同志社大×近畿大、立命館大×関西学院大(西京極球場)その?
2003年9月14日(同志社大3×0近畿大)
同志社大が2連勝で4連覇中の王者・近畿大より勝ち点を奪う。
その原動力となったのが染田賢作投手の力投。スライダー、チェンジアップの制球が良く、ストレートが走っていた。6回まで四球が3個あったものの、強力近畿大打線に安打を許さず。
7回0/3で中指先の皮(マメではない)が破れたこともあり松尾和也投手にマウンドを譲ったが、来年のドラフト候補としてネット裏に猛アピール。でも、プロの編成の大半は関西六大学リーグ(南港中央球場)に行っていた模様(苦笑)。
「ノーヒットノーラン、やられると覚悟していましたよ。2安打(染田からは1安打)じゃあ勝てませんわ」
完敗を喫した近畿大・榎本保監督は試合後に語っていたが
「いつか打たれるだろうと思っていましたよ」
と、染田。でも、
「その時に崩れないように。丁寧に投げましたよ」
そのような気持ちは忘れずにいたのが良い結果を導いたのかも知れない。
破壊力抜群とは言い難い同志社大打線ではあるけれども、キーマンは小兵の2番打者・執行貴義内野手だと僕は思っている。
昨シーズン、執行は完全にレギュラーに定着していなかったのだが、試合に出場すると良い働きをしていた。しかし、レギュラーとなった今春は不振を極め、途中で交代させられることも多かった。この悔しさがバネになったのか、今秋は好調の気配。執行の出塁が得点に絡んでいるのは見逃せない。今後のリーグ戦も要チェックだ。
(立命館大7×0関西学院大)
昨日の試合終了後、関西学院大の本荘雅章監督は
「僕の中では明日の先発投手は決まっています。ウチの選手も驚くんちゃうかな」
そう言っていたので、僕は関西六大学リーグを観に行かなかった。新戦力が登板すると思ったからだ。
予想通り、関西学院大の先発投手は1回生の重野豊投手。観音寺一高出身で、180?、81?のバランスの取れた体躯の正統派右腕である。
重野の立ち上がり、立命館大の先頭打者・秋武祥仁内野手から見逃し三振を奪うが、具志賢三内野手に四球、赤松真人外野手に左中間二塁打を許すと、関西大学球界屈指のスラッガー・嶋岡孝太内野手にカウント0−1から甘く入ったド真ん中のスライダーを左翼席中段(リーグ戦通算6本塁打目)に運ばれる。
2回は一死も取ることが出来ず。2連打と四球で降板。と、結果だけを見れば散々ではあったけれども、重野は楽しみな投手だ。ストレートは130?台後半であるが、これから伸びる要素はある。腕が振れているし、何よりも左足が着地してから遅れて出て来るのが良い。
「チャンスはあと1回だけ(今秋)と、言われました」
試合後、重野はバツの悪そうな顔をしていたが、本荘監督には数年後を見据えて、もうちょっと我慢して欲しいところかな!?
その重野に手痛い洗礼を浴びせさせた嶋岡はダイエット中。間食、アルコールを控え、連日の20分間走が実を結び、6?の体重減(86?)。
「まぁ、飛距離には問題ないです。あと2?くらいは絞りたいっすね」
とのこと。また、明るくて屈託のないキャラクターは健在。記者陣の囲み取材でも笑いが絶えない。そうそう、勝ち点を落とした近畿大・榎本監督にもベンチ入れ替えの際に
「榎本さん、気を落とさないで頑張って下さいよ」
と、声を掛ける大物ぶり。
「嶋岡に励まされてしまいましたよ。ああいう子がウチにもおったら良かったんですけどねぇ。ホンマ、ええ子ですわ」
榎本監督も嶋岡の人間味に太鼓判を押していた!?
