OP戦雑感(デュプロ×関西学院大)
2004年3月13日 昨日はOP戦(関西学院大G)を観戦した。
D 0 0 1 0 3 0 0 0 1 5
K 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
(Dバッテリー)松本、米澤、加藤−後藤
(Kバッテリー)水野、折田、池田、森本、金子−清水誉
(本)後藤ソロ(D、3回・水野)
(三)森(D、5回・水野)、神垣(D、5回・水野)
(二)金本(D、1回・水野)、池ノ内(K、9回・加藤)
(失)後藤(D、1回)
(試合時間)2時間26分
(主審)藤野真
**************
(投手チェック)
○関西学院大
水野拓也
制球に安定感(4回1/3で無四球)があり、左打者へのアウトロー(ストレート)は文句なし。ただ、不用意に長打を浴びてしまうところが今後の課題。イメージ的には球威のない岡島秀樹投手(ジャイアンツ)かな!?
折田卓三
恐らく、今季もセットアッパー、ストッパーといった役目を担うことになりそうだ。短いイニング(2/3回)の投球機会であったので、心配はないだろうという程度の判断に留まる。
池田弘
台頭して来て欲しい新戦力。ストレートが120?前後と迫力に欠けるが、左サイドハンドからテンポ良く投げ込む。グラブをはめた右手の使い方次第で球速はもっと上がるのでは。
森本徹
昨季、先発投手として経験を積んだおかげで、マウンドさばきには余裕がある。まだ調整段階ということで本調子ではないが、要所を締める投球は最上級生の貫禄。体が絞れていたので、これからキレも出て来るのではないか。
金子宏
キレイなフォームの下手投げゆえに威圧感は感じなかった。それだけに細かい制球力が求められるが、そのラインに達するにはもう少し時間が掛かりそう。
「島尻さんが来たら、いっぱい見せなアカンやん(笑)」
投手コーチとなった本荘雅章(ちなみに大学時代の2学年先輩っす)の配慮!?もあり、5投手を観ることが出来た。先発投手として期待される重野投手、加藤学投手は前日(×阪南大)で登板したので、この日はアガリだったのは残念。
試合後には久々に本荘の投球をブルペンで観る機会に恵まれる。ええ球、放ってました。
○デュプロ
松本幸大
変則サイド左腕。140?に迫るストレートはキレ味鋭いが、逆球多し。スライダー、スクリューのコンビネーションを武器に投球回数7回で7三振を奪う。数球団が左のワンポイントで獲得を考えているという噂に違わぬ好投だったように思える。
米澤馨士
力強い印象の右手右腕。ストレート、スライダーは及第点以上だが、大雑把な制球力が気に掛かった。
加藤崇史
12年目を迎えるベテラン左腕は1回1失点も格の違いを見せ付ける投球。今季は抑えとしての活躍が予想される。
**************
関西学院大の戦力はリーグ戦経験者も多く残り、全体的には底上げされているような気がした。しかし、守備の連係、中継などでミスが目立つのはリーグ戦までには修正したいところ。
打線は外野手転向2年目の南貴之外野手、新主将の相原一紀外野手、一塁手として試合に出場した矢川武邦捕手がクリーンアップを務めたが、やや迫力不足の感は否めない。黒川栄次外野手、渡邉祥一郎、DH出場の松野悠大らの若い(2回生)選手が積極的にスイングしているのに対して、結果を追い求めるような姿勢がそう思わせたのかも知れない。
この日の試合出場はなかったが、4番経験もある近藤輝幸内野手、前日の試合で活躍した増田崇彦捕手、新入生の荻野貴司内野手(※今後、要注目!)が打撃練習を見る限りは良かったので、今後もオーダーが入れ替わる可能性は高いかも知れない。
