親愛なる豆タンク君へ
2006年8月30日コメント (4)
【写真】
新田玄気(松下電器)
JR東海戦で2打席連続本塁打を含む4安打を放つ
しかし、試合は延長13回の激戦の末にサヨナラ負け……
***************
目前で初めて豆タンク君のプレーを観たのは昨春のこと。
鳴尾浜でのプロアマ交流戦(阪神戦)であった。
この時、豆タンク君は本職の捕手ではなく、外野手(左翼手)で試合に出場していた。
恐らく、打力を買われていたのであろう。
公称172センチ・72キロと大きくない体。
バットをワングリップ以上余していたけれども、
その思いっ切りの良いスイングにはすぐに魅かれた。
走塁もアグレッシブであったし、プレー中の表情も豊か。
観ていているだけでワクワクする選手。
それが僕の豆タンク君に対する第一印象であり、ファンになってしまった。
***************
その後、豆タンク君は本職の捕手としても存在感を出し始める。
肩は決して強くないが、スローイング動作は俊敏で正確。
投手のワンバウンド投球も
その豆タンクのようなボディーで簡単に後ろへ逸らさない。
ますます豆タンク君を観るのが楽しみになる。
昨秋の選手権大会(大阪D)の決勝戦(NTT西日本戦)。
延長11回へ突入した激戦を決めたのは
豆タンク君の中堅越えのサヨナラ打であったのは記憶に新しい。
そして、今夏の都市対抗。
チームは惜敗したものの
2打席連続本塁打を含む4安打で大舞台に強いことをアピール。
だけど、チームの敗戦に
試合後、誰よりも涙を流していたのが豆タンク君だった。
簡単に説明出来ないけれども豆タンク君の涙は素晴らしいものであった。
単に感傷的なものではなく、
ハートが強くて、向上心があるから流れた涙であったと僕は感じている。
きっと豆タンク君はこれからもさらに成長するはずだ。
***************
豆タンク君はプロの世界でも通用すると僕は思っている。
だけど、スカウト陣の評価は極端に分かれているのが現状。
関心を抱かないスカウト陣の決まり文句は
『体が大きくないからなぁ』
というものである。
野球って、他のスポーツと比較しても
そんなに体力差が出ないスポーツだと思うんやけれども。
極端に
バットが振れない訳でも、
ボールが投げられない訳でも、
走るのが遅い訳でもないのだから。
むしろ体が小さい選手の持ち味というのもあるんやし。
豆タンク君はその辺で充分に自身の持ち味を認識して、力を発揮している。
このスカウト陣の
大型選手奨励化は一体、何なんやろう???
いつも不思議で仕方がない。
こんな根拠のないエクスキューズがまかり通ってしまう世界。
ホンマ、不可能な話しやけれども、
僕のムダに大きい体を豆タンク君に
譲ってあげられるのならば譲ってあげたいくらいだ。
それくらい理不尽な風潮と先入観でしかない。
***************
豆タンク君が今後、社会人でプレーを続けるのか?
それとも、プロへ行くチャンスがあるのか?
それは当然、僕には分からない。
1人の豆タンク君のファンとして
社会人でズーッとプレーして欲しいと思う反面、
体が大きくなくても、プロでも充分に活躍出来ることを証明して欲しいとも思ったりする。
うん、非常に複雑な心境。
せやけど、とにかく少しでも長い間、
豆タンク君のプレーを観ていたいというのが素直な気持ちだ。
いつまでも豆タンク君らしいプレーを!!!!!
