かつての“高校生左腕三羽烏”の1人に期待
2003年11月28日《昨日の日本選手権大会》
?大阪ガス9×4九州三菱自動車
プレーボール早々から、大阪ガスが試合の主導権を握った。機動力を足掛かりに、栗栖敏内野手のスリーラン本塁打などで大量リード。ちなみに栗栖は4打数3安打5打点、二塁打が出ればサイクル安打達成の大活躍で、試合後ダグアウト裏で先輩である僕(一応…)の顔を見付けると
「やったぁー!!!」
両手を上に大きく広げて、喜びを表現してくれた(^^)
大阪ガスの先発投手は能見篤史投手。
能見は鳥取城北高時代…井川慶投手(タイガース)、川口知哉投手(ブルーウェーブ)らと共に“高校生左腕三羽烏”とまで騒がれた逸材。但し、大阪ガス入社から6年間は
「肩、肘の小さな故障ばかりで…」
そう能見本人が語るように、周囲の大きな期待に応えられず。しかし、この試合ではノビのあるストレート(常時130?台を計時、MAX141????)と、鋭いスライダー(序盤の勝負球)が良かった。終盤こそ少々、疲れが見えたのと味方の失策絡みで4失点であったが、全国大会初先発、初完投、初勝利は立派。
「打線が先に点を取ってくれたので楽でした。まだまだですけれども、だいぶメンタル面で成長したような気もします。新しい考え方が出来るようになり、攻める気持ちを持てるようになった」
というのは自己分析。
僕が気付いた点は…本人は意識していないと言っていたが、ツーストライクまで追い込んだ後のストレートは腕が思いっ切り振れるので威力がある。スライダーも同様。
また、イニングの合間のダグアウト前でのキャッチボールの距離がだいぶ長い。遠投とまでは言わないが、35?くらいの距離をユッタリとしたフォームで投球に備えていた。
そして、取材中に判明したのだけれども、意外に手が大きくて(指も太い)ゴツイ。能見は全体的に細身の印象が強かったので意外であった。好投手の条件!???
さぁ、これを機に眠っていた才能が一気に開花するか?今大会の残り試合、来季の能見が楽しみである。かつての“高校生左腕三羽烏”の1人に期待したい。
あと、大阪ガスでは田中洋平内野手、岩本達也内野手に元気がある。俣瀬直樹外野手も“ベテラン健在”といった感じかなぁ。
?伏木海陸運送1×4日立製作所
残念なことに伏木海陸運送は敗れてしまったが、シッカリとした野球が出来ていた。
犠打は確実に決めるし、走塁などもソツがない。要は“野球の基本”を大事にしている。
「あと1本が出なかった。相手(日立製作所)の方が一枚上手だった。ウチはまだ力がないんです」
野村宏和外野手兼監督は目を潤ませ、時折、鼻をすすりながらポツリ、ポツリと口を開く。
「でも、ウチはこれからのチーム。今回、全国大会で戦えること(1勝は挙げた)を今後に活かして行きます」
と、リベンジを誓った。
個人的に、伏木海陸運送は好きになったチームである。
?東芝7×9ミキハウス
社会人野球が木製バット復活になってから2年。久々に“社会人野球らしい”激しい打ち合いを観た。
それにしても、ミキハウス打線の爆発力は半端じゃないなぁ”^_^”
尚、バファローズ自由獲得枠の香月良太投手は結局、今大会では登板機会なし。
「自分が投げないで終わってしまったのが一番悔しい。投げる準備はしていた。3年間、最後の年くらいはもっと投げたかった。プロではケガをしないで投げたい。勿論、即戦力のつもりですよ。社会人で総合的な力を付けることが出来ましたから」
と、香月らしく淡々とコメントを残した。
?大阪ガス9×4九州三菱自動車
プレーボール早々から、大阪ガスが試合の主導権を握った。機動力を足掛かりに、栗栖敏内野手のスリーラン本塁打などで大量リード。ちなみに栗栖は4打数3安打5打点、二塁打が出ればサイクル安打達成の大活躍で、試合後ダグアウト裏で先輩である僕(一応…)の顔を見付けると
「やったぁー!!!」
両手を上に大きく広げて、喜びを表現してくれた(^^)
大阪ガスの先発投手は能見篤史投手。
能見は鳥取城北高時代…井川慶投手(タイガース)、川口知哉投手(ブルーウェーブ)らと共に“高校生左腕三羽烏”とまで騒がれた逸材。但し、大阪ガス入社から6年間は
「肩、肘の小さな故障ばかりで…」
そう能見本人が語るように、周囲の大きな期待に応えられず。しかし、この試合ではノビのあるストレート(常時130?台を計時、MAX141????)と、鋭いスライダー(序盤の勝負球)が良かった。終盤こそ少々、疲れが見えたのと味方の失策絡みで4失点であったが、全国大会初先発、初完投、初勝利は立派。
「打線が先に点を取ってくれたので楽でした。まだまだですけれども、だいぶメンタル面で成長したような気もします。新しい考え方が出来るようになり、攻める気持ちを持てるようになった」
というのは自己分析。
僕が気付いた点は…本人は意識していないと言っていたが、ツーストライクまで追い込んだ後のストレートは腕が思いっ切り振れるので威力がある。スライダーも同様。
また、イニングの合間のダグアウト前でのキャッチボールの距離がだいぶ長い。遠投とまでは言わないが、35?くらいの距離をユッタリとしたフォームで投球に備えていた。
そして、取材中に判明したのだけれども、意外に手が大きくて(指も太い)ゴツイ。能見は全体的に細身の印象が強かったので意外であった。好投手の条件!???
さぁ、これを機に眠っていた才能が一気に開花するか?今大会の残り試合、来季の能見が楽しみである。かつての“高校生左腕三羽烏”の1人に期待したい。
あと、大阪ガスでは田中洋平内野手、岩本達也内野手に元気がある。俣瀬直樹外野手も“ベテラン健在”といった感じかなぁ。
?伏木海陸運送1×4日立製作所
残念なことに伏木海陸運送は敗れてしまったが、シッカリとした野球が出来ていた。
犠打は確実に決めるし、走塁などもソツがない。要は“野球の基本”を大事にしている。
「あと1本が出なかった。相手(日立製作所)の方が一枚上手だった。ウチはまだ力がないんです」
野村宏和外野手兼監督は目を潤ませ、時折、鼻をすすりながらポツリ、ポツリと口を開く。
「でも、ウチはこれからのチーム。今回、全国大会で戦えること(1勝は挙げた)を今後に活かして行きます」
と、リベンジを誓った。
個人的に、伏木海陸運送は好きになったチームである。
?東芝7×9ミキハウス
社会人野球が木製バット復活になってから2年。久々に“社会人野球らしい”激しい打ち合いを観た。
それにしても、ミキハウス打線の爆発力は半端じゃないなぁ”^_^”
尚、バファローズ自由獲得枠の香月良太投手は結局、今大会では登板機会なし。
「自分が投げないで終わってしまったのが一番悔しい。投げる準備はしていた。3年間、最後の年くらいはもっと投げたかった。プロではケガをしないで投げたい。勿論、即戦力のつもりですよ。社会人で総合的な力を付けることが出来ましたから」
と、香月らしく淡々とコメントを残した。
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