(立命館大0×8関西学院大)
 立命館大のエース・松村豊司投手は立ち上がり上々。ストレートに力があり、スライダーにもキレがあった。しかし、3回に突如として崩れる。
「0−2(ボールカウント)だったので絶対にストライクを取らなアカンと、ストレートが甘く入ってしまった」
 松村本人が試合後に語ったように、関西学院大の7番打者・渡邉祥一郎内野手に左翼線二塁打を許してからおかしくなってしまう。
 立命館大の澤文昭捕手のリードも単調なように感じた。松村のストレートに魅力を感じたのか!?スライダー、チェンジアップを要求しない。高目に浮いたストレートを関西学院打線に狙われていたのだし、球を前でリリースさせるように変化球をもっと使うべき。
 結局、松村は3回2/3、67球でKOされた。

 立命館大の多田文彦投手が松村の後に、二死満塁から登板も2連打を浴びる“ホロ苦デビュー”。でも、ストレートはやっぱり魅力的だ。
 松岡憲治監督は金刃憲人投手も登板させたかったらしいが、ブルペンの事情で実現せず。ただ、プロの編成が試合そっちのけでブルペンでの金刃の投球練習に釘付けになっていた。明日は放るかな???

 かたや関西学院大の新谷泰隆投手は入れ込み過ぎず、打たせて取る投球内容。ビックリする球はないのだが、タイミングを微妙に狂わせていた。詰まった内野ゴロが多かったのが印象的。清水誉捕手の好配球にも助けられていた。
 感覚的なものなのだが、新谷はこれから成長する投手であるような気がする。肩が柔らかく、疲れが少なそうな投げ方。ストレートは130?台後半〜140?台前半だが、打者の手元でもピュッと、一伸びがある。どこか社会人チームにでも進路が決まれば、2〜3年後はもしかして!???デュプロの池満治監督、日本新薬の岩本誠太監督、松村聡コーチ兼任捕手も来ていたことやし。

(近畿大4×5同志社大)
 近畿大・野村宏之投手は
「イニング毎に“良い野村”と“悪い野村”が交互に出ていた感じだったですねぇ」
 と、榎本保監督のコメント通り、上半身と下半身のバランスが良くなかった。引っ掛かった球、抜けた球が多かったのはそのせいに違いない。

 同志社大・渡辺亮投手は8回を投げて2失点。
「入り方と追い込んでからを気を付けました」
 と言うように、やや力を抑えた(ストレートは140?台前半)丁寧な投球。
「三振を取るだけが投球じゃないぞ」
 たることを吉川博敏監督から言われていたのも関係していたようだ。また、2日前の投球練習で左肩の開きを指摘されて、修正出来たのも良い方向に。これで勢いが付くかな!?


 明日は関西六大学リーグ(南港中央球場)を観に行こうと思ったが、ある楽しみが出来たので再び関西学生リーグ(西京極球場)へ。

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