東京1日目

2003年11月15日
 昨日、朝一番の新幹線で東京へ行くはずが、二度寝してもうたがな…。
 で、明治神宮球場に着いたのが、お昼過ぎ。東北高校0×7済美高を観ることが出来ず。それだけに、前日の夜行バスで東京入りしていた野球小僧・松倉雄太の詳細解説はありがたかった。
 既報されているので細かくは言及しないが。ダルビッシュ有投手(東北高)の態度は本当にひどかったらしい。巷で囁かれている“ダルダル・ダルビッシュ”の本領発揮。といったところか!?
 審判の判定への不服、マウンドの投げ難さに始まり、試合前の先攻・後攻を決めるジャンケン(新チームで主将なので)が“うっとおしい”とまで言う始末。まぁ、ピッチャーだからスンナリと試合に入って行きたいのは分かるけれども。でも、そんなんやったら、最初から主将就任を断ればええやん。


 僕的に甲子園(今春・センバツ、今夏・選手権)での印象も良くない。

 春…堂々たる体躯で、中学時代から騒がれていた逸材。大きな期待感を抱いていたからかも知れないが、ダルビッシュの投球に少しガッカリ。アクシデント(脇腹を負傷)でコンディションが良くなかったのを差し引いても、どこかに物足りなさを覚えた。また、偶然にも主審をして、ダルビッシュの球筋を真後ろで観る機会に恵まれていたのが大学の先輩・藤野真で
「う〜ん…ビックリする程ではなかったな。高校生の中では良いけれども、将来的にはどうなんやろう?って、感じやったで。松坂(大輔投手、ライオンズ)クラスと比べるのは酷かも知れんな」
 という感想も返って来た。

 夏…春の印象よりも悪くなった。特に、気に食わなかったのは時折、サイドスローで投じる気の抜けた球。サイドスローで投げるのが悪いとは言わないが、本当に心が入っていないように映る。僕は精神論者ではないけれども、その姿勢に好感を抱くことが出来なかった。

 新チーム結成後、だいぶ変わったということであったが。このようなことが話題になる時点でねぇ…。でも、僕はとてもダルビッシュに期待している。これは決して、こき下ろしている訳ではない。是非、来春のセンバツ(出場は濃厚)では成長した姿を見せて欲しい。


 神宮第二球場へ行き、龍谷大3×2(延長11回)中京大を観戦する。
 齋藤信介投手(龍谷大)はメチャクチャ良かったようには感じなかったが、独特な横滑りのスライダーが効果的で7回1死までノーヒットノーランの快投。しかし、四球を出した後に右直に打ち取ったと思われた打球を右翼に入っていた明神宏文外野手が捕球直前に転倒(前に、滑ったらしい)する(結果はスリーベースヒット)不運もあり、結局は2失点(7回、14奪三振)で降板して勝ち負けに関係なし。

 夜、齋藤と電話で話す。
「お疲れさんやったね。明神君のことシバいたかぁ?」
 僕が冗談交じりに言うと
「いや、そんなことはしてないっすよ。ホンマにアイツ、真っ青な顔してましたからねぇ。まぁ、明神はリーグ戦では良いところで打ってくれたし。自分が踏ん張らなきゃダメですよ」
 模範的な応えをする齋藤。そして、最後に
「明日も頑張りますよ。球数(99球)も放っていないですし」
 と、青山学院大戦への決意を語ってくれた。


 本球場に戻り、東亜大4×1東北福祉大を少し観た後は水道橋のベースボールマガジン社へ。小林光男、江口義忠と1階ロビーでしばらく雑談した後、小林とドトールコーヒーへ行く。いつもごちそうになっているなぁ(苦笑)。まぁ、僕もシュークリームの差し入れをしたからええかな!?


 四谷四丁目のホテルへチェックイン。バレーボールW杯(女子)をテレビ観戦して、キューバ撃破に興奮する。それから、四谷三丁目の『居酒屋あぶさん』でネコ・パブリッシングの大森春樹、佐橋健太郎と会食。尚、佐橋は中学、高校の同級生である。話しは盛り上がり、ベロベロに酔っ払う。あぶさん名物・ホルモン辛炒めをついつい食べ過ぎて、酒が進んでしまった(苦笑)。

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