高校女子硬式野球雑感
2004年8月28日 大学野球取材、HP準備・更新、甲子園、高校女子硬式野球、都市対抗…この約2ヶ月間、休む間もなければ、1日の時間が短すぎる…。正直、シンドイ(苦笑)。
都市対抗情報は
『こちらアマチュア野球情報発信局』 http://kochiama.com/
を御参照戴ければ幸いです。
まだまだ拙いHPですが…「スゴイ情報量で楽しみにしております」などの好意的なメールも頂戴している次第。感謝。
尚、東京滞在中…『こちアマ』宛のメール送受信がアカン感じです(悲)。恐らく、サーバー設定の関係なのでしょうが…。
基本的にはまだ対応出来る状況ですので返信しておりますが、そろそろパンク寸前かも知れません(苦笑)。御容赦の程を。
**************
8月21日〜25日(5日間)の大会期間中、4日間(計7試合)。第8回全国高等学校女子硬式野球選手権大会を観た。
この日記を読んでいる方の大半が“女子野球”を御覧になったことがないだろうが…それはスゴイ衝撃を受けること必至。
確かに男子と比較しての体力差があるので、パワー、スピードということに関しては敵わないところもある。でも、それを補う何かがあるのも事実だ。個人差はあれども
「女子でこんなに巧い子がいるんだ」
とホンマにビックリさせられる。
そして、何よりも環境が整っていない中で野球を続けようと努力している選手。また、保護者や関係者などの想いは…当たり前に野球が出来る男子よりもアツイ!このような土壌があるので、キッカケさえあれば競技人口はもっと増え、隠れた逸材がさらに出て来るのではないだろうか。
以下、まとまりがなくなるかも知れないが、僕の率直な感想。世界大会後に書いたことと重複することは省きます。
○力量のある選手は投手、捕手、遊撃手という傾向が強い。勿論、これ以外のポジションでも力量のある選手はいる。あくまでも傾向である。
○ポジショニングは浅い。それでも、内野と外野の間に落ちる打球が多いのは…実戦経験が少ないからだろう。いくらノックで打球を受けても、練習と実戦では違う。フライなどを追う際、内野手が俗に言う“自動車バック”が多いのも気になった。
○ミス(失策や牽制死など)の後、引きずってしまうことが多い。
○足の速い、遅いではなく、走塁が甘い。例えば、四球時に捕手が後逸。実際問題、打者走者は一塁止まりかも知れないが、捕手が緩慢な動きであれば次の塁を狙う姿勢は見せなくてはならない。裏を返せば、守備側もその辺に甘さがある。
などなど。
その他にもたくさんあるのだが、主だった部分ではこのような感じ。課題も多いが、克服可能な範囲だ。実戦が少ないということだけが最大の問題点である。
女子野球に関わりを持ち始めたからかも知れないが、非常に伸びる要素を持っている“ソフト”であると思う。オフレコの部分もあるが、この数年でバックアップが整うような動き(大きな組織の中で)があるのも事実だ。高野連の規定(女子は公式戦に出場不可)という訳の分からんものもなくなる可能性すら秘めている。
また、日本代表選手をはじめ、選手自身がアクションを起こしているのも良い。これが一つのムーブメントになれば…今回のアテネ五輪で注目された女子サッカーや女子ホッケーを凌ぐものになるはずだ。
少子化で中学、高校、大学といった教育機関もこの女子野球という“ソフト”に注目してみてはいかがなものか。野球…硬式野球をやりたい、続けたいという女子はたくさんいる。そして、力量を持った女子もたくさんいるのだから。
別に女子野球協会、女子高野連などをヨイショしている訳ではない。純粋に僕はこの目で観て、そう感じているのだ。だから、出来る限りは女子野球の発展に協力したいと思うのである。
男子だって刺激を受けるやろうし、絶対に日本野球界全体の底上げにも繋がると思うんやけどね。
ホンマ、1度、女子野球を観て下さいな!
マジで野球観が変わりまっせ!
