本日も西京極へ産龍戦(関西六大学、京都産業大×龍谷大)を観に行く。

 試合詳細は『こちアマ』http://www.kochiama.com/の“観戦リポート掲示板”を御参照戴ければ幸い。

 ネット裏には…昨日、近畿学生で優勝を決めた阪南大ナインが来ていた。新井悟志コーチに挨拶。少しだけ関西学生・関西六大学情報を提供!?
 また、主将の池内大輔捕手とも話しをする。
 池内はトークもイケルので話していて面白い。あと、やっぱり、野球をシッカリ観ているなぁとも思った。何気ないプレーでも
「今のはヒットになりましたけど、良いプレー(守り)でしたね」
 などと。

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 昨日は大志万修一捕手(龍谷大)の試合中の声について書いたが。

 延長10回表、市来悟内野手(京都産業大)は柳瀬明宏投手(龍谷大)のアウトコース低目のストレートを空振り。前の打席も柳瀬から空振り三振を喫していたので、2打席連続であった。
 その直後である。どちらかと言えば、あまり感情を表に出さないタイプの市来がバットを叩き付けんがばかりの勢い(実際は叩き付けていない)で大声で吠えたのだ。
「クソーッ!」

 試合後、酒井康輔主務(京都産業大)に
「市来君があんな悔しがったのって、初めて観たんやけど」
 と言うと
「自分も初めてですね」
 と酒井。
 で、市来にちょっと尋ねてみることにした。

「同じボールで三振やったんで。なめられたらアカン言うか、悔しいと言うか。4番を打たせて貰っている以上、あれではという気持ちやったんです」
 いつものようにゆっくりとした口調でその時の心境を語る市来。

 注目度が高いとは言い難い大学野球であるけれども、そこには意地と意地のぶつかり合いがある。

 今回は尋ねていないのだが、柳瀬にも胸に秘めた想いがあったはずだ。
 今春の対決で柳瀬は市来に手痛い一打(右前適時打)を食らい、敗戦投手になっている。
 今夏、取材した時に
「あの市来に打たれたので1球の大切さを知りました。ちょっと野球観が変わったみたいなところはありますね」
 という旨のことを柳瀬は言っていたしなぁ。

 もしかしたら、市来から三振を奪った時。柳瀬も心の中では大絶叫していたのかも知れない。
「ヨッシャー!」
 とか。

 クールなマウンドさばきの柳瀬からは想像も付かないことやけど。まぁ、それ以前に僕の勝手な空想でもある訳で(苦笑)。

 こうやって大学野球を観るのも楽しいものだ。

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