今日もドラフトの話しを
2003年11月21日 既に僕も機会があれば(専門誌などで)暗にほのめかしているつもりであるし、色々な人間も言及していることであるけれども。現行のドラフト制度は矛盾だらけ。いや、矛盾どころではなく、全くもっておかしなことになっている。
まぁ、これはドラフトが実施された頃からの課題であり、時代と共に変遷して来ているのは改めて言うまでもないだろう。
昔から、制度とは違う“逆指名”たる慣習は確かに存在。ハッキリと意中の球団を口にするドラフト候補選手も少なくなかった。
《憧れの球団に入り、憧れのユニフォームを着て、プレーしたい》
その気持ちも理解出来ないこともないが、それがプロ野球選手として食べて行くのに最良の選択だとは思えない。
選手を獲得する立場からも。各球団、編成を軸にチーム事情に合った(戦力的、性格的など)選手を求め、優先順位を付けながら評価。そして、獲得に至る訳である。とても大雑把な言い方になってしまうけれども、これが一つの“縁”というものなのではないだろうか?そういう意味では流れに身を委ねて、“縁”を大切にする方が良い。
敢えて名前は出さないが、今ドラフトでも
「希望の球団以外は社会人に進みます」
と、明言していることから、これからの交渉の行方が注目されている選手がいる。選手本人は勿論、家族や周囲の関係者にどうしても曲げられない意志や思惑もあるのだろうけれども。まずはプロ野球の世界で勝負出来るドアを開けて貰ったことを一番に考えるべきなのではないか?
“急がば回れ”とは言うけれども。野球選手=アスリートとして勝負するのならば、若い時、評価を受けた時こそが“入り時”だと僕は思っている。
まぁ、これは個々の力量によって差もあり、遠回りした方が良いケースもあるのだろうが、故障や肉体の若さを考えるならば、やっぱり若いに越したことがない。現に、遠回りの道を選んで、大成した選手がどれだけいるだろう?また、仮に成功の部類に入る選手でも…もっとスゴイ数字を残せたのでは?ついつい、そのような想像をしてしまう。でも、これは“タラレバ”の話しなので、この辺でやめておこう。
ただ、このような現実が頻出するのは現行ドラフト制度自体に公平感(この言葉で片付けるのも微妙やけどね…)が欠けているから。
大学、社会人の候補選手にだけ自由獲得枠(逆指名)の権利が与えられているのは判断力と分別があるという尺度であるが、これはコジツケみたいなもの。それに判断力と分別で通用する問題ではない。“縁”と前述したけれども、これに“運”も関わって来る。“縁”と“運”は意思、思惑、判断力、分別でどうにか出来るものではないだろう。そんな割り切りも大事なのだ。
現行ドラフトは問題が多すぎる。裏金や野球ゴロ(野球ゴロツキ、ブローカー)を生み出す要素がギッシリ詰まっている。
じゃあ、どうすれば良いねん?
