久々に社会人野球を観戦
2003年7月9日 昨日は久々に社会人野球を観戦。都市対抗野球大会の阪和地区第2代表決定戦(大阪ガス×日本生命)が大阪ドームで行なわれていた。
先に書くと、2×1で大阪ガスが勝利。第1代表のNTT西日本に続いて、東京ドーム行きの切符を手中に収める結果となった。
大阪ガスは序盤から、日本生命の先発・池田宏之投手から安打を積み重ねるが。主軸・澤多弘也外野手の2打席連続、DH出場・木下秀久外野手の犠打失敗で3併殺と、効率の悪い攻め。しかし、3回に田中洋平内野手、4回は栗栖敏内野手の適時タイムリーで2点を奪う。
かたや日本生命は12年目のベテラン・坂本健二投手の内外角を丁寧に突く投球の前に、凡打の山を築く。5回まで1死球のみの無安打。
坂本に疲れの見え始めた6回、この回の先頭打者・及川徹外野手が右翼席にソロ本塁打を放ったのが、チーム初ヒット。
7回も1死から、3連打で坂本を攻め立てるが、大阪ガスの中堅手・馬淵一志外野手(坂本と入社年同じの12年目)の好返球で得点出来ず。(送球時、やや引っ掛かり、三塁寄りに逸れたように感じたが。馬淵は自身の球筋を把握していたようで、ワンバウンド後に本塁とラインが合う)これが勝負の分かれ目となる。
8、9回は大阪ガスのエース格・山田幸二郎投手が好救援。打者を追い込んでからのフォークボールが非常に効果的であった。
まぁ、試合経過はともかく、僕なりの見解は。
まず、大阪ガスは監督(長野哲也監督→湯川素哉監督)が代わったせいもあるのか???チームカラーの変化を感じる。気持ちが前に出るプレーを好む傾向が見られた。前述の栗栖、馬淵らに加えて、小野和隆捕手、牧野光将外野手などがこれに該当する。特に、休部となった三菱自動車から転籍して来た岩本達也内野手のアグレッシブなプレーは、昨シーズンまでの正遊撃手・浦口雅広内野手(昨シーズン限りで引退)の淡々(良い意味で)としたスタイルとは好対照。ただ、僕の嫌う無意味なヘッドスライディング(4月17日の日記参照)が多かったのはどうかと思う。
日本生命は昨年、都市対抗の出場を逃した重圧や焦りが垣間見られる。堅い、淡白とは違うのだけれども、妙なチグハグ感を感じた。珍しくチームの世代交代が円滑に進んでいないような印象も受ける。
今秋ドラフト会議注目の佐藤充投手は、連投ながらも球速は140?台中盤を常時マーク。が、変化球を投げる際の(以前からも度々見受けられる)“今から変化球を投げますよぉ”的な雰囲気は抜けていない。そして、疲れもあるのだろうが…実際はそんなはずはないのだけれども、肘よりも手首が先に出て来るように感じられる腕の振りが気になった。(要するに腕の振りが遠い)だから、球が抜ける(シュート回転、フォークは完全に抜け流れていたもんなぁ)。また、それを抑えようと手先で細工するから引っ掛かるかのどちらか。手元で“ピュッ”と、伸びがない。(大阪ガスの山田は130?台後半のストレートながら、手元での伸びがある)
ネット裏で見守っていたプロ球団スカウト陣の佐藤への評価も
「頭(先発)で使えるのか?中(中継ぎ)で使えるのか?判断が微妙だなぁ」
という類のコメント。もしくは態度であった。
その他にもたくさん感想はあるのだが、社会人野球の良いところを再認識。それは走塁面。
大阪ガスの無意味なヘッドスライディングが多かったのは別として。
「セーフになるんだ!」
「ホームインするんだ!」
見せ掛けではない本気の全力疾走。足の速い、遅いは関係なく、打者走者、走者は絶対にスピードを緩めることがない。
「アウトになるだろう」
「多分、無理やな」
と、勝手に決め付けずに
「エラーするかも知れない」
「一つミスがあれば」
という姿勢が攻守共に緊張感の溢れたハイレベルなプレーに繋がっている。確実に、僕が観る機会の多い大学野球は勿論、プロ野球よりも走塁面での意識は高い。
よく高校野球も懸命な走塁をすると言われている。それは間違いではないし、否定するつもりはないが。社会人野球の走塁はもっと洗練された隙のないものである。必見だ。
大阪ドームでも色々な関係者に出会い、話しをする機会に恵まれたが。紙数の都合もあるので割愛させて貰う。
======================
遂にと言うか、やっぱりと言うべきなのか。早々に、タイガースにマジック点灯。
遅ればせながら、ジンバブエ野球会に入会した次第。年会費を支払う。7月27日、兵庫国際センターで行なわれる5周年を記念した集いにも。都合が合えば、参加したいものである。
あっ、母校(高校)野球部のOB会費も払わなくちゃ。金欠だ…(>_<)
