意外性の男「アメザリ・ショーちゃん」
【写真】
ルーキーながら貴重な戦力になっている
後界昭一内野手(立命大→松下電器)
3月のスポニチ大会では優秀選手賞も獲得!!

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3月に北口正光監督(松下電器)に加入した新人選手のことを尋ねると
「嬉しい誤算ですよ」
まず、そう言ってから新人選手の1人である後界昭一内野手のことを評し始めた。

「勿論、期待しているから来て貰ったんだけどね。
彼のセカンドとショートが守れる守備力を買ってというのが大きかった。
でも、これが意外性があると言うか、結構、打つんですよねぇ。
これが嬉しい誤算なんです(笑)」

数年間、後界はスーパーサブのような存在であってくれれば。
後界のような選手がいてくれることで、
全国大会の勝負所でも代打などを思い切って起用出来るし、
レギュラー選手の良い刺激にもなると。
それが北口監督がチームを作って行くプランの一つであった。
ところが、後界は社会人入り後、それ以上の活躍を見せている。

立命大時代、“堅実な守備”は光っていたが、
“打撃は非力”という印象は否めなかった後界。
一時はスタイルを模索して左打席にも立ち、
スイッチヒッターにも挑戦していたくらいである。
だけど、確かに意外性はあった。

よく覚えているのは
04年秋の明治神宮大会行きを懸けた関西地区代表決定戦(南港中央)。
スコアは京産大(関西六大学)0−0立命大(関西学生)で9回裏、二死走者なし。
投手は京産大・平野佳寿投手(→Bs)と立命大・金刃憲人投手の好投手。
球場にいた誰もが延長戦突入だと思っていた。
ここで後界はボールカウント2−3からスライダーを叩く。
打球は左翼ポール際に吸い込まれて劇的なサヨナラ本塁打に!!
リーグ戦で本塁打0本の男がこの重要な場面で
言い方は悪いけれども、まさかの値千金の一発

後界という野球選手はそんな不思議な魅力も持っているのかも知れない。

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あと、後界と言えば。
グラウンドに響き渡る大きな甲高い声
僕はズーッと誰かに似ているなと思っていたのだが、
昨秋、ようやくそれが判明した。
漫才コンビ・アメリカザリガニの柳原哲也である。
ホンマに甲高い(笑)。

昨年末、酒席で後界と一緒になった際、ついつい
「後界君って、アメザリっぽいよなぁ」
と言ってしまったのだが
「たまに言われるんですよぉ(笑)」
と後界本人も認めていたので公に書いても良いやろう!???

だけど、体こそ大きくないが、
二塁・遊撃守備でハッキリしたボディアクションと共に後界の武器であるのは事実。

松下電器の試合で後界を観る機会に恵まれたら
意外性&甲高い声にも注目して貰いたい。

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