アガリ

2005年12月2日コメント (2)
アガリ
【写真】
 今季限りでユニフォームを脱ぐことになった
 俣瀬直樹外野手(大阪ガス)

 14年目でもここ一番での勝負強さは健在。
 正直、意外やった…。
 俣瀬は同い年ということもあるし、ざっくばらんに話しが出来る選手の1人だった。
 ホンマにお疲れ様。

 まぁ、これからもよく会うやろうし。ヨロシク。

***************
 社会人野球の日本選手権大会も終わり数日。
 そして、仕事柄なのか引退選手の情報が色々なルートから入って来る。
 で、毎年のように少し寂しい気分になる。
 まぁ、プロ野球の世界と同じで、若い選手が新たに入るということは、身を引かなくてはならない選手が出て来るのは仕方がない。

 日本選手権の最中。試合後、ある選手とダグアウト裏で会う。その際、
「島尻さん、僕、今年で終わり。多分、アガリですわ。色々とありがとうございました」
 その選手は小さい声で呟いた。表情を見ると目は真っ赤。今にも涙がこぼれ落ちそうであった―。

***************
 そして、それから1週間も経たないうちに、彼の引退が決まったという情報が僕の元へ届いた。
 その他にも親交のある数選手がアガリとなったことを知る。
 直接、連絡をくれた選手もいるが、大半とは連絡を取れないでいる。いや、先日にも書いた『“涙のシーン”との接し方』と同様、どのように声を掛けるべきなのか分からないから、連絡を入れられないでいるという方が正しい。

 冒頭で述べたように
「お疲れ様」
 その一言で充分なのだろうけれども。

 所詮、第三者の分際ではあるけれども、僕にも現実を整理する時間が必要。
 連絡はもう少し経ってからにしよう。
 きっとその方が良いに違いない。

***************
※社会人野球の世界では一般的に引退をアガリと言うことが多い。
 そのルーツは不明。

コメント

nophoto
ニックネーム無し
2006年2月15日3:17

またまた書き込まれてしまいました。
  島尻さん・・・
長い思い出話につきあっていただき有難うございました。
  俣瀬くん・・・
長い長い間、ほんとにお疲れさまでした。たくさんの感動をありがとうございました。勝手ですが私の心の支えでした。これからもご活躍されること祈っています。 

nophoto
Y.O
2006年2月15日3:29

ごめんなさい。書き込まれたと思っていたのが、消えていただけでした。長い長ーい思い出話だったんだけど・・・
でもいい回想になりました。 

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