======================
その他にも気になることは多々あったのだが、改めて後日に。
それにしても、試合後の榎本監督は面白い発言!?が多かった。残念だけれども、この日記にはとても書けないギリギリの話しばかり。まぁ、逆に勝ち点を落とした悔しさを胸に秘めているような感じも受けた。近畿大の逆襲に期待しても良いはずだ。
以前、同志社大の監督を務めていた石井智(現在、大阪ガスグループのオージック勤務)とネット裏で話しをする機会に恵まれる。とても勉強になった。これまた後日に機会があれば。
同志社大が2連勝で4連覇中の王者・近畿大より勝ち点を奪う。
その原動力となったのが染田賢作投手の力投。スライダー、チェンジアップの制球が良く、ストレートが走っていた。6回まで四球が3個あったものの、強力近畿大打線に安打を許さず。
7回0/3で中指先の皮(マメではない)が破れたこともあり松尾和也投手にマウンドを譲ったが、来年のドラフト候補としてネット裏に猛アピール。でも、プロの編成の大半は関西六大学リーグ(南港中央球場)に行っていた模様(苦笑)。
「ノーヒットノーラン、やられると覚悟していましたよ。2安打(染田からは1安打)じゃあ勝てませんわ」
完敗を喫した近畿大・榎本保監督は試合後に語っていたが
「いつか打たれるだろうと思っていましたよ」
と、染田。でも、
「その時に崩れないように。丁寧に投げましたよ」
そのような気持ちは忘れずにいたのが良い結果を導いたのかも知れない。
破壊力抜群とは言い難い同志社大打線ではあるけれども、キーマンは小兵の2番打者・執行貴義内野手だと僕は思っている。
昨シーズン、執行は完全にレギュラーに定着していなかったのだが、試合に出場すると良い働きをしていた。しかし、レギュラーとなった今春は不振を極め、途中で交代させられることも多かった。この悔しさがバネになったのか、今秋は好調の気配。執行の出塁が得点に絡んでいるのは見逃せない。今後のリーグ戦も要チェックだ。
(立命館大7×0関西学院大)
昨日の試合終了後、関西学院大の本荘雅章監督は
「僕の中では明日の先発投手は決まっています。ウチの選手も驚くんちゃうかな」
そう言っていたので、僕は関西六大学リーグを観に行かなかった。新戦力が登板すると思ったからだ。
予想通り、関西学院大の先発投手は1回生の重野豊投手。観音寺一高出身で、180?、81?のバランスの取れた体躯の正統派右腕である。
重野の立ち上がり、立命館大の先頭打者・秋武祥仁内野手から見逃し三振を奪うが、具志賢三内野手に四球、赤松真人外野手に左中間二塁打を許すと、関西大学球界屈指のスラッガー・嶋岡孝太内野手にカウント0−1から甘く入ったド真ん中のスライダーを左翼席中段(リーグ戦通算6本塁打目)に運ばれる。
2回は一死も取ることが出来ず。2連打と四球で降板。と、結果だけを見れば散々ではあったけれども、重野は楽しみな投手だ。ストレートは130?台後半であるが、これから伸びる要素はある。腕が振れているし、何よりも左足が着地してから遅れて出て来るのが良い。
「チャンスはあと1回だけ(今秋)と、言われました」
試合後、重野はバツの悪そうな顔をしていたが、本荘監督には数年後を見据えて、もうちょっと我慢して欲しいところかな!?
その重野に手痛い洗礼を浴びせさせた嶋岡はダイエット中。間食、アルコールを控え、連日の20分間走が実を結び、6?の体重減(86?)。
「まぁ、飛距離には問題ないです。あと2?くらいは絞りたいっすね」
とのこと。また、明るくて屈託のないキャラクターは健在。記者陣の囲み取材でも笑いが絶えない。そうそう、勝ち点を落とした近畿大・榎本監督にもベンチ入れ替えの際に
「榎本さん、気を落とさないで頑張って下さいよ」
と、声を掛ける大物ぶり。
「嶋岡に励まされてしまいましたよ。ああいう子がウチにもおったら良かったんですけどねぇ。ホンマ、ええ子ですわ」
榎本監督も嶋岡の人間味に太鼓判を押していた!?
======================
その他にも気になることは多々あったのだが、改めて後日に。
それにしても、試合後の榎本監督は面白い発言!?が多かった。残念だけれども、この日記にはとても書けないギリギリの話しばかり。まぁ、逆に勝ち点を落とした悔しさを胸に秘めているような感じも受けた。近畿大の逆襲に期待しても良いはずだ。
以前、同志社大の監督を務めていた石井智(現在、大阪ガスグループのオージック勤務)とネット裏で話しをする機会に恵まれる。とても勉強になった。これまた後日に機会があれば。
コメント