あと、清水誉捕手はどうしても気になる。打撃では中堅前の安打を放ち、自慢のスローイングで盗塁も3つ刺した(企図数4)が…送球は乱れがちだし、リードも弱気。
そして、何よりもキャッチングが雑(特に、ミットをはめた左側の投球に対して)だった。
新監督の坂田穣は
「今、彼(清水誉)には技術的うんぬんは求めない。体をシッカリ作ることと高い意識を持って欲しいよね。それで一回りじゃアカンねん。二回り、三回り大きくなって、もっと上を目指して貰わないと」
とコメント。
腰痛もあって、予定より調整が遅れているという清水。坂田監督が望んでいることを噛み砕くことは勿論、周囲の期待以上のプレーや姿勢を心掛けて欲しい。
その良き見本となると思われたのが、デュプロの後藤剛捕手であった。
大阪産業大から社会人入りしたルーキーは先輩捕手などの故障もあり、ここ数試合はマスクを被り続けているらしい。
イニング合間のボール回しでは、ワンステップはあるもののビシッと二塁まで放り、士気を高めることを忘れない。リードは内外角の対角線を基本に、強気の攻めを見せていた。先発投手の松本が序盤に三振を奪えたのは、この後藤の配球も大きかったように思える。
「いやぁ、もっと配球では内角を使っても良いくらいだけど、よく頑張っている。まぁ、本塁打は出会い頭のマグレだけど(笑)。獲って良かったと思える働きをしてくれているよ」
池満治監督も合格点を与えていた。
**************
試合後、監督、コーチ、選手らと話しをするが、デュプロの松丸文政内野手との雑談の中で大西宏明外野手(バファローズ)の活躍が話題になっていた。で、今朝の新聞を見ると…その大西がOP戦(×ファイターズ、大阪ドーム)で開幕一軍アピールの本塁打を打っているではないか。
林威助外野手(タイガース)も頑張ってな!(サンケイスポーツ虎番の伊藤雅哉情報によると、調子が良いらしい)
**************
これまでに何度もしつこく書いて来たが、いよいよ
3月14日(日)24:15〜
『野球狂のネタ5〜宿替』(関西テレビ、北海道文化放送エリア)がOA!!
えーっ、松本浩(メディア・プルポ)からの連絡で…打ち上げは18日(木)の予定。
是非、高視聴率で美味しいお酒を飲ませて下さいっ!
尚、僕は『2ちゃんねる』に参加しながら、番組を観る予定!???
***************
動画更新は断念っす…。
本荘のブルペンでの投球やったんですけどね。
あっ、野球小僧・松倉雄太情報で。
今秋ドラフト注目の一場靖弘投手(明治大)は近畿大とのOP戦で完封勝ち(9×0)を収めたらしい。最速は148?。
ちなみに松倉は社高の練習試合を観に行っていたようである。
いつもありがとうなのです。
D 0 0 1 0 3 0 0 0 1 5
K 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
(Dバッテリー)松本、米澤、加藤−後藤
(Kバッテリー)水野、折田、池田、森本、金子−清水誉
(本)後藤ソロ(D、3回・水野)
(三)森(D、5回・水野)、神垣(D、5回・水野)
(二)金本(D、1回・水野)、池ノ内(K、9回・加藤)
(失)後藤(D、1回)
(試合時間)2時間26分
(主審)藤野真
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(投手チェック)
○関西学院大
水野拓也
制球に安定感(4回1/3で無四球)があり、左打者へのアウトロー(ストレート)は文句なし。ただ、不用意に長打を浴びてしまうところが今後の課題。イメージ的には球威のない岡島秀樹投手(ジャイアンツ)かな!?
