4月11日(日)

2004年4月13日
 関西六大学リーグ(西京極球場)を観に行く。
 ネット裏にいることの方が多かったかな。松倉雄太もおったことやし。前日の関西学生リーグ(皇子山球場)情報などをゲット。
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 大商大 000010010 2
 龍谷大 10000003X 4

 龍谷大の先発投手は柳瀬明宏投手。軽く投げて、力のある球が来る。制球も安定している。しかし、配球は単調だった。まぁ、捕手の大志万修一のリードにも問題があるのだろうが…。
○入り方は外角
○平行カウントはスライダー、フォーク
○決め球も外角
 というような感じで内角をほとんど使わない。某球団のスカウトマンも不満だと言っていた。

 龍谷大は相変わらず攻撃が淡白なような気がする。椹木寛監督も
「打線が繋がりまへんなぁ…。粘り強く投げていた柳瀬を見殺しにするかと思った。落としていてもおかしくない試合」
 と不服顔。
 あと、やっぱり、全体的に走塁が甘い。
 例えば…2死走者2塁で左翼へ飛球が飛んだ際、2塁走者は左翼手が飛球を捕る前(ちょうど三塁ベース手前くらい)にもうスピードを緩めている。可能性としては低いかも知れないが、左翼手は2塁走者の動きが見えるものだ。全力疾走による重圧で凡ミス(失策)を招こうという意識に欠けている。
 その中で、川原功久外野手だけは積極的に次の塁、次の塁を狙う姿勢が出ていた。

 大阪商業大の先発投手は大型右腕・金村大裕投手。故障で今季は出場が危ぶまれていたが、どうにか開幕節には間に合った模様。
 しかし、調整不足は明らか。元々、腕の振りはアームっぽいのであるが、さらに顔と腕が離れており、抜け球が多かった。

 攻撃陣で目立っていたのは金子和豊内野手と金谷良太外野手。
 金子は持ち味であるスピードをアピールしていたし、金谷は昨秋、首位打者を獲ったことが大きな自信になっているようだ。

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 神院大 002010000  3
 京産大 20000300X  5

 今季の京都産業大クリーンアップは迫力がある。政田義範外野手、堀裕之内野手、市来悟内野手は長打力もあり、アベレージも残せるはずだ。
「自慢の貧打線っすから(苦笑)」
 という自虐的な京都産業大のコメントは当分、聞くことがないだろう。

「今日はあまり良くなかったですね。ストレートは走っていなかったし(通常は140?前後が130?台中盤)、スライダーもキレがなかった。だから、余計に手先で球を切ろうとするからワンバウンドの投球が多かった」(京都産業大・勝村法彦監督)
 と評された先発投手・中嶋浩介投手であったが、神戸学院大打線を散発5安打に抑えて完投勝利。変則スリークォーターの特性を活かし、微妙に打者のタイミングを外していた。

 神戸学院大打線は京都産業大打線とは対照的に、中軸が奮わなかったのが痛かった。但し、バッテリーエラー直後の好機をものにする“いやらしさ”があったのは救い。リーグ戦ではこういう戦い方が大事になって来る。

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 記者席で朝日新聞の井上明(松山商高のエースとして69年の51回全国高校野球選手権大会決勝で三沢高・太田幸司投手と延長18回を投げ合った。その後、明治大へ進学)と一緒になると少しばかり緊張する。 でも、
「シマちゃんさぁ――」
 みたいな感じで、ざっくばらんに話し掛けて下さる。緊張せんでええんかな!?

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