本日より

2004年7月12日
『大学野球 増刊号』(ベースボールマガジン社)の取材開始。

 スタートは我が母校でもある関西学院大。
 取材対象選手は清水誉捕手だ。

 実は昨日…偶然、清水誉とは会うているんやなぁ。阪急・西宮北口駅の改札で。

「明日はヨロシクぅ」
「はい。田中さん(伸明、主務)から13時って聞いてますけど」
「うん、昼過ぎには行くから」
「はい、宜しくお願いします」

 ということで取材雑感はまた晩にでも。

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 取り急ぎ、『写真館』http://www.alfoo.org/diary/shimajoe/を更新。
 サムネイルをクリックすると写真は拡大されます。
 授業に出ていた選手も多いので…ごく一部ですが。

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 第75回都市対抗野球大会/近畿地区代表決定戦はこちらを
 http://8540.teacup.com/sokuho/bbs御覧下さい。

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 えーっ、『大学野球 増刊号』(ベースボールマガジン社)に書かなければアカンのでネタは小出しに。御容赦の程を。

 清水誉捕手(関西学院大)は進学校の小野高出身。高校時代は兵庫県大会ベスト8(3年生時、夏の大会)が最高成績。だが、個人の力量は図抜けており、プロも注目した逸材。スローイングが的確で、高校通算27本塁打という打撃が魅力であった。

 関西学院大入学後、正捕手であった矢川武邦捕手(現内野手)の故障(右指の骨折、人差指、中指、薬指の3本???)もあり、1回生春からスタメンに名を連ねる。
「高校の時はあれだけ甲子園に出たくてもアカンかったのに。大学に入ったら、すぐ甲子園でしたからねぇ(笑)」
 そう、伝統の“関関戦”でデビューという幸運もあった。しかし、ルーキーイヤーは大学野球の壁をひたすら痛感することになる。
「リードとかキャッチングも精一杯。打撃もありきたりですけど、スピード、キレにビックリした」
 と言う。

 今春はキャンプ前に患った腰痛(ギックリ腰)で大事を取っていたので、スタートこそ芳しくなかったが、大学野球のレベルにはもう順応していた。
「データがある。自分でもこの選手はこうだというイメージも分かって来た。守る方でも、打つ方でも余裕が出て来ました。まぁ、要は慣れなんでしょうけど」

 守りに関しての数字は出難いが、打撃面では、その言葉が嘘でないことは分かる。

 昨年/18試合 60打数11安打 4打点 0本塁打 .183
 今春/12試合 38打数10安打 7打点 3本塁打 .263

 まだ2回生ということ、捕手というポジションを加味すれば、今春の成績は及第点。ちなみにマリーンズ入りした田中雅彦捕手(近畿大出身)も常時3割をキープするようになったのは3回生春からである。

 特筆すべきは本塁打3本。(関西学生リーグでは“本塁打王”の制定はないが、単独トップである)しかも、3本中2本は金刃憲人投手(立命館大)、増田陽紀投手(関西大)というリーグ屈指の左腕投手から放ったものというのが潜在能力の高さを伺わせる。

 実はネット裏(プロ野球編成陣)の評価が高い清水誉。まだまだ“ノビシロ”があるというのが共通の見解のようである。2年後の秋が楽しみだ。

 気になる選手は?という問いには
「ブルーウェーブの長田(勝、捕手)ですね」
 と即答。
 同学年で中学時代から親交があり、高校時代に何度も対戦(長田は神港学園高)しているうえに同じポジション。
「向こうはプロで、僕は大学野球。いつか絶対に追い抜きたい」
 最後に力強く、そう語っていた。

 切磋琢磨で頑張って欲しい。

「島尻さん、今日は本当にありがとうございました」
 最後は丁寧かつ深々と頭を下げて来た清水誉。人間的にも◎やね。

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