4月29日(金)
 JABA京都大会(西京極)を2試合観た後、梅田の事務所へ。で、ミーティングをして、19時にたくさんの人でごった返すナビオ前で朝日放送のN氏と待ち合わせてから打ち合わせ(飲み)へ。

 N氏と居酒屋で色々な話しをしていたのだが、ある時を境に僕の携帯電話にガンガンとメールが入って来る。その全てが
《広池が清原に500号打たれた》
 というものであった。

 もう何度もこの日記で書いているのだが、広池浩司投手(カープ)と僕は“球友”である。その広池が清原和博内野手(ジャイアンツ)の記念すべきプロ通算500号を献上した。
 広池は試合後、この件に関してはノーコメントであったが、決して恥ずべきことではないはずだ。まぁ、本人にしてみれば、その状況での悔しさというものはあるんやろうけれどもね。

 あまり名誉なことではないこも知れないが、広池がプロ野球という世界で勝負して来た証しであることに間違いない。だから、
「財産にしちゃいなよ、ユー」(JK風に)
 って言うか、大きな財産です。ある意味でゴッツイ羨ましい。

 それにしても…広池は投手でありながらも本塁打に関する記録に縁があるんかいな!?広池自身、プロ初打席初本塁打(99年9月29日/甲子園)やしね。
 一昨日(29日)、昨日(30日)と社会人野球のJABA京都大会(西京極)を観戦。そして、改めて感じたのが日産自動車の野球に対する意識の高さである。

 3月の東京スポニチ大会。フライが上がった時の日産自動車野手陣の“声の掛け方”について書いたことは多数の高校・大学の指導者から
「なるほどと思いました。ウチも参考にします」
 というようなリアクションがあったので、僕も少しは野球界に貢献しているなぁ!?と思っていたのだが、今回も衝撃を受けたので報告することに。

 日産自動車の打者は走者の有無に関わらず、1球毎に自軍ベンチを振り返る。そして、片方の手でサインを送っている。それをはじめは何なんかなぁ?と思っていたのだが…実は打者が1球、1球、投じられた球種を以下のようにダグアウトのスコアラーへ伝達していたのである。

 ストレートならば人差し指と中指を前方に突き出す。
 カーブならば上から下に手首を捻る。
 シュートならばストレートの仕草で手首を少し外側に捻る。
 スライダーならば横に指を切り、フォークならば人差し指と中指でボールを挟む仕草。

 確かにバックネット裏ではベンチ入りしていないメンバーがデータを取っている。でも、実際に投手と対戦している打者がその場で球種を判断(最も分かるだろう)することは試合中にスピーディーな対応が出来ることと思われる。

 要因はこれだけではないだろうが、日産自動車がミキハウス戦で23得点を挙げた一つの要素であったと僕は確信している。

猫の手も借りたい

2005年5月7日
 ドーモごぶさたしておりました。

 書きたいことは山のようにあります。
 週明けまでにやることを片付けてから、一気に書いて行きたいと思います。

 言い訳になってしまいますが…ホンマに忙しい。猫の手も借りたい。
 

感謝の合宿

2005年5月8日
 5月3〜5日。西宮某所にて女子硬式野球クラブチーム・Blessの合宿を行なった。
 今合宿はたくさんの方の御協力と御理解があってのもの。
 この場を借りて、御尽力戴いた方々に心から感謝申し上げます。そして、今後もどうか宜しくお願い申し上げます。

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 初めて女子硬式野球という世界を知ってくれた人間も多かったのだが
「こんなにレベルが高いとは思わなかった。スゴイ!」
 みんなが示し合わせたかのように口を揃えてくれたのも嬉しかった。この日記でも何度も書いているけれども、本当に想像以上の世界。だから、マスコミにも積極的に取り上げて欲しいんやけどなぁ。(既に動き始めているところもありますが)
 僕ごときがチマチマと日記やHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/でフォローしていても限界がある。やっぱり、そういう意味ではマスコミの力は強力。みなさんにも是非、一度、観て貰いたいからこそのお願いである。

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 合宿の成果は打ち込みに時間が割けたのと内野の連携(サインプレー)であろう。
 僕は主に打撃コーチみたいな感じ!?で今の仕事で得た引き出しから選手にヒントを与えたいというスタンスである。
 でも、少し不安なので打撃コーチ自らバッティング練習にも挑戦して確認作業。何で???今さら打てるようになっているんやろう(笑)。広角に力強い打球が打てるので驚く。この知識と応用力が大学時代にあったらなぁ(苦笑)。
 尚、社交辞令もあるとは思うが、合宿の手伝いに来てくれた森田光昭(昨季まで関西大)から
「島尻さん、メッチャ打てますやん。スゴイっすねぇ」
 とお褒めの言葉を。う〜ん、まぁ、同じく合宿の手伝いに来てくれていた池之内雅樹(昨季まで関西学院大)よりはええバッティングしていたかなぁ!???

