複数年契約

2003年12月19日
 複数年契約を結んでいる選手が増えて来ている。そして、それは十中八九、大型契約(高年俸)である。
 その根底には両者(球団、選手)の様々な思惑が絡んでいるのだが、球団側からすれば、選手に対する精一杯の評価であり、信頼と拘束。選手側にとっては実力で掴み取った勲章であり、安定と妥協。

 現在、これらの大半が良い方向に進んでいるとは思えないような気がする。ちゃんと調べた訳ではないが、大型契約に見合わない成績を残している選手の方が多いことは間違いないだろう。そして、それが日本だけに留まらない野球界の大きな歪みを生んでいる気がして仕方がない。
 年俸は契約形態によって、ほぼ均等に振り分けられたり、スライド式で上がったり、下がったり、インセンティブが付いたりと多種多様。そして、締結してしまった契約は有効になる。これを両者(球団、選手)がその時々のメリット、デメリットで“やんや言うてる”ケースが多いのも外側から第三者的に見ている人間からすれば、後味の悪いものに映る。

 メジャーリーグや他のスポーツの影響を受け、このような流れになっているのだろうが…どうも日本の野球界には馴染んでいない。いや、馴染んではイケナイ風習なのかも知れない。

 時代と言ってしまえばそれまでだけれども、複数年契約なんぞが考えられなかった時代。たかだが10年も経っていない頃にレギュラー選手としてバリバリ働いた選手が信じ難いくらいの低年俸で契約しているケースも少なくない。(それは当然、力量のピークが過ぎ、チームに対する貢献度が低いなどが関係しているのだが)
「野球をして、お金が貰える。契約して貰えるだけで嬉しいですよ」
 よく耳にするそのようなコメントは嘘でないだろう。しかし、心のどこかでは
「俺が活躍している時に複数年契約があったら」
 と、腹の底では思っているのでは…。これも野球界の歪みに直結している。

 ビジネスの色が濃い訳だから、ある程度は認めなければならない部分なのだろうが。僕は個人的に複数年契約を好まない。
 ただ、自身が執筆量の多い、少ないに関わらず、複数年契約を提示してくれる出版社があったら…迷わずに契約を結ぶ。まぁ、そんな出版社はある訳ないけれどもぉ(苦笑)。
 書いた(働いた)分だけっすよ(^_^;)これが普通やね。


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 時節柄、深酒の日々が続く。
 それなりに忙しく!?懐の具合はむしろ寂しい方やから…でも、お付き合いも大事。
 あくまでも僕の忘年会出席の決め手は、スケジュールと体調次第。御理解下さい。
 という訳で、今夜も忘年会っす(汗)。

 最近、武庫川沿いを走ったり、市民体育館で汗を流したりして、何とか体調を維持しようと(アルコール分を抜こうと…)している。ん〜、1日の時間がもっと欲しい。
 山口高志(タイガース二軍投手コーチ)ともしばらくお会いしてへんな。そりゃ、今津にも行ってへんからなぁ。僕の分まで頑張って下さいっ!!


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 物騒なニュース(事件)が多いなぁ(>_<)
 特に、児童虐待絡みは胸が痛む。
 小学校侵入の傷害事件は宇治、伊丹…遠くないところ(関西圏)だけに気掛かりだ。
 小さなお子様を持つ親御さんたちは気が気でないやろう…。

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