ベストかどうかは分からないけれども…これは明日の日記で書くことに。
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異色の経歴を持つ選手も増えて来た。
一概には言えないかも知れないが、社会人野球の弱体化。受皿の減少が引き金になっているからであろう。
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タイガース自由獲得枠:筒井和也投手(愛知学院大)
ファイターズ自由獲得枠:糸井嘉男投手(近畿大)
マリーンズ4巡目:田中雅彦捕手(近畿大)
ブルーウェーブ5巡目:野村宏之投手(近畿大)
ブルーウェーブ6巡目:松村豊司投手(立命館大)
取材でお世話になった上記の選手に、僭越ながらお祝いの花を贈らせて貰った。まぁ、胡蝶蘭の鉢を贈れる訳もなく…格安の気持ちばかりのものであるんやけれども(苦笑)。
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先日、明治神宮大会で挨拶したライター・小関順二に改めて、メールを送る。
すると、すぐに丁寧な返信あり。非常に理知的で懐が深い人柄を感じさせると共に、野球を愛していることが分かる内容のものであった。
明日(11月22日)から幕を開ける社会人野球日本選手権大会(大阪ドーム)にも来られるようなので、会うのが楽しみである。
まぁ、これはドラフトが実施された頃からの課題であり、時代と共に変遷して来ているのは改めて言うまでもないだろう。
昔から、制度とは違う“逆指名”たる慣習は確かに存在。ハッキリと意中の球団を口にするドラフト候補選手も少なくなかった。
《憧れの球団に入り、憧れのユニフォームを着て、プレーしたい》
その気持ちも理解出来ないこともないが、それがプロ野球選手として食べて行くのに最良の選択だとは思えない。
選手を獲得する立場からも。各球団、編成を軸にチーム事情に合った(戦力的、性格的など)選手を求め、優先順位を付けながら評価。そして、獲得に至る訳である。とても大雑把な言い方になってしまうけれども、これが一つの“縁”というものなのではないだろうか?そういう意味では流れに身を委ねて、“縁”を大切にする方が良い。
敢えて名前は出さないが、今ドラフトでも
「希望の球団以外は社会人に進みます」
と、明言していることから、これからの交渉の行方が注目されている選手がいる。選手本人は勿論、家族や周囲の関係者にどうしても曲げられない意志や思惑もあるのだろうけれども。まずはプロ野球の世界で勝負出来るドアを開けて貰ったことを一番に考えるべきなのではないか?
“急がば回れ”とは言うけれども。野球選手=アスリートとして勝負するのならば、若い時、評価を受けた時こそが“入り時”だと僕は思っている。
まぁ、これは個々の力量によって差もあり、遠回りした方が良いケースもあるのだろうが、故障や肉体の若さを考えるならば、やっぱり若いに越したことがない。現に、遠回りの道を選んで、大成した選手がどれだけいるだろう?また、仮に成功の部類に入る選手でも…もっとスゴイ数字を残せたのでは?ついつい、そのような想像をしてしまう。でも、これは“タラレバ”の話しなので、この辺でやめておこう。
ただ、このような現実が頻出するのは現行ドラフト制度自体に公平感(この言葉で片付けるのも微妙やけどね…)が欠けているから。
大学、社会人の候補選手にだけ自由獲得枠(逆指名)の権利が与えられているのは判断力と分別があるという尺度であるが、これはコジツケみたいなもの。それに判断力と分別で通用する問題ではない。“縁”と前述したけれども、これに“運”も関わって来る。“縁”と“運”は意思、思惑、判断力、分別でどうにか出来るものではないだろう。そんな割り切りも大事なのだ。
現行ドラフトは問題が多すぎる。裏金や野球ゴロ(野球ゴロツキ、ブローカー)を生み出す要素がギッシリ詰まっている。
じゃあ、どうすれば良いねん?
ベストかどうかは分からないけれども…これは明日の日記で書くことに。
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異色の経歴を持つ選手も増えて来た。
一概には言えないかも知れないが、社会人野球の弱体化。受皿の減少が引き金になっているからであろう。
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タイガース自由獲得枠:筒井和也投手(愛知学院大)
ファイターズ自由獲得枠:糸井嘉男投手(近畿大)
マリーンズ4巡目:田中雅彦捕手(近畿大)
ブルーウェーブ5巡目:野村宏之投手(近畿大)
ブルーウェーブ6巡目:松村豊司投手(立命館大)
取材でお世話になった上記の選手に、僭越ながらお祝いの花を贈らせて貰った。まぁ、胡蝶蘭の鉢を贈れる訳もなく…格安の気持ちばかりのものであるんやけれども(苦笑)。
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先日、明治神宮大会で挨拶したライター・小関順二に改めて、メールを送る。
すると、すぐに丁寧な返信あり。非常に理知的で懐が深い人柄を感じさせると共に、野球を愛していることが分かる内容のものであった。
明日(11月22日)から幕を開ける社会人野球日本選手権大会(大阪ドーム)にも来られるようなので、会うのが楽しみである。
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