先に書くと、2×1で大阪ガスが勝利。第1代表のNTT西日本に続いて、東京ドーム行きの切符を手中に収める結果となった。
大阪ガスは序盤から、日本生命の先発・池田宏之投手から安打を積み重ねるが。主軸・澤多弘也外野手の2打席連続、DH出場・木下秀久外野手の犠打失敗で3併殺と、効率の悪い攻め。しかし、3回に田中洋平内野手、4回は栗栖敏内野手の適時タイムリーで2点を奪う。
かたや日本生命は12年目のベテラン・坂本健二投手の内外角を丁寧に突く投球の前に、凡打の山を築く。5回まで1死球のみの無安打。
坂本に疲れの見え始めた6回、この回の先頭打者・及川徹外野手が右翼席にソロ本塁打を放ったのが、チーム初ヒット。
7回も1死から、3連打で坂本を攻め立てるが、大阪ガスの中堅手・馬淵一志外野手(坂本と入社年同じの12年目)の好返球で得点出来ず。(送球時、やや引っ掛かり、三塁寄りに逸れたように感じたが。馬淵は自身の球筋を把握していたようで、ワンバウンド後に本塁とラインが合う)これが勝負の分かれ目となる。
8、9回は大阪ガスのエース格・山田幸二郎投手が好救援。打者を追い込んでからのフォークボールが非常に効果的であった。
まぁ、試合経過はともかく、僕なりの見解は。
まず、大阪ガスは監督(長野哲也監督→湯川素哉監督)が代わったせいもあるのか???チームカラーの変化を感じる。気持ちが前に出るプレーを好む傾向が見られた。前述の栗栖、馬淵らに加えて、小野和隆捕手、牧野光将外野手などがこれに該当する。特に、休部となった三菱自動車から転籍して来た岩本達也内野手のアグレッシブなプレーは、昨シーズンまでの正遊撃手・浦口雅広内野手(昨シーズン限りで引退)の淡々(良い意味で)としたスタイルとは好対照。ただ、僕の嫌う無意味なヘッドスライディング(4月17日の日記参照)が多かったのはどうかと思う。
日本生命は昨年、都市対抗の出場を逃した重圧や焦りが垣間見られる。堅い、淡白とは違うのだけれども、妙なチグハグ感を感じた。珍しくチームの世代交代が円滑に進んでいないような印象も受ける。
今秋ドラフト会議注目の佐藤充投手は、連投ながらも球速は140?台中盤を常時マーク。が、変化球を投げる際の(以前からも度々見受けられる)“今から変化球を投げますよぉ”的な雰囲気は抜けていない。そして、疲れもあるのだろうが…実際はそんなはずはないのだけれども、肘よりも手首が先に出て来るように感じられる腕の振りが気になった。(要するに腕の振りが遠い)だから、球が抜ける(シュート回転、フォークは完全に抜け流れていたもんなぁ)。また、それを抑えようと手先で細工するから引っ掛かるかのどちらか。手元で“ピュッ”と、伸びがない。(大阪ガスの山田は130?台後半のストレートながら、手元での伸びがある)
ネット裏で見守っていたプロ球団スカウト陣の佐藤への評価も
「頭(先発)で使えるのか?中(中継ぎ)で使えるのか?判断が微妙だなぁ」
という類のコメント。もしくは態度であった。
その他にもたくさん感想はあるのだが、社会人野球の良いところを再認識。それは走塁面。
大阪ガスの無意味なヘッドスライディングが多かったのは別として。
「セーフになるんだ!」
「ホームインするんだ!」
見せ掛けではない本気の全力疾走。足の速い、遅いは関係なく、打者走者、走者は絶対にスピードを緩めることがない。
「アウトになるだろう」
「多分、無理やな」
と、勝手に決め付けずに
「エラーするかも知れない」
「一つミスがあれば」
という姿勢が攻守共に緊張感の溢れたハイレベルなプレーに繋がっている。確実に、僕が観る機会の多い大学野球は勿論、プロ野球よりも走塁面での意識は高い。
よく高校野球も懸命な走塁をすると言われている。それは間違いではないし、否定するつもりはないが。社会人野球の走塁はもっと洗練された隙のないものである。必見だ。
大阪ドームでも色々な関係者に出会い、話しをする機会に恵まれたが。紙数の都合もあるので割愛させて貰う。
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遂にと言うか、やっぱりと言うべきなのか。早々に、タイガースにマジック点灯。
遅ればせながら、ジンバブエ野球会に入会した次第。年会費を支払う。7月27日、兵庫国際センターで行なわれる5周年を記念した集いにも。都合が合えば、参加したいものである。
あっ、母校(高校)野球部のOB会費も払わなくちゃ。金欠だ…(>_<)
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