1人のファンとしてそう願っている。
新田玄気(松下電器)
JR東海戦で2打席連続本塁打を含む4安打を放つ
しかし、試合は延長13回の激戦の末にサヨナラ負け……
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目前で初めて豆タンク君のプレーを観たのは昨春のこと。
鳴尾浜でのプロアマ交流戦(阪神戦)であった。
この時、豆タンク君は本職の捕手ではなく、外野手(左翼手)で試合に出場していた。
恐らく、打力を買われていたのであろう。
公称172センチ・72キロと大きくない体。
バットをワングリップ以上余していたけれども、
その思いっ切りの良いスイングにはすぐに魅かれた。
走塁もアグレッシブであったし、プレー中の表情も豊か。
観ていているだけでワクワクする選手。
それが僕の豆タンク君に対する第一印象であり、ファンになってしまった。
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その後、豆タンク君は本職の捕手としても存在感を出し始める。
肩は決して強くないが、スローイング動作は俊敏で正確。
投手のワンバウンド投球も
その豆タンクのようなボディーで簡単に後ろへ逸らさない。
ますます豆タンク君を観るのが楽しみになる。
昨秋の選手権大会(大阪D)の決勝戦(NTT西日本戦)。
延長11回へ突入した激戦を決めたのは
豆タンク君の中堅越えのサヨナラ打であったのは記憶に新しい。
そして、今夏の都市対抗。
チームは惜敗したものの
2打席連続本塁打を含む4安打で大舞台に強いことをアピール。
だけど、チームの敗戦に
試合後、誰よりも涙を流していたのが豆タンク君だった。
簡単に説明出来ないけれども豆タンク君の涙は素晴らしいものであった。
単に感傷的なものではなく、
ハートが強くて、向上心があるから流れた涙であったと僕は感じている。
きっと豆タンク君はこれからもさらに成長するはずだ。
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豆タンク君はプロの世界でも通用すると僕は思っている。
だけど、スカウト陣の評価は極端に分かれているのが現状。
関心を抱かないスカウト陣の決まり文句は
『体が大きくないからなぁ』
というものである。
野球って、他のスポーツと比較しても
そんなに体力差が出ないスポーツだと思うんやけれども。
極端に
バットが振れない訳でも、
ボールが投げられない訳でも、
走るのが遅い訳でもないのだから。
むしろ体が小さい選手の持ち味というのもあるんやし。
豆タンク君はその辺で充分に自身の持ち味を認識して、力を発揮している。
このスカウト陣の
大型選手奨励化は一体、何なんやろう???
いつも不思議で仕方がない。
こんな根拠のないエクスキューズがまかり通ってしまう世界。
ホンマ、不可能な話しやけれども、
僕のムダに大きい体を豆タンク君に
譲ってあげられるのならば譲ってあげたいくらいだ。
それくらい理不尽な風潮と先入観でしかない。
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豆タンク君が今後、社会人でプレーを続けるのか?
それとも、プロへ行くチャンスがあるのか?
それは当然、僕には分からない。
1人の豆タンク君のファンとして
社会人でズーッとプレーして欲しいと思う反面、
体が大きくなくても、プロでも充分に活躍出来ることを証明して欲しいとも思ったりする。
うん、非常に複雑な心境。
せやけど、とにかく少しでも長い間、
豆タンク君のプレーを観ていたいというのが素直な気持ちだ。
いつまでも豆タンク君らしいプレーを!!!!!
1人のファンとしてそう願っている。
コメント
読んでいて、ジ〜ンときました。
ずっと、マメタンク君の事をちゃんと見てきたシマジョ−さんだから、
書いていただいて、ワタシはすごく嬉しいです。
いつもちゃんと気持ちの良い挨拶してくれるし、
ホンマに人間的にも魅力の溢れた選手ですよね!!
これからも追い掛けたい選手であります☆
たった2試合ですが、印象に残った選手がNOMOの柳田、
松下の新田でした。何の事前知識なしに観戦したのですが、
グランドでオーラを感じました。
体格とか球速とか数値で測れない魅力溢れる選手をどんどん
取り上げて下さい、局長さん。期待していますヨ。
先入観なしで感じられる雰囲気は大事ですよね。
(逆に先入観でガッカリさせられることもあるのですが)
そうですね、今後も魅力のある選手を取り上げたいです。