昨日は親交のある野球博士・江本雅朗の誘いで“浮き球三角ベース”たる競技にチャレンジした。
 浮き球とは…海に浮かべる発泡スチロールの球で大きさはソフトボールくらい。但し、完全な球体ではなく、ややボコボコしている。加えて、紐を通す穴が空いている。
 この球を使って、単純に三角ベースをするのであるが、実にこれが難しい。球は軽いので風に流される。投げても不規則な変化をする。野球経験者がやや有利なのは確かであるが、少しばかり感覚が異なる。また、危険性も少ないので子供や女性も存分に楽しむことが出来る。
 まぁ、詳しくはhttp://www.ukidama.com/top.htmlを見て貰えれば、話しが早い。ルールなどはこちらをチェック!
 ちなみに会長は草案者!?である作家・椎名誠が務めている。

 江本に西宮北口駅で拾って貰い、能勢までのロング・ドライブ。能勢高のグラウンドにて全国大会に繋がる西日本大会が開催されるからだ。
 僕が加わったのは『天王寺ドロガメ団』という女性中心のチーム。尚、この“浮き球三角ベース”、7人編成(選手交代可能)で、投手は女性か小学5年生以下の男女と定められている。

 朝から晩まで。計5試合を消化したので、書くことは山のようにあるのだが。とにかく色々ありすぎたので割愛せざるを得ないが“浮き球三角ベース”はメッチャ面白いっ!ということだけは間違いなく断言出来る。
 しかし、僕個人としては非常に苦労したのも事実。前述したように従来の野球とは感覚が異なるので、失敗もたくさんした。
 まず、打つ方では生涯初の5打席連続三振(初打席から)。ストライクゾーン(メッチャ曖昧、審判の感覚、その場の雰囲気)、距離感、スピード感覚に全く対応することが出来ない。
「このまま最後まで、バットにボールが当たらないんと違うか…」
 と、不安になったくらいである。(徐々に慣れて、本塁打も2本放つ。だけど、最終的には18打数5安打2本塁打6三振…)

 守る方に関しては5試合全て、サードを守った。ゴロは無難にさばけた(ナイスプレー連発!?)が、スローイングとフライを捕るのが非常に難しい。特に、フライは風に流されてしまうので、落下点に入ったと思っても不思議なくらいに捕れない(>_<)

 このように結構、凹みつつも何故か楽しめるのが“浮き球三角ベース”の魅力。また、スポーツライターという立場からも非常に大きな関心を抱いた。何と言っても老若男女、ベースボールを楽しめるのが最高。今後、ちょっとハマリそうである。


 結局、助っ人としては中途半端、期待外れな僕が加わった『天王寺ドロガメ団』(注:天王寺に住んでいる人間は一人としていない)は2勝2敗1分という戦績に終わり、全国大会には進めず(これまでの戦績もあったようだ、年間成績は8チーム中4位)…残念。だが、2試合目、4試合目は打線が大爆発したので得失点差は驚異の+24であった。

 それにしても、『天王寺ドロガメ団』の女性陣はメチャクチャ巧かった。各々、ソフトボールなどの経験もあるのだろうが、打つ、投げる、捕る、走るがサマになり過ぎていた。絶対に、半端な男性よりはスキルが安定している。ベースボールは男性だけのスポーツでないことを改めて、認識させられた次第。

 あ〜っ、楽しかった♪(^O^)♪


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>江本さん
 お疲れ様でした&ナイスホームランでした。
 また、お声を掛けて下さい。

>『天王寺ドロガメ団』の皆様
 ホンマにお疲れ様でした。
 役に立ったのか?立っていないのか?訳の分からん闖入者でしたが…“守備の人”で評価して下さい!???またの機会がありましたら何卒宜しくお願い申し上げます。

>彼女
 急なスケジュールに文句も言わずに付いて来てくれて、ホンマにありがとう。
 そして、名スコアラー、お疲れ様やったね。

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