合併問題余波
2004年6月15日 出来るだけ簡潔に書きたい。
マスコミも大々的に報じている。バファローズとブルーウェーブの合併問題とその余波について。
現役選手、首脳陣、球団職員らの去就、本拠地球場のこと。果ては10球団(もう一つ合併)による1リーグ制の実現などなど。
現行の支配下登録選手の制限、各球団の経営状況とかを考えると、非常に厳しい。要は120?のビールをタンクに入れなければならないのに肝心なタンクは100?の容量しかない。見直し、改善により…もしかしたら、このタンクの容量を少しは大きくすることは出来るかも知れない。ただ、良くても100?+α(せいぜい110?)が限界やろうな。どうしても10?のビールは溢れ出してしまう。結局は、あらゆる面で受け皿が少なくなってしまうのである。
ストレートな書き方をするが、これに伴って解雇になる現役選手、首脳陣、球団職員などが例年より増えることは必至。そして、このことは新たにプロ野球という世界で羽ばたこうとする人間の夢を摘むことにもなる。
選手という側面では…毎年、12球団で100人近くの新人選手を獲得するが、それも確実に減少する。約20人は夢を諦めたり、別のステージ(アマチュア球界や海外でプレー)で野球を続けて行くことになるだろう。
ただ、アマチュア球界の現状(企業チーム、クラブチーム)も厳しいし、海外でプレーするという選択肢は手間も掛かるし、将来的なリスクも小さくない。野球を続けて行くという希望、魅力(=メリットとも換言出来る!?)は薄れてしまい、底辺からの野球人口、人気にも影響して来る。
“球界再編”はプロだけの問題ではないのだ。
球団職員の去就とも重なるのだが、ついでにスカウトマンのことにも触れておこう。
当たり前のことながら、現在、バファローズとブルーウェーブも新人選手獲得の窓口となるスカウトマンがいる。
彼らにとっても今回の話しは“寝耳に水”であり、個人的な身の振り方も不安であろうし、スカウティング活動にも大きな打撃を受ける。
「是非、プロで頑張って欲しい。ウチは獲得したい。考えておいてくれないか」
とスカウティング活動をしたところで、どこの誰が前向きに考えるというのだ。
「半年後には僕の勤めている会社はどうなるか分からないんやけれども、結婚を前提に付き合ってくれへんか」
というように口説く男も、口説かれる女も余程のことがない限りはあり得へん。
まだまだ書きたいことはあるんやけれども…漠然としていて、整理が付かないというのが現状。この話し自体がどのような方向に向かっているのかも結論も出ていないし。仮に結論出たところで、僕ごときの見解や意見などで動かすことは出来ないというのが悲しいかな現実であるんやけれども…。
とにもかくにも大問題。
単純に上原浩治投手(ジャイアンツ)と松坂大輔投手(ライオンズ)の投げ合いが観られるなんて浮かれている場合ではないのである。
それにしても当事者(バファローズ、ブルーウェーブのトップですな)が
「新球団の名前なども考えて、上手く話しを進めて行きたい」
って…コイツらは身近なことは見ていたとしても、球界全体のことは全く見ていない。
“木を見て森を見ず”とはまさにこのこと。
最も良い解決策は一体???
マスコミも大々的に報じている。バファローズとブルーウェーブの合併問題とその余波について。
現役選手、首脳陣、球団職員らの去就、本拠地球場のこと。果ては10球団(もう一つ合併)による1リーグ制の実現などなど。
現行の支配下登録選手の制限、各球団の経営状況とかを考えると、非常に厳しい。要は120?のビールをタンクに入れなければならないのに肝心なタンクは100?の容量しかない。見直し、改善により…もしかしたら、このタンクの容量を少しは大きくすることは出来るかも知れない。ただ、良くても100?+α(せいぜい110?)が限界やろうな。どうしても10?のビールは溢れ出してしまう。結局は、あらゆる面で受け皿が少なくなってしまうのである。
ストレートな書き方をするが、これに伴って解雇になる現役選手、首脳陣、球団職員などが例年より増えることは必至。そして、このことは新たにプロ野球という世界で羽ばたこうとする人間の夢を摘むことにもなる。
選手という側面では…毎年、12球団で100人近くの新人選手を獲得するが、それも確実に減少する。約20人は夢を諦めたり、別のステージ(アマチュア球界や海外でプレー)で野球を続けて行くことになるだろう。
ただ、アマチュア球界の現状(企業チーム、クラブチーム)も厳しいし、海外でプレーするという選択肢は手間も掛かるし、将来的なリスクも小さくない。野球を続けて行くという希望、魅力(=メリットとも換言出来る!?)は薄れてしまい、底辺からの野球人口、人気にも影響して来る。
“球界再編”はプロだけの問題ではないのだ。
球団職員の去就とも重なるのだが、ついでにスカウトマンのことにも触れておこう。
当たり前のことながら、現在、バファローズとブルーウェーブも新人選手獲得の窓口となるスカウトマンがいる。
彼らにとっても今回の話しは“寝耳に水”であり、個人的な身の振り方も不安であろうし、スカウティング活動にも大きな打撃を受ける。
「是非、プロで頑張って欲しい。ウチは獲得したい。考えておいてくれないか」
とスカウティング活動をしたところで、どこの誰が前向きに考えるというのだ。
「半年後には僕の勤めている会社はどうなるか分からないんやけれども、結婚を前提に付き合ってくれへんか」
というように口説く男も、口説かれる女も余程のことがない限りはあり得へん。
まだまだ書きたいことはあるんやけれども…漠然としていて、整理が付かないというのが現状。この話し自体がどのような方向に向かっているのかも結論も出ていないし。仮に結論出たところで、僕ごときの見解や意見などで動かすことは出来ないというのが悲しいかな現実であるんやけれども…。
とにもかくにも大問題。
単純に上原浩治投手(ジャイアンツ)と松坂大輔投手(ライオンズ)の投げ合いが観られるなんて浮かれている場合ではないのである。
それにしても当事者(バファローズ、ブルーウェーブのトップですな)が
「新球団の名前なども考えて、上手く話しを進めて行きたい」
って…コイツらは身近なことは見ていたとしても、球界全体のことは全く見ていない。
“木を見て森を見ず”とはまさにこのこと。
最も良い解決策は一体???
コメント