変革期を迎えた&その他
2004年1月4日 遅ればせながらではありますが、新年あけましておめでとうございます。
個人的に正月はそれなりに仕事をして疲れており、既にバテ気味ですが…今年も何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、04年の“日記初め”ということもあるので真面目に書こうかな???
昨日より、日刊スポーツにて森祇晶(野球評論家)が『プロ野球70年〜今そこにある危機』と題して、プロ野球界への提言をしている。
他人の意見に丸々、乗っかる訳ではないけれども。この提言がまた的を射ているんやな。非常に勉強になる。
今日は1球団支配化登録選手70人枠を撤廃すべきだというテーマ。簡単に森の意見を書くと――。
○野球界の底辺拡大を訴えているが、プロ野球界は選手枠の制限を設けている矛盾
○長引く不況で社会人野球が衰退→高校、大学と共に戦力供給して来たシステムが崩れる
○好きな野球を続けたいと思う選手の絶対数は減っていない→社会人クラブチーム、アメリカのマイナー、独立リーグをはじめ台湾、韓国、イタリア、オランダへも流出
○プロ入りする選手の高騰する契約金、年俸(※ここでは触れていないが、裏金の問題もあるだろう)
○必要以上に高額な契約金は“退職金の前払い”の意味合いもあるが、競争を勝ち抜き、這い上がる土壌を欠落させる
○これを半分に抑えることが出来れば、倍の選手にプロ入りのチャンスが
○二軍以下の選手の最低保障年俸を下げることでハングリー精神と社会性が身に付く
○支配化登録選手の枠がなければ、埋もれた人材を発掘出来る
○現行制度ではスカウトマンもリスクを回避して、平均点の選手ばかりを取るようになる
○スカウトマンの度量、眼力が失われて行くことは野球界の危機
○選手数が増えれば選手年金や球団運営の負担増→ここは知恵を絞り、熟考すべき点
○選手を育てる現場(二軍)のスタッフは現役選手を辞めた後の“天下り”先になっているという慣行がある
○育てるスタッフに能力がなければ、良い選手も増えない
○能力主義を徹底→それを見極めることが出来る優秀なフロントがいてこそ可能な話し
というような流れになっている。
そう、このように順を追って、問題は解決しなくてはならない。現在、野球界に欠けているところである。
最後に“代理人資格”についても言及していたが、現状では単に《弁護士資格を有する》だけでしかない。代理人はブローカーではなく、球団側と選手側の潤滑油。その辺を踏まえて、充分に協議すべきと主張。
う〜ん、僕も代理人になれるんかなぁ?ってのは冗談にして、野球界は大きな変革期を迎えている。論点とはズレる部分もあるが…今年はアテネ五輪もあり、野球というスポーツはさらに注目を集めることになるであろう。そのような年に少しでも良い方向へ動き始めると良いのだが。
僕自身、何が出来るかは分からないが、ちょっと今年は真剣に考えなくては。そのように強く感じた次第。
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毎年のことではあるが、正月はスポーツイベントが多いっす。嬉しいけれども、バテますなぁ(苦笑)。
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たくさんの年賀状(メール含む)が届く。皆様、ありがとうございます。
どれも嬉しいのだが、プロ野球選手や取材した大学生選手、マネージャーからの年賀状は格別に嬉しいもの。
僕自身、年賀状を書いている時は密かに
「こんな慣習、なくなってもええのになぁ」
などと嘆いていたけれども。やっぱり、ええもんですな。
尚、今年の年賀状MVPは…2年連続で“マユミ姉さん”ことタイガースアイのリポーター・土井麻由実に決定(現時点)!!この人、マジで年賀状に命を懸けているわ(^o^)
○紅白の垂れ幕(“賀正”の金文字入り)を前に猿の着ぐるみ(本格的)
○バナナの山(推定20房)の中に埋もれている
○バナナを両手に持ち、これでもかと頬張る
○鏡餅もちゃんと置いてあります
この撮影風景を観てみたい(笑)。あと、撮影後にバナナはどないしたんやろう???
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昨年末から知っていたのであるが。ようやく情報解禁!
親交のある漫才コンビ・ますだおかだが本を出します。
1月8日発売
『ますだおかだの漫才タイガース』(宝島社)
野球に精通。そして、野球をこよなく愛している彼らならではの“野球漫才本”。
02年M-1グランプリ覇者の力量はダテじゃない。単純な“タイガース便乗モノ”ではありません。是非、書店でお買い求めを!!
