女子野球世界大会2日目雑感/7月19日分
2004年7月20日『写真館』http://www.alfoo.org/diary/shimajoe/は20日のお昼前後を目処に更新します!?
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日本は第4試合(プレーボール予定時刻19:00)。
昼過ぎ、ホテル前駐車場で“神村学園高コンビ”の中島梨紗投手、西朝美捕手の素振りとシャドーピッチングをしていた。非常に“オイシイ場面”やったので
「ユニフォーム着ていないとこ悪いねんけど、カメラ回してもええかな?」
そう聞くと、
「そのビデオって、すぐに再生出来るんですか?フォームチェックしたいなぁ」
と中島。
「あっ、私もフォームチェックしたいです。真横と正面から撮って下さい」
西にもお願いされる。という訳でシッカリと高校生2人のフォームを撮ってあげました。優しい31歳のライターは(笑)。
その後、約1時間。片岡安祐美内野手のインタビュー。
最初はホテルのロビーでしていたのだが、あまりにも暑い(冷房が効いていない!?)ので近所の喫茶店へ移動。
片岡はオレンジジュースを飲みながら、非常に礼儀正しく。そして快活にインタビューに応じてくれた。
目を見て話す、姿勢が良い。えーっ、高校生に対話の基本を教えて貰った次第である(苦笑)。
尚、このインタビューは立ち上げ予定のHP『こちらアマチュア野球情報発信局』の“女子野球コーナー”にて。楽しみにして戴きたい。
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(2日目雑感)
予選リーグ/日本53×0韓国(5回コールド)桃山野球場
※アメリカン・フットボールやラグビーのスコアではありません。野球の試合です。
日本打線が放った安打は29安打。投手陣も小西美加投手(2回)、太田さやか投手(2回)、小林夏希投手(1回)と繋いで、韓国打線を無安打に抑える完封リレー。(与四死球はあり)圧勝であった。
女子野球の歴史が浅い韓国。登録メンバーも僅か11名。正直、日本とはレベルが違う。しかし、“野球の原点”を忘れていないのはとても素敵であった。
アホな報道陣や大会関係者は
「試合が終わらんやないか」(コールドゲームもあるが…規定で5回10点差)
みたいなことを平気で抜かしていたが、僕はそう思わなかった。むしろ感動した位だ。
「まだ巧くないけどさ。でも、1球、1球に対して大きな声出してさ。1つのアウトを取ったら喜んでさ。アウトだって分かっていても一塁ベースを全力疾走で駆け抜ける。こっちが教えて貰うべきこともたくさんあったよ」
日本代表チームの指揮を執る広瀬哲朗監督もそう試合後に語っていた。
その通りっ!
何年後になるかは分からないが、きっと韓国も力を付けて来るだろう。
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ビデオでフォームチェックをした西も、インタビューをした片岡もクリーンヒットを打っていた。(2人共、スタメンでフル出場)これはこれで個人的には嬉しい(笑)。
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《試合後の主なコメント》…たくさんあるので一部のみになります
☆広瀬哲朗監督
―スタメンで起用した片岡選手が大活躍でしたが。
「そうねぇ、彼女は昨年も要所で働いてくれた。普段、男の子と野球をしているだけあって実に野球をよく知っているよ」
―大勝でしたが。
「まぁ、勝負だから勝つに越したことないんだけど。でも、スライディングすべきところでしなかったり。反省するところはあるよ」
☆小西美加投手
―攻撃時間が長くて大変だったのでは?
「キャッチボールをしていてもチェンジにならない(笑)。確かに難しかったです」
―与死球がなければ完璧。(5奪三振)
「でも、あれは内角の厳しいコースを狙ったので。こういう試合展開でしたけれども、逃げない“攻めの投球”をするというのがテーマだったので。そういう意味で今後の収穫だったと思っています」
―今後も登板機会はあると思いますが。
「はい、完投したいですね」
☆坂下翠外野手
―ダイヤモンドを何週もしましたね。
「疲れました(笑)。内容があまり良くなかったんで…」
―でも、最終打席のライト前ヒットなんか“お手本”みたいでしたけど。
「でも、ちょっと先っぽでした(苦笑)」
―今後もああいうバッティングが出来れば。
「そうですね。頑張ります(笑)」
※とにかく笑顔が絶えない選手です。
☆片岡安祐美内野手
(囲みではなくクールダウン中に独占!?得意の“雑談形式”やけれども)
―今日は1試合フル出場。良い顔しているね。
「はい、スゴイ楽しかったです」
―疲れはないの?
「大丈夫です。まだやりたい位です(笑)」
―大活躍やったね。
「いえいえ。1打席だけ自分らしくなく引っ張っちゃったんで。(結果は三ゴロ)」
―でも、こういう展開だからこそ冒険と言うか、そういうのも試せたんちゃう?
「そうですけど、やっぱり冒険はダメですね(苦笑)。私はあっち方向に打たないと(二塁ベースより右を指し示しながら)イケマセン。」
―守る方(二塁守備)はどうやった?