 しかし、当たり前のことながら体力は確実に落ちている。肩や肘はすぐに張るし、選手と一緒に走ったロング走ではホンマに虫の息…少しは自分自身の体力というものを見つめ直さなければとも思った合宿である。

バットの行方

2005年5月8日
 今さらながらJABA京都大会で気になったことを。

 この大会、大阪ガスが初優勝となったのだが…別に粗探しではなく、都市対抗や選手権大会で期待しているからこそのものとして。

 三菱ふそう川崎戦。スコア0-0のまま迎えた8回裏。詳細は省くが、一死走者3塁で右犠飛で1点を挙げ、それが決勝点になった。ただ、僕は犠飛を放った打者・岩本達也内野手のバットの行方が気になって仕方なかったのである。

 虎の子の1点を奪い、多いに湧く大阪ガスのベンチ。しかし、その時も岩本の投げ捨てたバットは三本間に。要は3塁走者の走路のド真ん中である。

 状況的に主審がバットを取り除くのかな?とも思ったりもしたので高校・大学・社会人で審判員を務める人間に確認。
「まぁ、引ければ(バットを)ええけどな。でも、本塁でクロスプレーになるかも知れんから無理やな。それに守備側に影響することじゃなくて、攻撃側のバットが攻撃側に影響することやろう。俺ならば放っておく」
 との応え。
 それでは、バットボーイがバットを引きに行くのか?いや、それは距離的に不可能。それでは、どうするのか?選択肢は2つ。1つは打者が状況を考えて、バットを走りながら少し持って、一塁側の方へ投げ捨てる。もう1つは次打者が3塁走者の走塁の妨げにならないように急いで引く。これしかない。

 この時は幸いにも三本間に投げ出されたバットが3塁走者に影響することはなかった(でも、3塁走者はハードル競技のようにバットの上を飛んだ)が、あのバットのせいで貴重な1点を取り損なっていた可能性もあるのだ。

 他愛のないことかも知れないが、この辺もシッカリと意識しないと大きな大会で勝ち抜くことは出来ないと思った。
 今年の関西アマチュア野球担当。異動が多かったこともあって一般紙・スポーツ紙など新しい顔が多い。このほとんどの方と挨拶をして、名刺も交換。でも、まだしていない人間も何人かいる。

 まぁ、僕は“体育会系”かつ“八方美人系”なので
「おはようございま〜す!」
「お先に失礼します。お疲れ様で〜す」
 のような挨拶こそしているが、本音を言うと不愉快である。何で!?後から“畑”に入って来た人間が「宜しくお願いします」の一言もないのだろうか?別に偉ぶる訳ではないんやけれどもね。

 で、偏見ではなく、こういう人間に限って勉強不足である。僕から言わせれば、ただ現場(取材先)に来ているだけで
「ああでした」
「こうでした」
 と“ガキの使い”のようなもの。せいぜい言葉尻と数字(記録)だけを追っ掛けて、ツジツマ合わせの報告文を書いているだけにしか見えない。選手のバックボーンや感情などは完全に無視やもんなぁ。

 僕の中で多少のコンプレックス(やっかみ!?)もあるのかも知れないが、会社の看板を外して、この仕事を出来ますか?望んでいる“畑”ではないかも知れんけど、この“畑”で仕事がしたい人間がたくさんいることも忘れないで欲しいし、現にちゃんとやっている記者もいるんやから。だから、最低限の社会人としての挨拶くらいはして欲しいものである。と言うか、記者という仕事柄、僕のような怪しい存在を大事にすべきやと思うんやけどねぇ。公表出来ないことがメッチャ多いけれども(苦笑)、貴重なネタをいっぱい持っているんやから。まぁ、そういう意味では他の記者の方々もまだまだ手緩い。プロ野球の編成(スカウト)を見習って欲しい!???
 関西学生リーグの“関関戦”。勝負を決めたのは代打・増田崇彦捕手(関西学院大)の実に豪快なバックスクリーン弾であった。まぁ、詳細はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/やこの日記にリンクしている福岡屋あるじさんの日記などを御参照戴ければ幸い。

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 02年の11月か12月であったと記憶している。母校の関西学院大の練習を観に行った際に本荘雅章投手コーチ(当時監督)がある選手を指して
「あの子なぁ、来年からウチに入んねんけど、島尻の大学時代に似てるやろう(笑)」
 と言って来た。翌年から入学する選手が体験練習のようなものでやって来ていて、ちょうど彼らが打撃練習をしていた時だ。