個人的に正月はそれなりに仕事をして疲れており、既にバテ気味ですが…今年も何卒宜しくお願い申し上げます。
さて、04年の“日記初め”ということもあるので真面目に書こうかな???
昨日より、日刊スポーツにて森祇晶(野球評論家)が『プロ野球70年〜今そこにある危機』と題して、プロ野球界への提言をしている。
他人の意見に丸々、乗っかる訳ではないけれども。この提言がまた的を射ているんやな。非常に勉強になる。
今日は1球団支配化登録選手70人枠を撤廃すべきだというテーマ。簡単に森の意見を書くと――。
○野球界の底辺拡大を訴えているが、プロ野球界は選手枠の制限を設けている矛盾
○長引く不況で社会人野球が衰退→高校、大学と共に戦力供給して来たシステムが崩れる
○好きな野球を続けたいと思う選手の絶対数は減っていない→社会人クラブチーム、アメリカのマイナー、独立リーグをはじめ台湾、韓国、イタリア、オランダへも流出
○プロ入りする選手の高騰する契約金、年俸(※ここでは触れていないが、裏金の問題もあるだろう)
○必要以上に高額な契約金は“退職金の前払い”の意味合いもあるが、競争を勝ち抜き、這い上がる土壌を欠落させる
○これを半分に抑えることが出来れば、倍の選手にプロ入りのチャンスが
○二軍以下の選手の最低保障年俸を下げることでハングリー精神と社会性が身に付く
○支配化登録選手の枠がなければ、埋もれた人材を発掘出来る
○現行制度ではスカウトマンもリスクを回避して、平均点の選手ばかりを取るようになる
○スカウトマンの度量、眼力が失われて行くことは野球界の危機
○選手数が増えれば選手年金や球団運営の負担増→ここは知恵を絞り、熟考すべき点
○選手を育てる現場(二軍)のスタッフは現役選手を辞めた後の“天下り”先になっているという慣行がある
○育てるスタッフに能力がなければ、良い選手も増えない
○能力主義を徹底→それを見極めることが出来る優秀なフロントがいてこそ可能な話し
というような流れになっている。
そう、このように順を追って、問題は解決しなくてはならない。現在、野球界に欠けているところである。
最後に“代理人資格”についても言及していたが、現状では単に《弁護士資格を有する》だけでしかない。代理人はブローカーではなく、球団側と選手側の潤滑油。その辺を踏まえて、充分に協議すべきと主張。
う〜ん、僕も代理人になれるんかなぁ?ってのは冗談にして、野球界は大きな変革期を迎えている。論点とはズレる部分もあるが…今年はアテネ五輪もあり、野球というスポーツはさらに注目を集めることになるであろう。そのような年に少しでも良い方向へ動き始めると良いのだが。
僕自身、何が出来るかは分からないが、ちょっと今年は真剣に考えなくては。そのように強く感じた次第。
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毎年のことではあるが、正月はスポーツイベントが多いっす。嬉しいけれども、バテますなぁ(苦笑)。
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たくさんの年賀状(メール含む)が届く。皆様、ありがとうございます。
どれも嬉しいのだが、プロ野球選手や取材した大学生選手、マネージャーからの年賀状は格別に嬉しいもの。
僕自身、年賀状を書いている時は密かに
「こんな慣習、なくなってもええのになぁ」
などと嘆いていたけれども。やっぱり、ええもんですな。
尚、今年の年賀状MVPは…2年連続で“マユミ姉さん”ことタイガースアイのリポーター・土井麻由実に決定(現時点)!!この人、マジで年賀状に命を懸けているわ(^o^)
○紅白の垂れ幕(“賀正”の金文字入り)を前に猿の着ぐるみ(本格的)
○バナナの山(推定20房)の中に埋もれている
○バナナを両手に持ち、これでもかと頬張る
○鏡餅もちゃんと置いてあります
この撮影風景を観てみたい(笑)。あと、撮影後にバナナはどないしたんやろう???
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昨年末から知っていたのであるが。ようやく情報解禁!
親交のある漫才コンビ・ますだおかだが本を出します。
1月8日発売
『ますだおかだの漫才タイガース』(宝島社)
野球に精通。そして、野球をこよなく愛している彼らならではの“野球漫才本”。
02年M-1グランプリ覇者の力量はダテじゃない。単純な“タイガース便乗モノ”ではありません。是非、書店でお買い求めを!!
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