派手なグラブ

2003年7月17日
 身の回りの品がドンドン進化している。機能性は勿論、デザインもイカしたものに。

 例えば、携帯電話。
 僕が持ち始めた時(大学生、阪神淡路大震災後)は、それはもう“デカイ”、“重い”、“ダサイ”の三・三・七拍子の逸品…。表示ディスプレーの液晶画面は電卓レベルであったし、漢字変換すら出来なかったもんなぁ。
 それが現在では。キレイなディスプレーに加えて、充実した機能と装備。詳細を補足していたらキリがなくなってしまうくらい。そう、もはや携帯電話本来の通話するプラスαのアイテムになりつつある。

 野球の道具も年々、進化を見せる。前述の携帯電話のように急速ではないにしろ、確実に、全ての面で進化。自称“野球道具オタク”の僕としては、取材という名目を盾にして色々と、チェックしている次第。

 その中で。あくまでも見た目の問題なのだが。メチャクチャ派手なグラブを使用している選手がいる。それは関西学院大の池ノ内雅樹内野手だ。
 三塁を守る池ノ内のグラブはS社製で、中村紀洋内野手(バファローズ)のオールスター出場モデル。捕球面は濃いブルーで、背面は白っぽいグレー(紐も含む)。そして、ウェブ部と手首部は捕球面同様の濃いブルーになっている。尚、刺繍も派手でゴールド。そして、気になる価格は約5万円!!と、こちらもビックリ。まぁ、とにかく個性的な代物であり、異様…いや、嫌が応でも目を引くグラブなのだ。

 先日、草津GSで行なわれた関西学生選抜チーム×ハワイ選抜(ハワイアイランド・ムーバーズ)の試合終了後。本塁前での整列が解かれた時に、ハワイのある選手が池ノ内に話し掛けていた。それに対して、池ノ内は親指を立て、満面の笑みを浮かべて応える。

「何を聞かれとったん?」
 僕が池ノ内に尋ねると、
「いやぁ、英語は理解出来なかったんですけれどもぉ(苦笑)。多分、お前のグラブ、カッコイイなぁ。みたいな感じのことを言っていたんやと思います。だから、とりあえずは“ベリグーッ!”って、言っておきましたよ」
 という返答。

 恐らく、ハワイの選手にも池ノ内の派手なグラブは異様…いや、個性的なものとして映ったに違いない。
 それにしても、ハワイの選手は池ノ内のグラブにどのようなコメントをしたのだろう。
「It’s COOL!」
 やったんかなぁ?
 あっ、でも…池ノ内の守備位置がホットコーナーと呼ばれる三塁手なだけに
「It’s HOT!」
 であったのかも知れない!???
 英語に疎いのだが…“COOL”と“HOT”の意味は正反対やけれども、どっちも“イカしている”っていう意味にはなるはずなんやけれどもなぁ。(間違っていたらスミマセン…)


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 僕も大学時代―。
 M社でグラブをオーダーした。色は…当時では奇抜なグレー(但し、単色)。
 ちなみに宇野勝(現野球評論家)が愛用していたグラブの色を真似たまで。
 ただ、黒土のグラウンドで使用すると、メッチャ汚れたんだよなぁ。僅か3ヶ月後には、雑巾みたいな色になってしまった…(>_<)
 池ノ内は試合用と練習用を使い分けているに違いない!?だって、池ノ内のグラブはキレイなんやもん。今度、確認しておこう。

 あと、野球規則で。投手の白基調グラブ使用は禁止されているはず、多分…。


※窓際淳司氏の過去日記で、“グラブ”と“グローブ”という表記について書かれていたことがあったが。僕はあえて“グラブ”で統一させて貰った。“glove”を本格的に発音!?して、カタカナ表記にしたという感覚で。
 御理解の程を。


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 大手下着メーカー・トリンプより…タイガース仕様のブラ&ショーツが限定(500セット)販売って(苦笑)。なんでもありやなぁ〜。
 虎柄のスキン(その名も“タイガースキン”…)が売り出される日も遠くはないな!?
「今夜は俺も猛虎やでぇ〜!!」
 って、非常に下世話なフリをして、申し訳ない…。
 でも、どこか採用する会社があるならば、御一報を(笑)。

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