大会第1日目
2003年8月7日 書きたいことが、書けそうなことがたくさんある。でも、欲張ると支離滅裂な日記になってしまうので。しばらくの間は簡潔に書くことを心掛けよう。
高校野球の特徴と言えば。まぁ、色々と、挙げることは出来るけれども…その一つは金属バットの使用になるだろう。
金属バットと木製バットの違いは、単に材質の違いや飛距離の差異だけでは片付けられない。なんせ打撃技術そのものが変わって来るのだから。
打撃道たるものを突き詰めて行けば、金属バットを使おうが、木製バットを使おうが。目指すべきものは、最終的には同じ。ただ、金属バットは独自の打撃道をも形成する。
昨夏、僕は智辨和歌山高(準優勝)の打撃を観て、そう再認識したものだ。
今日の桐生一高(第1試合×神港学園高)と木更津総合高(第2試合×金沢高)も智辨和歌山高に似た打撃スタイル。
個々の打撃のクセや持ち味ははあるのだけれども、基本的には“こうすれば金属バットでは打てる”という指導が徹底されているのか、みんなよく似た打ち方をしている。それは、グリップを顔より高い位置で決め、そこから振り下ろすだけ。ミートポイントも体の幅の中で裁くように感じる程、手前に置いている。(実際は、そんなことないんやけれどもね)
一昔前は“前で大きく裁け”というのが通説。ただ、高校野球の世界でもスライダーは勿論、フォークボール、カットボールまでもが多投されている次第。だから、手元まで引き付けて、引き付けて。差し込まれても構わないから、力強くて速いスイングスピードで対応するのがベストなのだろう。
そのような打撃が目立った中、藤田敏行内野手(桐生一高)が左翼ポール際に放った本塁打は、緩い変化球を“前で裁いた”打ち方。でも、これは引き付けて打とうとする意識が根付いているから可能なのかも知れない。“前で裁こう、前で裁こう”だと必然的に球を追っ掛けてしまうことになる。そうなると、初めから打ち方は崩れたものにもなる確率も高い。
個々のレベルはさておき、全体的に打撃技術は向上しつつある。筋力トレーニングや練習法も背景になっているんやろうけれどもね。
3試合を観戦して、気になる選手は数名いた。スコアを付けながら、僕なりに特徴を記していたので全てを列挙したいのはヤマヤマだが…キリがない(苦笑)。
敢えて挙げるとするならば、木更津総合高の4番打者・大島吉雄外野手。身体的にもガッチリしており(180?、82?)、スイングの際、上の手(左打者なので左手)の使い方が巧い。もっと具体的に言うと、たたみ方が良い。バットが必然的に内側から、巻き付くような感じで出る。プロ野球選手では前田智徳外野手(カープ)のバットワークに似たところがある。ちょっとクラウチング(前かがみ)気味なのは気になったけれどもね。
今後の試合でチェックの程を。
======================
今日は三塁側の内野自由席(通称:オレンジシート)で観ていた。それはベースボールマガジン社にお願いしていた取材証(パス)の空きがなかったから。確か、センバツの開幕日もそうやったような気がする…。
まぁ、一般客として観戦することに何の不満もないんやけれども…なまじ顔見知りの人間(記者、スカウトなど)もいるし、出入り(関係者席など)出来る好都合さも知っているから。ちょっとストレスが溜まった!?って言うのは贅沢かな???
明日からはどうにかなることを願っている。(切実)
ついでにパソコンも不調気味…どうにかしてくれ(T_T)
高校野球の特徴と言えば。まぁ、色々と、挙げることは出来るけれども…その一つは金属バットの使用になるだろう。
金属バットと木製バットの違いは、単に材質の違いや飛距離の差異だけでは片付けられない。なんせ打撃技術そのものが変わって来るのだから。
打撃道たるものを突き詰めて行けば、金属バットを使おうが、木製バットを使おうが。目指すべきものは、最終的には同じ。ただ、金属バットは独自の打撃道をも形成する。
昨夏、僕は智辨和歌山高(準優勝)の打撃を観て、そう再認識したものだ。
今日の桐生一高(第1試合×神港学園高)と木更津総合高(第2試合×金沢高)も智辨和歌山高に似た打撃スタイル。
個々の打撃のクセや持ち味ははあるのだけれども、基本的には“こうすれば金属バットでは打てる”という指導が徹底されているのか、みんなよく似た打ち方をしている。それは、グリップを顔より高い位置で決め、そこから振り下ろすだけ。ミートポイントも体の幅の中で裁くように感じる程、手前に置いている。(実際は、そんなことないんやけれどもね)
一昔前は“前で大きく裁け”というのが通説。ただ、高校野球の世界でもスライダーは勿論、フォークボール、カットボールまでもが多投されている次第。だから、手元まで引き付けて、引き付けて。差し込まれても構わないから、力強くて速いスイングスピードで対応するのがベストなのだろう。
そのような打撃が目立った中、藤田敏行内野手(桐生一高)が左翼ポール際に放った本塁打は、緩い変化球を“前で裁いた”打ち方。でも、これは引き付けて打とうとする意識が根付いているから可能なのかも知れない。“前で裁こう、前で裁こう”だと必然的に球を追っ掛けてしまうことになる。そうなると、初めから打ち方は崩れたものにもなる確率も高い。
個々のレベルはさておき、全体的に打撃技術は向上しつつある。筋力トレーニングや練習法も背景になっているんやろうけれどもね。
3試合を観戦して、気になる選手は数名いた。スコアを付けながら、僕なりに特徴を記していたので全てを列挙したいのはヤマヤマだが…キリがない(苦笑)。
敢えて挙げるとするならば、木更津総合高の4番打者・大島吉雄外野手。身体的にもガッチリしており(180?、82?)、スイングの際、上の手(左打者なので左手)の使い方が巧い。もっと具体的に言うと、たたみ方が良い。バットが必然的に内側から、巻き付くような感じで出る。プロ野球選手では前田智徳外野手(カープ)のバットワークに似たところがある。ちょっとクラウチング(前かがみ)気味なのは気になったけれどもね。
今後の試合でチェックの程を。
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今日は三塁側の内野自由席(通称:オレンジシート)で観ていた。それはベースボールマガジン社にお願いしていた取材証(パス)の空きがなかったから。確か、センバツの開幕日もそうやったような気がする…。
まぁ、一般客として観戦することに何の不満もないんやけれども…なまじ顔見知りの人間(記者、スカウトなど)もいるし、出入り(関係者席など)出来る好都合さも知っているから。ちょっとストレスが溜まった!?って言うのは贅沢かな???
明日からはどうにかなることを願っている。(切実)
ついでにパソコンも不調気味…どうにかしてくれ(T_T)
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