全日本大学選手権大会、対東亜大)では、悪天候の影響もあって満足でない投球内容であったが。
ストレートは140前半くらいかな。もうちょっと手元で伸びが欲しい。
本人が自信を持っているカットボールの威力は絶大。だけど、それに頼りすぎのようにも思えた。
三振も奪えるチェンジアップだが、腕の振りが変わってしまうのが残念。
金子和豊内野手(大阪商業大、関西六大学)★★★★☆
4打数2安打 打点0 得点0 死球1 盗塁1
関西六大学春季リーグの首位打者であるが、それと関係なくても注目に値する選手。
堅実な二塁守備で足も速い。そして、バットワークが秀逸。
適切な表現ではないかも知れないが…投手側の体の壁が出来ていて、テニス・プレーヤーがバックハンドでロブを上げるような動き。バットが最短距離で出る。
さらなる守備力、ベースランニングの向上。もっと力強い打球が打てるようになれば。2年後が非常に楽しみ。
増田雄紀投手(大阪経済大、関西六大学)★☆☆☆☆
投球回数2 被安打3 四死球0 奪三振1 失点、自責共に1
リーグでは実績、安定感のある投手。でも、春季リーグ戦から気になっていたのだが、腕が前に出て来ないで球筋がベタベタしている。キレが全くない。結果的に敗戦投手になってしまったことを抜きにしても。
「こんなもんだろう。まぁ、入学間もない頃からフル回転。疲労も溜まっているかも知れないけれどなぁ。あと、元々が体力的には恵まれていないタイプ。本人の意識とは別に、上級生になって、身も心も楽しているんじゃないの。グチャグチャ言われなくなるからさぁ。上積みどころか維持も出来ていないよ。この秋が勝負だろう」
と、某球団のスカウトの見解は厳しいものであった。
本来の小気味良い投球を取り戻して欲しい。
その他には、坂本直人外野手(奈良産業大、近畿学生)、広川宗大内野手(阪南大、近畿学生)あたりが魅力的やったかな。
【2試合目】
京滋大学(良川進監督、佛教大学)2×7阪神大学(中野和彦監督、大阪体育大)
富永健義外野手(佛教大、京滋大学)★★★★☆
5打数2安打 打点0 得点0 死球0 盗塁0
4番DHを任されてはいたが、典型的な中距離打者タイプ。コンパクトなスイングでライナー性の打球が持ち味のような印象を抱いた。
若いカウントから積極的に勝負する姿勢も良い。即プロはないだろうが!?社会人野球で順調に成長すれば面白い存在になるのではないか。守備力も観たかった。
梅原伸亮投手(京都学園大、京滋大学)★★★★☆
投球回数2 被安打1 四球1 死球0 奪三振0 失点、自責共に0
敗戦が濃厚となった7回から登板。野茂英雄投手(ドジャース)の“トルネード投法”と村田兆治(投手、元オリオンズ)“マサカリ投法”をミックスしたみたいな個性的な投球フォーム。(“トルカリ投法”もしくは“マサネード投法”!???)
また、走者を出した時のセットポジション(無走者時もセットポジションであるが)が山本昌投手(ドラゴンズ)よりもメジャーチックであった。
立ち上がりは不安定であったが、徐々に良くなる。力強い高目のストレートで、打者を封じ込むことが可能なスタイルは目を引いた。細かな制球力が向上すれば、もう一皮剥けるだろう。
その他には、大地大輔外野手(大阪体育大、阪神大学)、田中裕之内野手(大阪体育大、阪神大学)あたりも光っていた。
評価は、あくまでも僕個人の独断。また、満点にしていないのは、まだまだノビシロがある。と、期待を込めて。
開会式中、中路將位(同志社大)、河内山洋一(立命館大)、白石和也(大阪経済大)のマネージャーが仲良く喋っている。
「あぁ、自分ら同回生(3回生)かぁ。通りで仲ええ訳や」
そう僕が言うと、中路が
「そうなんですよぉ。それに、自分と白石は高校も一緒(今治西高卒)ですからね。まぁ、白石の方が老けていますけど」
応える。
「ハハハ(笑)。まぁ、中路君は自称・イケメンやからな」
「自称じゃないですよ。相原(一紀外野手、関学大、今治西高卒)のオカンが言うてるだけなんですから。勘弁して下さいよ」
そのような他愛もないやり取りをしていたら開会式も終わってしまった。
尚、1試合目の近畿学生の4番DHで出場していた池内(阪南大)も今治西高で中路、白石と同期の主将。同じ釜の飯を食った仲間が違った環境で、様々な形で野球に接している。そして、時折、顔を合わす機会があるのは羨ましいことだ。
【1試合目】
