阪神大学リーグを観に行く。
 いやぁ〜、実に快晴、ドッピーカン!日焼け対策を全くしていなかったので、エライ真っ黒になってしまった。

 大体大 000000101 2  5安打
 関外大 000000020 2  4安打
※試合開始より3時間経過後は次イニングに入らないという連盟規定により、9回引き分け

 大体大:高野‐園田
 関外大:森‐大久保、岩上

 二塁打:岩佐(関外大)、園田(大体大)
 失策:渡辺(大体大)、渡邉(関外大)
 暴投:森(関外大)
 捕逸:園田(大体大)

 ネット裏にはプロ8球団のスカウトマンが集う。お目当ては森跳二投手(関西外大)と高野圭太投手(大阪体育大)の両エース。横一列に並んだスカウトマンが一斉にスピードガンを構える姿はちょっと面白かった。

 投手戦と言うか、貧打戦と言うか…試合時間(3時間10分)は長かったなぁ。ダレてはいなかったけど。

 森は良くもないが、我慢強く要所を締めるという投球内容。腕の振りとかは違うが、タイプ的には川村丈夫投手(ベイスターズ)かな!?球威は130?台中盤とやや物足りなさを覚える。
 気になったのは球数(154球)と与四球(6個)が多かったこと。まぁ、決めに行った右打者へのアウトロー(ストレート、スライダー)をことごとくボールとコールされたのも影響していたように思える。
 
 試合後、森に話しを聴いたところ
「肩や肘は何ともないんですけれども、ちょっと爪が割れているんです…」
 そう言って、右手の人差し指を見せてくれた。確かに、内側の爪が少しめくれるようになっていた。それにしても、森の爪はキレイに手入れされていたなぁ。
 また、
「左打者にスライダーをカットされていましたね」
 と次戦は少し考えますというように反省。
 あと、ワインドアップとノーワインドアップの時があったのだが
「その時の感覚です(笑)。特に、打者のタイプによって変えたりとかはしていないです」
 ということであった。

 魚川棟広監督は
「全体的にモタモタした感じでしたわ。8回には檄を飛ばしたんやけれどもね。ん〜っ」
 やや渋い表情を見せた。

 高野は恵まれた体躯(183?、78?)を存分に使ったダイナミックな本格派右腕だが、もう少し体重が前に乗ればええのになぁ。という感じ。横回転が強過ぎる印象。あと、モーションが大きいのは課題だろう。球速は130?中盤〜140?くらいかな。低目のストレートは力があった。(結果的に痛打されたのは高目に浮いた球)
 変化球はカーブ、スライダー、ツーシーム、チェンジアップ、フォークといったところ。カーブはカウントが取れる有効な球で、フォークは若干シュート回転するけれども空振りが奪える大きな武器。
 まだ3回生なので、この1年の成長が楽しみだ。

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 2戦目の大阪経済法科大×帝塚山大は5回まで観る。
 一緒に観ていた松倉雄太と
「たまにはスコアを付けないで観るのもええやろう」
 と“ノンビリ・モード全開”(笑)。
 だけど、この“ノンビリ・モード全開”もバカにしたものではない。試合前ノック、ボール回しの時から、帝塚山大の三塁手・山田裕次郎がとても目立っていた。普段ならば、スターティング・メンバーを書きこむのに必死で見落としがちな部分だ。
「う〜ん、雰囲気あるよ」
 僕は関西外大の主務・加賀山祐香から頂戴した阪神大学リーグのパンフレットに赤ボールペンでチェックを入れる。そして、松倉雄太からは
「島尻さん、この山田裕って、昨秋は.405(打撃十傑3位)打っていますよ。本塁打も2本で本塁打王ですね。失策は多い(4個)みたいですけど」
 とプチ情報も入る。

 前述したように5回までしか観なかったが、山田裕は2打席目に中堅越えの二塁打を放つ。帝塚山大の先制機を御膳立てする、目の覚めるような痛烈なライナーであった。
 尚、1、3打席目は凡退したが、自分の間合で力強くバットを振ることが出来る選手だということは充分に伝わって来た。

**************
 明日は服部緑地で“浮き球三角ベース”の大会へ。ネット裏で能書きばかり垂れていないで、たまにはバリバリと体を動かすのも大事なこと。
 現在、本塁打王レースでトップ(5本塁打)を爆走中!明日も打ちまくったるでぇ〜!!

 明後日は関西六大学リーグ(西京極球場)を観に行きます。

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