1打席/4年
2005年9月23日
【写真】
恒川裕捕手(京都産業大4回生)
05年9月23日 大阪経済大1回戦
代打でリーグ戦初出場。
ちなみに今日は22歳の誕生日でもありました。
***************
今日は関西六大学リーグの京都産業大−大阪経済大1回戦(南港中央)で素晴らしいシーンを目の当たりにした。
一つは言うまでもなく(書くまでもなく???)、平野佳寿投手(京都産業大)のリーグ戦通算最多奪三振記録の更新。
詳細はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/を御参照下さい。
紛れもなく平野は大学球界を代表する屈指の好投手であり、ブレイク前から注目していた僕としても本当に嬉しかった。まぁ、これはスポーツライターとかいう観点はなし。単なる野球好きの自己満足と言って良いかも知れん。
また、少しは社交辞令もあるのだろうが、平野も試合後に
「島尻さんが来ている時で良かったです」
とも言うてくれたことやし。
ホンマ嬉しいねぇ〜♪
尚、僕は滅多に自宅でアルコールを摂取することはないのだが、帰宅の際にコンビニで缶ビール(350ml)を2本買って、平野の記録達成に祝杯を♪
勿論、発泡酒では平野に失礼なので、
平野に相応しい“コクとキレ”のある上物でね(笑)。
※えーっ、発泡酒も大好きやけど
そして、
《僕が言うのもなんですが、美味しく飲んでやって下さいね》
という平野のメールを忠実に守った次第である(笑)。
***************
もう一つの素晴らしいシーンは9回表一死走者2塁。
この場面で京都産業大の勝村法彦監督は代打を告げた。それが冒頭写真の恒川である。
実は…これまで僕は恒川に関する情報はあまりなかったというのが正直なところなのだが、数日前、あることを機に恒川にとても関心を抱くようになったのである。
で、少しながらも恒川という選手がコンディショニングを大切にする京都産業大の野球部でフィジカル・リーダーという役割を果たしていることも理解したし、人柄も何となくながら分かって来た。また、プチ情報として今日(9/23)が誕生日だということも知っていたので、朝から恒川に会ったら
「誕生日おめでとう♪」
と声を掛けてあげようと思っていたのだ。(実際、試合中にダグアウト裏で実現)
その恒川が大学野球生活4年目にしてリーグ戦で初めての打席に立った。僕は記者席から一塁側のカメラマン席へスッ飛んで行く。恒川の勇姿を撮影したくて仕方がなかったからだ。さすがに今日の今日、渡すことは無理だが、後で写真をプレゼント(誕生日)するくらいのことは出来るし。
結局、恒川はボールカウント0−1から二ゴロに倒れたのであるが、幸い3枚くらいは打席の恒川を撮影することが出来たし、
懸命に一塁へ全力疾走する姿をシッカリと観ることも。
実に素敵な二ゴロであった。
***************
試合後、恒川に会いたくなって三塁側のロッカールームへ足を運んだ。
「嬉しいですけど、メッチャ悔しいです。打ちたかったです。
自分にとっては“1打席/4年”ですから。
まぁ、自分はチームをサポートする選手なんで良いんです。
優勝したいです」
そう語りながら、嬉し涙と悔し涙が入り交じり、クチャクチャになった恒川の表情から“野球と真剣に向き合っていること”は充分に伝わって来た。そして、
野球はスター選手だけで成立するものではない。
サポートする選手のハートも大事。
ということを改めて思った。
はい、こういうチームにならんと強くなりませんっ!!