折田卓三
恐らく、今季もセットアッパー、ストッパーといった役目を担うことになりそうだ。短いイニング(2/3回)の投球機会であったので、心配はないだろうという程度の判断に留まる。
池田弘
台頭して来て欲しい新戦力。ストレートが120?前後と迫力に欠けるが、左サイドハンドからテンポ良く投げ込む。グラブをはめた右手の使い方次第で球速はもっと上がるのでは。
森本徹
昨季、先発投手として経験を積んだおかげで、マウンドさばきには余裕がある。まだ調整段階ということで本調子ではないが、要所を締める投球は最上級生の貫禄。体が絞れていたので、これからキレも出て来るのではないか。
金子宏
キレイなフォームの下手投げゆえに威圧感は感じなかった。それだけに細かい制球力が求められるが、そのラインに達するにはもう少し時間が掛かりそう。
「島尻さんが来たら、いっぱい見せなアカンやん(笑)」
投手コーチとなった本荘雅章(ちなみに大学時代の2学年先輩っす)の配慮!?もあり、5投手を観ることが出来た。先発投手として期待される重野投手、加藤学投手は前日(×阪南大)で登板したので、この日はアガリだったのは残念。
試合後には久々に本荘の投球をブルペンで観る機会に恵まれる。ええ球、放ってました。
○デュプロ
松本幸大
変則サイド左腕。140?に迫るストレートはキレ味鋭いが、逆球多し。スライダー、スクリューのコンビネーションを武器に投球回数7回で7三振を奪う。数球団が左のワンポイントで獲得を考えているという噂に違わぬ好投だったように思える。
米澤馨士
力強い印象の右手右腕。ストレート、スライダーは及第点以上だが、大雑把な制球力が気に掛かった。
加藤崇史
12年目を迎えるベテラン左腕は1回1失点も格の違いを見せ付ける投球。今季は抑えとしての活躍が予想される。
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関西学院大の戦力はリーグ戦経験者も多く残り、全体的には底上げされているような気がした。しかし、守備の連係、中継などでミスが目立つのはリーグ戦までには修正したいところ。
打線は外野手転向2年目の南貴之外野手、新主将の相原一紀外野手、一塁手として試合に出場した矢川武邦捕手がクリーンアップを務めたが、やや迫力不足の感は否めない。黒川栄次外野手、渡邉祥一郎、DH出場の松野悠大らの若い(2回生)選手が積極的にスイングしているのに対して、結果を追い求めるような姿勢がそう思わせたのかも知れない。
この日の試合出場はなかったが、4番経験もある近藤輝幸内野手、前日の試合で活躍した増田崇彦捕手、新入生の荻野貴司内野手(※今後、要注目!)が打撃練習を見る限りは良かったので、今後もオーダーが入れ替わる可能性は高いかも知れない。
あと、清水誉捕手はどうしても気になる。打撃では中堅前の安打を放ち、自慢のスローイングで盗塁も3つ刺した(企図数4)が…送球は乱れがちだし、リードも弱気。
そして、何よりもキャッチングが雑(特に、ミットをはめた左側の投球に対して)だった。
新監督の坂田穣は
「今、彼(清水誉)には技術的うんぬんは求めない。体をシッカリ作ることと高い意識を持って欲しいよね。それで一回りじゃアカンねん。二回り、三回り大きくなって、もっと上を目指して貰わないと」
とコメント。
腰痛もあって、予定より調整が遅れているという清水。坂田監督が望んでいることを噛み砕くことは勿論、周囲の期待以上のプレーや姿勢を心掛けて欲しい。
その良き見本となると思われたのが、デュプロの後藤剛捕手であった。
大阪産業大から社会人入りしたルーキーは先輩捕手などの故障もあり、ここ数試合はマスクを被り続けているらしい。
イニング合間のボール回しでは、ワンステップはあるもののビシッと二塁まで放り、士気を高めることを忘れない。リードは内外角の対角線を基本に、強気の攻めを見せていた。先発投手の松本が序盤に三振を奪えたのは、この後藤の配球も大きかったように思える。
「いやぁ、もっと配球では内角を使っても良いくらいだけど、よく頑張っている。まぁ、本塁打は出会い頭のマグレだけど(笑)。獲って良かったと思える働きをしてくれているよ」
池満治監督も合格点を与えていた。
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試合後、監督、コーチ、選手らと話しをするが、デュプロの松丸文政内野手との雑談の中で大西宏明外野手(バファローズ)の活躍が話題になっていた。で、今朝の新聞を見ると…その大西がOP戦(×ファイターズ、大阪ドーム)で開幕一軍アピールの本塁打を打っているではないか。
林威助外野手(タイガース)も頑張ってな!(サンケイスポーツ虎番の伊藤雅哉情報によると、調子が良いらしい)
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これまでに何度もしつこく書いて来たが、いよいよ
3月14日(日)24:15〜
『野球狂のネタ5〜宿替』(関西テレビ、北海道文化放送エリア)がOA!!
えーっ、松本浩(メディア・プルポ)からの連絡で…打ち上げは18日(木)の予定。
是非、高視聴率で美味しいお酒を飲ませて下さいっ!
尚、僕は『2ちゃんねる』に参加しながら、番組を観る予定!???
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動画更新は断念っす…。
本荘のブルペンでの投球やったんですけどね。
あっ、野球小僧・松倉雄太情報で。
今秋ドラフト注目の一場靖弘投手(明治大)は近畿大とのOP戦で完封勝ち(9×0)を収めたらしい。最速は148?。
ちなみに松倉は社高の練習試合を観に行っていたようである。
いつもありがとうなのです。
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