「もっと守備機会が多ければ良かったですね(守備機会1度のみ)」
―試合中に大きな声とジェスチャーで走塁のことを(走者・綱川あゆみ内野手)注意していたやんね。
「はい。あそこはスライディングしなきゃイケナイところですから。気を抜いて、中途半端なプレーをしていたら歩幅が合わなくなったりしてケガしたりということもありますから」
―同じケガするんでも一所懸命と、抜いてじゃ違うもんねぇ。
「抜いてケガしたら後悔しますから」
―じゃあ、今後も元気な全力プレーで。
「はいっ!」
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日本は第4試合(プレーボール予定時刻19:00)。
昼過ぎ、ホテル前駐車場で“神村学園高コンビ”の中島梨紗投手、西朝美捕手の素振りとシャドーピッチングをしていた。非常に“オイシイ場面”やったので
「ユニフォーム着ていないとこ悪いねんけど、カメラ回してもええかな?」
そう聞くと、
「そのビデオって、すぐに再生出来るんですか?フォームチェックしたいなぁ」
と中島。
「あっ、私もフォームチェックしたいです。真横と正面から撮って下さい」
西にもお願いされる。という訳でシッカリと高校生2人のフォームを撮ってあげました。優しい31歳のライターは(笑)。
その後、約1時間。片岡安祐美内野手のインタビュー。
最初はホテルのロビーでしていたのだが、あまりにも暑い(冷房が効いていない!?)ので近所の喫茶店へ移動。
片岡はオレンジジュースを飲みながら、非常に礼儀正しく。そして快活にインタビューに応じてくれた。
目を見て話す、姿勢が良い。えーっ、高校生に対話の基本を教えて貰った次第である(苦笑)。
尚、このインタビューは立ち上げ予定のHP『こちらアマチュア野球情報発信局』の“女子野球コーナー”にて。楽しみにして戴きたい。
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(2日目雑感)
予選リーグ/日本53×0韓国(5回コールド)桃山野球場
※アメリカン・フットボールやラグビーのスコアではありません。野球の試合です。
日本打線が放った安打は29安打。投手陣も小西美加投手(2回)、太田さやか投手(2回)、小林夏希投手(1回)と繋いで、韓国打線を無安打に抑える完封リレー。(与四死球はあり)圧勝であった。
女子野球の歴史が浅い韓国。登録メンバーも僅か11名。正直、日本とはレベルが違う。しかし、“野球の原点”を忘れていないのはとても素敵であった。
アホな報道陣や大会関係者は
「試合が終わらんやないか」(コールドゲームもあるが…規定で5回10点差)
みたいなことを平気で抜かしていたが、僕はそう思わなかった。むしろ感動した位だ。
「まだ巧くないけどさ。でも、1球、1球に対して大きな声出してさ。1つのアウトを取ったら喜んでさ。アウトだって分かっていても一塁ベースを全力疾走で駆け抜ける。こっちが教えて貰うべきこともたくさんあったよ」
日本代表チームの指揮を執る広瀬哲朗監督もそう試合後に語っていた。
その通りっ!
何年後になるかは分からないが、きっと韓国も力を付けて来るだろう。
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ビデオでフォームチェックをした西も、インタビューをした片岡もクリーンヒットを打っていた。(2人共、スタメンでフル出場)これはこれで個人的には嬉しい(笑)。
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《試合後の主なコメント》…たくさんあるので一部のみになります
☆広瀬哲朗監督
―スタメンで起用した片岡選手が大活躍でしたが。
「そうねぇ、彼女は昨年も要所で働いてくれた。普段、男の子と野球をしているだけあって実に野球をよく知っているよ」
―大勝でしたが。
「まぁ、勝負だから勝つに越したことないんだけど。でも、スライディングすべきところでしなかったり。反省するところはあるよ」
☆小西美加投手
―攻撃時間が長くて大変だったのでは?
「キャッチボールをしていてもチェンジにならない(笑)。確かに難しかったです」
―与死球がなければ完璧。(5奪三振)
「でも、あれは内角の厳しいコースを狙ったので。こういう試合展開でしたけれども、逃げない“攻めの投球”をするというのがテーマだったので。そういう意味で今後の収穫だったと思っています」
―今後も登板機会はあると思いますが。
「はい、完投したいですね」
☆坂下翠外野手
―ダイヤモンドを何週もしましたね。
「疲れました(笑)。内容があまり良くなかったんで…」
―でも、最終打席のライト前ヒットなんか“お手本”みたいでしたけど。
「でも、ちょっと先っぽでした(苦笑)」
―今後もああいうバッティングが出来れば。
「そうですね。頑張ります(笑)」
※とにかく笑顔が絶えない選手です。
☆片岡安祐美内野手
(囲みではなくクールダウン中に独占!?得意の“雑談形式”やけれども)
―今日は1試合フル出場。良い顔しているね。
「はい、スゴイ楽しかったです」
―疲れはないの?
「大丈夫です。まだやりたい位です(笑)」
―大活躍やったね。
「いえいえ。1打席だけ自分らしくなく引っ張っちゃったんで。(結果は三ゴロ)」
―でも、こういう展開だからこそ冒険と言うか、そういうのも試せたんちゃう?
「そうですけど、やっぱり冒険はダメですね(苦笑)。私はあっち方向に打たないと(二塁ベースより右を指し示しながら)イケマセン。」
―守る方(二塁守備)はどうやった?
「もっと守備機会が多ければ良かったですね(守備機会1度のみ)」
―試合中に大きな声とジェスチャーで走塁のことを(走者・綱川あゆみ内野手)注意していたやんね。
「はい。あそこはスライディングしなきゃイケナイところですから。気を抜いて、中途半端なプレーをしていたら歩幅が合わなくなったりしてケガしたりということもありますから」
―同じケガするんでも一所懸命と、抜いてじゃ違うもんねぇ。
「抜いてケガしたら後悔しますから」
―じゃあ、今後も元気な全力プレーで。
「はいっ!」
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