確かに恒川はスター選手ではないかも知れない。でも、チームには必要不可欠な選手。そして、この経験が恒川の今後にも必ず活きるに違いないし、チームの後輩たちにも良き遺産として引き継がれるであろう。
あと、恒川は
「1打席/4年」
と言ったが、まだリーグ戦は折り返し地点である。サポートするだけではなく、グラウンドでの貴重な戦力として打席に立ったり、マスクを被る可能性も多いにある。
要は「2打席/4年」や「3打席/4年」にもなるし、「1回/4年」や「1試合/4年」にもなるってことだ。
まぁ、そのことだけにこだわらなくても良い。“野球と真剣に向き合っていること”に胸を張って、残りの大学野球生活を送って欲しい。
恒川裕捕手(京都産業大4回生)
05年9月23日 大阪経済大1回戦
代打でリーグ戦初出場。
ちなみに今日は22歳の誕生日でもありました。
***************
今日は関西六大学リーグの京都産業大−大阪経済大1回戦(南港中央)で素晴らしいシーンを目の当たりにした。
一つは言うまでもなく(書くまでもなく???)、平野佳寿投手(京都産業大)のリーグ戦通算最多奪三振記録の更新。
詳細はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/を御参照下さい。
紛れもなく平野は大学球界を代表する屈指の好投手であり、ブレイク前から注目していた僕としても本当に嬉しかった。まぁ、これはスポーツライターとかいう観点はなし。単なる野球好きの自己満足と言って良いかも知れん。
また、少しは社交辞令もあるのだろうが、平野も試合後に
「島尻さんが来ている時で良かったです」
とも言うてくれたことやし。
ホンマ嬉しいねぇ〜♪
尚、僕は滅多に自宅でアルコールを摂取することはないのだが、帰宅の際にコンビニで缶ビール(350ml)を2本買って、平野の記録達成に祝杯を♪
勿論、発泡酒では平野に失礼なので、
平野に相応しい“コクとキレ”のある上物でね(笑)。
※えーっ、発泡酒も大好きやけど
そして、
《僕が言うのもなんですが、美味しく飲んでやって下さいね》
という平野のメールを忠実に守った次第である(笑)。
***************
もう一つの素晴らしいシーンは9回表一死走者2塁。
この場面で京都産業大の勝村法彦監督は代打を告げた。それが冒頭写真の恒川である。
実は…これまで僕は恒川に関する情報はあまりなかったというのが正直なところなのだが、数日前、あることを機に恒川にとても関心を抱くようになったのである。
で、少しながらも恒川という選手がコンディショニングを大切にする京都産業大の野球部でフィジカル・リーダーという役割を果たしていることも理解したし、人柄も何となくながら分かって来た。また、プチ情報として今日(9/23)が誕生日だということも知っていたので、朝から恒川に会ったら
「誕生日おめでとう♪」
と声を掛けてあげようと思っていたのだ。(実際、試合中にダグアウト裏で実現)
その恒川が大学野球生活4年目にしてリーグ戦で初めての打席に立った。僕は記者席から一塁側のカメラマン席へスッ飛んで行く。恒川の勇姿を撮影したくて仕方がなかったからだ。さすがに今日の今日、渡すことは無理だが、後で写真をプレゼント(誕生日)するくらいのことは出来るし。
結局、恒川はボールカウント0−1から二ゴロに倒れたのであるが、幸い3枚くらいは打席の恒川を撮影することが出来たし、
懸命に一塁へ全力疾走する姿をシッカリと観ることも。
実に素敵な二ゴロであった。
***************
試合後、恒川に会いたくなって三塁側のロッカールームへ足を運んだ。
「嬉しいですけど、メッチャ悔しいです。打ちたかったです。
自分にとっては“1打席/4年”ですから。
まぁ、自分はチームをサポートする選手なんで良いんです。
優勝したいです」
そう語りながら、嬉し涙と悔し涙が入り交じり、クチャクチャになった恒川の表情から“野球と真剣に向き合っていること”は充分に伝わって来た。そして、
野球はスター選手だけで成立するものではない。
サポートする選手のハートも大事。
ということを改めて思った。
はい、こういうチームにならんと強くなりませんっ!!
確かに恒川はスター選手ではないかも知れない。でも、チームには必要不可欠な選手。そして、この経験が恒川の今後にも必ず活きるに違いないし、チームの後輩たちにも良き遺産として引き継がれるであろう。
あと、恒川は
「1打席/4年」
と言ったが、まだリーグ戦は折り返し地点である。サポートするだけではなく、グラウンドでの貴重な戦力として打席に立ったり、マスクを被る可能性も多いにある。
要は「2打席/4年」や「3打席/4年」にもなるし、「1回/4年」や「1試合/4年」にもなるってことだ。
まぁ、そのことだけにこだわらなくても良い。“野球と真剣に向き合っていること”に胸を張って、残りの大学野球生活を送って欲しい。
コメント