素敵なバッテリー

【写真】
《大学選手権決勝》大体大7−6青学大
左／村木健介投手（大体大）
右／庄司龍二捕手（大体大）

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今大会でも数多くの写真を撮ったが、
上の【写真】はお気に入りの1枚。
決勝の青学大戦でピンチを迎えた時の大体大バッテリーだ。

2回生捕手・庄司が遠慮することなく
4回生投手・村木の胸を叩いて

「ハートで投げて来いっ！」

とでも言っているかのような雰囲気が実によく伝わって来る。

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村木は昨年までベンチ入りしたことがない右サイドハンド投手。
だが、今春、大ブレイクしてリーグ戦で7勝を挙げた。
大体大が大学選手権にコマを進めることが出来た原動力だ。

村木のストレートは130キロ台で驚くボールはない。
だけど、打者のインコースに躊躇なく投げ込む。
これが村木の良さであることは間違いない。

庄司のリードもオーソドックスだ。
対角線が基本で、インコースを見せてアウトコースで勝負。
アウトコースを意識させてインコースにズバッ！！
この組み合わせである。

ただ、これが出来るのも村木がシッカリとインコースを攻めるから。
そして、何よりもバッテリーの信頼関係もあるから。

とても素敵なバッテリーであった。