まだまだ…どうなるか分からないプロ野球のバファローズとブルーウェーブの合併問題余波。
 この話しが噴出してから約10日。たくさんの人間とこの話題について話す機会があった。
『週刊ベースボール』(ベースボールマガジン社)の編集者・小林光男や、これまた『週刊ベースボール』で“閃球眼”を連載しているスポーツライター・石田雄太からもメールを貰った次第。
 
 小林のメール内容については伏せさせて貰うが、石田からのメール要約は下記の通りである。

 野球の世界にはたくさんの人が関わり、様々な形で携わっている。
 それぞれの立場で、見え方の違う問題(今回の)はない。
 僕はまずそのことに驚きました。
 だからこそ、どうすべきか、という結論を出すのは難しい。
 あっちとこっちを両立させられないから起きている問題。
 全てを丸く収める方法はありませんからね。

 現在は球団を経営するという立場の人間の意ばかりが先行している。報道もそれに準じた形で

・合併は否か応か?
・本拠地問題
・球団名
・加盟料(30億円)
・支配化選手枠の見直し
・1リーグ制への展開(10チーム、果ては8チームなんて話しも)
・ファンの心情

 などが主である。
 まぁ、これらも重要な論点であるのだが、僕的に納得が行かないのは…仕事柄、アマチュア野球に接する機会が多い。真剣にプロを目指している選手、タイミングさえ合えば、契機さえあればプロでチャンスを掴めるんちゃうか?という選手を目の当たりにしている立場。だから、その辺もシッカリと論じて欲しいと思うからかも知れない。

 そのような立場で物を言わせて貰うならば、今回の件は合併という選択肢でしか解決出来へん問題なんかいなと思う。
「実際、地方の競馬場とか潰れてるやん。しゃあないねんって」
 確かにその通りなのだが、少なからずとも野球に携わっている身。
「そうですよねぇ」
 とも言われへん。

 栗山英樹(野球評論家)、古田敦也捕手(スワローズ)くらいしか言及していないのだが。球団が減ってしまうことは野球を続けて行こうとする者のモチベーションを下げるのも同然。≠(ニアリーイコール)である。だから、簡単にこの件を進めてはアカン。論議に論議を重ねて。様々な人間の意見、それぞれの立場の意見を取り入れなければならない。

 僕は1リーグ制には断固反対。自己の利益のみを追求、自己の小さな夢を実現、完結、満足させたい“N”及び“Nの賛同者”の思うツボではないか。
 一時的にはそれでどうにかなるのかも知れん。でも、それは究極の“場当たり主義”でしかない。
 それやったら、韓国、台湾、中国も加えた“極東リーグ”でチーム数、リーグ数を増やして、底辺を拡大すべきでは。(簡単に実現出来る話しではないが)

 ある社会人野球の選手はこのようなことを言っていた。
「12チームやないとダメですよ。もし1チームが経営困難やったら社会人野球を持っているチームが協力して球団を作るんです。現実、社会人野球も厳しいけど、力を合わせれば維持出来そうな気もするんです。社会人野球の選抜チーム(下部組織は社会人野球)がペナントレースに参加出来るようになれば僕らのモチベーションが上がる、頑張れると思うんですよ」

 プロアマ協約や報酬の問題などなど。これも簡単に実現は出来ないが、石田のメールに書いてあったようにそれぞれの立場で色々な考え方があるもんや。

 まとまりがなくて申し訳ない。
 取り急ぎ、何かを書かんことには心が晴れん(苦笑)。

コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索