日本選手権大会?

2003年11月25日
《昨日の結果》
(かずさマジック1×2x大阪ガス)
(松下電器2×3x伏木海陸運送)
(日立製作所2×1 JR東日本東北)

 1試合目のかずさマジック×大阪ガス。
 両チーム共に走者を出すものの、本塁が遠いというような展開。特に、大阪ガスは決定打が出ない。
 だが、5回裏に俣瀬直樹外野手が内野安打、田中洋平内野手が中堅前安打で一死1、3塁。そこで、三菱自動車京都から転籍1年目の岩本達也内野手がキッチリと左翼に犠飛を打ち、待望の先制点を挙げる。
 投げてはエース・山田幸二郎投手が粘投。時折、安打は許すが、ストライク先行で打線にさせない。でも、疲れの見え始めた7回表の先頭打者・和田貴範内野手に右中間ソロ本塁打を浴びて、試合は振り出しに戻る。

 スコア1×1のまま、試合は9回裏に。
 大阪ガスはベテラン(言うても僕と同い年やけどね)の馬淵一志外野手の右翼前安打、俣瀬の送りバント、田中の中堅前安打でまた一死1、3塁として
「前の打席はフォークを打ち損じた(一邪飛)。変化球が多いので、狙っていました」
 岩本が放った打球は左翼手の頭を超えるサヨナラ打となった。

 試合後、
「京都(三菱自動車京都)時代はほとんど1番打者。大阪ガスに来てクリーンアップ(3番)を任せられるようになって、最初は戸惑った。だけど、打順に関係なく、自分らしい打撃をすれば。もう慣れましたよ。高校時代に練習試合でサヨナラ本塁打を打ったことはありますけど、社会人になってから、公式戦では初めてです。やっとヒーローになることが出来ました」
 と、岩本。もう大阪ガスのブルー基調のユニフォーム姿に違和感はない。
 また、打撃だけでなく守備でも大貢献。山田が本塁打を打たれた直後に、中堅前に落ちそうな飛球をダイビングキャッチ。
「落ちたなぁ。そう思いましたよ(苦笑)。助かりました。ホンマ、よく守って貰いましたよ」
 山田も岩本の好守に感謝することしきりであった。


 ところで、かずさマジックの“かずさ”って…“上総”なんかな!???誰か教えて下さい。
 また、“マジック”と言っても、ボールを隠したり、2個や3個に増えたりすることはありません(笑)>野球博士・江本雅朗


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 2試合目の松下電器×伏木海陸運送。
 最近、ネット裏で松下電器の評判が芳しくない。ちょっと言葉のキツイ人間だと
「丸尾(英司投手)がおらんかったら三流チーム」
 とまで酷評する。
 それを払拭するかのように、松下電器は初回に2点を先制。試合の主導権を握るかに見えたが、大会初出場の伏木海陸運送も臆することなく、すぐに追い付く。その後は両チーム投手陣の踏ん張りで膠着状態に。そう観ることも出来たが、僕的には松下電器が目指している野球が分からない。なんとなく野球をやっているようにしか映らなかった。

 伏木海陸運送の先発・橋本渉投手は初回こそ堅かったが、2回以降はテンポが良く、小気味良い投球。内外角に投げ分ける制球力も合った。
 上背がないので、ややイメージは異なるが阿波野秀幸(現ジャイアンツ二軍投手コーチ)を小さくして、横振りにした感じか!?

 松下電器の三番手・久保康友投手は腕が振れていた。
 最速は148?をマークして、スライダーのキレ、制球は抜群。ただ、贅沢を言うと、落ちる球種が欲しいところ。

 9回裏に劇的なサヨナラ勝ち、全国大会初勝利を挙げた伏木海陸運送・野村和宏外野手兼任監督の
「ウチらしい野球が出来た。投手が粘って、打線が少ないチャンスをものにした。全国大会初勝利、最高ですっ!」
 嬉し涙で語っていた姿は印象的。


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 3試合目の日立製作所×JR東日本東北。
 サンケイスポーツの虎番・伊藤雅哉と食事をする約束をしていたので、1回の表裏だけを観る。って、それじゃあ何も語れない…(>_<)


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 大阪ドームで、高校野球部の先輩(8学年上)であり、ライターとしても先輩になる横尾弘一と話しをする。
 これまでにも横尾とは面識もあったが、挨拶程度で留まっていた。今回も特別に深い話しをした訳ではないけれども、
「今度、メシでも行こうか」
 と、誘って戴いた。
 そのような機会に恵まれれば、色々と勉強したいものだ。


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 伊藤と西宮北口で食事。楽しい時間を過越す。
 伊藤はこの日記で僕のことを知ってくれた、非常にありがたい存在。
 記者とライターというように立場は似ているようで異なるけれども、これからも良い付き合いをして行きたい。


 まとまりに欠けるが…今日はこんなもんで御容赦。

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