関西六大学(勝村法彦監督、京都産業大)0×1近畿学生(藤原忠理監督、奈良産業大)
齋藤信介投手(龍谷大、関西六大学)★★★☆☆
投球回数4 被安打3 四死球0 奪三振3 失点、自責共に0
先発のマウンドに上がった齋藤。荒々しかった投球フォームが滑らかに。特に、腕の振りがスムーズになった印象を受ける。新球種(シンカーかな!?)習得にも励んでいるようで、カウント有利の時には放っていた。ただ、まだモノには出来ていない感じ。
右のサイドハンドだけに、横の変化だけでは厳しいし、左打者対策もあるのだろう。秋のリーグ戦の結果次第では、チャンスもあるように思える。牽制が巧かった。
大島一也投手(奈良産業大、近畿学生)★★★☆☆
投球回数5 被安打4 四球1 死球1 奪三振6 失点、自責共に0
神宮(第52回全日本大学選手権大会、対東亜大)では、悪天候の影響もあって満足でない投球内容であったが。
ストレートは140前半くらいかな。もうちょっと手元で伸びが欲しい。
本人が自信を持っているカットボールの威力は絶大。だけど、それに頼りすぎのようにも思えた。
三振も奪えるチェンジアップだが、腕の振りが変わってしまうのが残念。
金子和豊内野手(大阪商業大、関西六大学)★★★★☆
4打数2安打 打点0 得点0 死球1 盗塁1
関西六大学春季リーグの首位打者であるが、それと関係なくても注目に値する選手。
堅実な二塁守備で足も速い。そして、バットワークが秀逸。
適切な表現ではないかも知れないが…投手側の体の壁が出来ていて、テニス・プレーヤーがバックハンドでロブを上げるような動き。バットが最短距離で出る。
さらなる守備力、ベースランニングの向上。もっと力強い打球が打てるようになれば。2年後が非常に楽しみ。
増田雄紀投手(大阪経済大、関西六大学)★☆☆☆☆
投球回数2 被安打3 四死球0 奪三振1 失点、自責共に1
リーグでは実績、安定感のある投手。でも、春季リーグ戦から気になっていたのだが、腕が前に出て来ないで球筋がベタベタしている。キレが全くない。結果的に敗戦投手になってしまったことを抜きにしても。
「こんなもんだろう。まぁ、入学間もない頃からフル回転。疲労も溜まっているかも知れないけれどなぁ。あと、元々が体力的には恵まれていないタイプ。本人の意識とは別に、上級生になって、身も心も楽しているんじゃないの。グチャグチャ言われなくなるからさぁ。上積みどころか維持も出来ていないよ。この秋が勝負だろう」
と、某球団のスカウトの見解は厳しいものであった。
本来の小気味良い投球を取り戻して欲しい。
その他には、坂本直人外野手(奈良産業大、近畿学生)、広川宗大内野手(阪南大、近畿学生)あたりが魅力的やったかな。
【2試合目】
京滋大学(良川進監督、佛教大学)2×7阪神大学(中野和彦監督、大阪体育大)
富永健義外野手(佛教大、京滋大学)★★★★☆
5打数2安打 打点0 得点0 死球0 盗塁0
4番DHを任されてはいたが、典型的な中距離打者タイプ。コンパクトなスイングでライナー性の打球が持ち味のような印象を抱いた。
若いカウントから積極的に勝負する姿勢も良い。即プロはないだろうが!?社会人野球で順調に成長すれば面白い存在になるのではないか。守備力も観たかった。
梅原伸亮投手(京都学園大、京滋大学)★★★★☆
投球回数2 被安打1 四球1 死球0 奪三振0 失点、自責共に0
敗戦が濃厚となった7回から登板。野茂英雄投手(ドジャース)の“トルネード投法”と村田兆治(投手、元オリオンズ)“マサカリ投法”をミックスしたみたいな個性的な投球フォーム。(“トルカリ投法”もしくは“マサネード投法”!???)
また、走者を出した時のセットポジション(無走者時もセットポジションであるが)が山本昌投手(ドラゴンズ)よりもメジャーチックであった。
立ち上がりは不安定であったが、徐々に良くなる。力強い高目のストレートで、打者を封じ込むことが可能なスタイルは目を引いた。細かな制球力が向上すれば、もう一皮剥けるだろう。
その他には、大地大輔外野手(大阪体育大、阪神大学)、田中裕之内野手(大阪体育大、阪神大学)あたりも光っていた。
評価は、あくまでも僕個人の独断。また、満点にしていないのは、まだまだノビシロがある。と、期待を込めて。
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