**************
イチロー外野手(マリナーズ)、4年連続シーズン200本安打達成。
簡単な言葉で片付けてしまうが、ホンマにスゴイなぁ。尊敬するわ…僕、タメ年やねんけどなぁ(苦笑)。
都市対抗情報は
『こちらアマチュア野球情報発信局』 http://kochiama.com/
を御参照戴ければ幸いです。
まだまだ拙いHPですが…「スゴイ情報量で楽しみにしております」などの好意的なメールも頂戴している次第。感謝。
尚、東京滞在中…『こちアマ』宛のメール送受信がアカン感じです(悲)。恐らく、サーバー設定の関係なのでしょうが…。
基本的にはまだ対応出来る状況ですので返信しておりますが、そろそろパンク寸前かも知れません(苦笑)。御容赦の程を。
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8月21日〜25日(5日間)の大会期間中、4日間(計7試合)。第8回全国高等学校女子硬式野球選手権大会を観た。
この日記を読んでいる方の大半が“女子野球”を御覧になったことがないだろうが…それはスゴイ衝撃を受けること必至。
確かに男子と比較しての体力差があるので、パワー、スピードということに関しては敵わないところもある。でも、それを補う何かがあるのも事実だ。個人差はあれども
「女子でこんなに巧い子がいるんだ」
とホンマにビックリさせられる。
そして、何よりも環境が整っていない中で野球を続けようと努力している選手。また、保護者や関係者などの想いは…当たり前に野球が出来る男子よりもアツイ!このような土壌があるので、キッカケさえあれば競技人口はもっと増え、隠れた逸材がさらに出て来るのではないだろうか。
以下、まとまりがなくなるかも知れないが、僕の率直な感想。世界大会後に書いたことと重複することは省きます。
○力量のある選手は投手、捕手、遊撃手という傾向が強い。勿論、これ以外のポジションでも力量のある選手はいる。あくまでも傾向である。
○ポジショニングは浅い。それでも、内野と外野の間に落ちる打球が多いのは…実戦経験が少ないからだろう。いくらノックで打球を受けても、練習と実戦では違う。フライなどを追う際、内野手が俗に言う“自動車バック”が多いのも気になった。
○ミス(失策や牽制死など)の後、引きずってしまうことが多い。
○足の速い、遅いではなく、走塁が甘い。例えば、四球時に捕手が後逸。実際問題、打者走者は一塁止まりかも知れないが、捕手が緩慢な動きであれば次の塁を狙う姿勢は見せなくてはならない。裏を返せば、守備側もその辺に甘さがある。
などなど。
その他にもたくさんあるのだが、主だった部分ではこのような感じ。課題も多いが、克服可能な範囲だ。実戦が少ないということだけが最大の問題点である。
女子野球に関わりを持ち始めたからかも知れないが、非常に伸びる要素を持っている“ソフト”であると思う。オフレコの部分もあるが、この数年でバックアップが整うような動き(大きな組織の中で)があるのも事実だ。高野連の規定(女子は公式戦に出場不可)という訳の分からんものもなくなる可能性すら秘めている。
また、日本代表選手をはじめ、選手自身がアクションを起こしているのも良い。これが一つのムーブメントになれば…今回のアテネ五輪で注目された女子サッカーや女子ホッケーを凌ぐものになるはずだ。
少子化で中学、高校、大学といった教育機関もこの女子野球という“ソフト”に注目してみてはいかがなものか。野球…硬式野球をやりたい、続けたいという女子はたくさんいる。そして、力量を持った女子もたくさんいるのだから。
別に女子野球協会、女子高野連などをヨイショしている訳ではない。純粋に僕はこの目で観て、そう感じているのだ。だから、出来る限りは女子野球の発展に協力したいと思うのである。
男子だって刺激を受けるやろうし、絶対に日本野球界全体の底上げにも繋がると思うんやけどね。
ホンマ、1度、女子野球を観て下さいな!
マジで野球観が変わりまっせ!
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イチロー外野手(マリナーズ)、4年連続シーズン200本安打達成。
簡単な言葉で片付けてしまうが、ホンマにスゴイなぁ。尊敬するわ…僕、タメ年やねんけどなぁ(苦笑)。
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