『オレが許さんわ！？』

　梅雨やね…本日、藤井寺球場（関西5リーグ対抗戦）も舞洲ベースボールスタジアム（都市対抗／大阪・和歌山第2次予選）も雨天中止。

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　あの“お方”が遂に吠えましたなぁ。
「潰れる野球と心中は嫌だな。新リーグだよ」
　この“お方”ってば…もう二の句が告げられません。
　唯一、告げられるとしたら
「アンタが潰そうとしているんちゃう」
　くらいっすかね。
　長期的、マクロ的に考えて、1リーグ制がベスト（果ては新リーグ…）と結論を出せる思考回路が全くもって分かりまへん…。

　あと、報道する方も報道する方なんやけど。
《これで球界の地図を一気に塗り替えに掛かる》
　って…どうにかして止めようと言うか、そんな簡単に1リーグになったらアカンと論じることが出来ないのか。

　まぁ、どう書いても“感情論”になってしまうんやけれども、もっと“森”を見て欲しい。そして、その“木々の枝葉”にも目を向ける努力もするべき。

　仕事を頂戴している手前、真っ向から書けへんのやけど…正直、『週刊ベースボール』（以下、『週ベ』、ベースボールマガジン社）も手緩いなぁ。巻末特集（カラーページ）で5ページって…。
　まぁ、週刊誌ゆえに編集や締切の都合もあるんやろうけどさ。特集で“投球術”をやっている場合ではないと思うねんけど。（確かにペナントレースの流れも大事やけど）
　老舗専門誌としての使命を忘れていないか。

　まぁ、石田雄太の連載をはじめ、中村紀洋内野手（バファローズ）や谷佳知外野手（ブルーウェーブ）のコーナーの絡み、その他でも随所に今回の話題が散りばめられていたことで体裁は保つ。あっ、巻頭は岩隈久志投手（バファローズ）のインタビューやったわ。
　それにしても、真理なんやろうけれども
「経営のことは分からない。選手の立場としてグラウンドで精一杯のプレーをするだけ」
　選手の大半が紋切り型のコメントしか発しないのは少し寂しい。って、そこまで言及するんはワガママ！？

『週ベ』の長寿コーナーでも吠えてましたなぁ。
　このコーナー、毎回、微妙である（苦笑）。訴えたいことは分かるんやけれども僕的には素直に頷けないところがミソ（再び苦笑）。
　まぁ、それがある種の売りでもあるし、今回も暴論と前置きしているだけあるんでね。
　で、肝心な中身は《パ・リーグは糸の切れたタコ》として、8球団1リーグ制を主張…。でも、最後まで読むと、プロ野球の根本を変えるチャンス。将来は韓国や台湾も加えた“原資作り”に取り掛からんと。そう結んでいるのは救い。
　色々とクリアにしなければならない点が多いながらも…僕も韓国、台湾。さらには中国（現在、1番元気なんちゃう）も加わった“極東リーグ”を支持するクチですから。
　でもね、豊田泰光さん。（あっ、名前を出してもうた！）
　プロ野球の根本ではない。日本における野球の根本を変えなきゃアカンのですよ。プロ野球は様々な方面から支えられているんやから。プロ野球中心の考え・発言は誤解を生むことになりまっせ。

　せやけど、世間一般の人々にとっては“プロありき”の野球界なんやろうね。悲しいかな、これが現状。
　そのような風潮を『オレが許さんわ！？』。

　これで話しにオチが出来たかいな！？？？