一昨日(29日)、昨日(30日)と社会人野球のJABA京都大会(西京極)を観戦。そして、改めて感じたのが日産自動車の野球に対する意識の高さである。

 3月の東京スポニチ大会。フライが上がった時の日産自動車野手陣の“声の掛け方”について書いたことは多数の高校・大学の指導者から
「なるほどと思いました。ウチも参考にします」
 というようなリアクションがあったので、僕も少しは野球界に貢献しているなぁ!?と思っていたのだが、今回も衝撃を受けたので報告することに。

 日産自動車の打者は走者の有無に関わらず、1球毎に自軍ベンチを振り返る。そして、片方の手でサインを送っている。それをはじめは何なんかなぁ?と思っていたのだが…実は打者が1球、1球、投じられた球種を以下のようにダグアウトのスコアラーへ伝達していたのである。

 ストレートならば人差し指と中指を前方に突き出す。
 カーブならば上から下に手首を捻る。
 シュートならばストレートの仕草で手首を少し外側に捻る。
 スライダーならば横に指を切り、フォークならば人差し指と中指でボールを挟む仕草。

 確かにバックネット裏ではベンチ入りしていないメンバーがデータを取っている。でも、実際に投手と対戦している打者がその場で球種を判断(最も分かるだろう)することは試合中にスピーディーな対応が出来ることと思われる。

 要因はこれだけではないだろうが、日産自動車がミキハウス戦で23得点を挙げた一つの要素であったと僕は確信している。

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