 僕に似ているという選手は左足を高々と上げ、力強いスイング。打球は下品な回転(要はドライブが多い)で放物線を描いたり、地を這ったり。体型は巨漢という言葉がピッタリ。僕は
「タイプ的には似てますねぇ。でもねぇ、今は同じような体型ですけど、僕の方がもっとスリムやったんちゃいます」
 そう応えたものの、本心では“ホンマに似ているやないかい”と思っていた。それが増田崇との最初の出会いであった。

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 増田崇は三田学園高時代、通算33本塁打を放った強打の捕手。ただ、関西学院大の同回生には…この日記にも何度か書いているが、清水誉という打守にバランスの取れた捕手がいる。増田崇も1回生秋からベンチ入りこそしていたが、なかなか出場機会には恵まれずにいたのだ。

 実はこの日記が縁で増田崇の父親と何度かメールやHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/の掲示板でやり取りをしている。そういう関係もあって、僕は清水という捕手を仕事上で多いに認めつつもライバル関係にある増田崇も多いに応援していた。だから、増田崇が新人戦で活躍すれば素直に嬉しかったし、顔を合わせれば何か一言は掛けていた。そして、次第に増田崇の明るくて素直な部分や、チームにも必要不可欠なムードメーカーであることも分かって来たのだ。それは増田崇のことを知らなくとも、5月8日に阪神甲子園球場へ来ていた人間は分かったのではないだろうか。代打・増田崇の名前がコールされた時、スタンドで応援していたベンチに入っていないメンバーからの大きな声援が何よりの証拠である。

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 増田崇が劇的な代打サヨナラツーラン本塁打をバックスクリーンに叩きこんだ時、僕は一塁側のカメラマン席にいた。カメラのファインダー越しに増田崇の打撃を追っ掛けていたのだが、大きなフォローを観て、胸が高鳴った。すぐに肉眼で打球を追った。そして、関西大の中堅手・山田裕貴外野手の追い方を観て、心の奥底で願った。
「入れぇ〜〜〜〜〜!」
 で、増田崇が両拳を天に突き上げると僕も思わずガッツポーズをしそうになった。まぁ、さすがに立場(取材者)があるので、それは懸命に堪えたが。

 一息入れて、僕は再びカメラのファインダー越しにサヨナラ劇に歓喜する関西学院大ナインや肩を落とす関西大ナインを追う。でも、最後はやはり増田崇がファインダーの中心になってしまう。増田崇の笑顔を何度も観ているが、こんな最高の笑顔は観たことがない。スタンドからは増田崇のニックネームでもある“ジュゴン”コールが轟く。巧く説明出来ないが、思わず感極まって涙が出そうになった―。

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 チーム構成などで試合に出られないジレンマは増田崇にきっとあっただろう。それでも、腐ることなく、大舞台で結果を出した。だけど、それは偶然ではない。
「ちゃんと継続して練習とトレーニングを続けて来たおかげです」
 と試合後に増田崇。“野球の神様”はちゃんと見守ってくれているのだ。そういう大事なことを改めて増田崇に教えて貰い、また涙が出そうになった。

 ありがとう、“ジュゴン”
 そして、これからも頑張れっ!!

※増田崇が冬場の練習で“悪戦苦闘”している様子はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/の《写真館》2004年12月のバックナンバーに掲載してありますので是非、御覧下さい。

《写真館》タイトル下部の“all”をプルダウンして“2004/12”にしてから“view”をクリックすると早いです。

カメラ代替

2005年5月9日
 HP『こちアマ』http://www.kochiama.com/の《掲示板》にも書いたのですが。
 1年間、フル回転したカメラがとうとう壊れてしまいました。(基盤そのものがダメになってしまい、電源も入らないのです)

 いまだ写真を撮ることに関しては素人ではあるけれども、撮影する喜びを教えてくれた愛機。ファインダー越しのプレーや選手の表情から色々なことを教えて貰った。その他にもいっぱい得たものがある。とにかく感謝。

 腕も悪いし、知識もほとんどないが。これからも良い写真が撮れるように頑張りたい!って、僕はカメラマンじゃないんやけれどもねぇ(笑)。
 駄日記にリンクして戴きまして、誠にありがとうございます。
 私もリンクしたいのですが、制限数(50)を超えてしまっている為に相互出来ないという状況であります。御容赦下さいませ。

 尚、近々、相互リンクを整理したいと思っております。

 秘密日記ありです>福岡屋あるじさん

予定を確認してみる

2005年5月11日
 ふぅ〜っ、某先輩ライターの方から御指摘も受けたのだが、すぐにキャパオーバーになってしまう僕…体のキャパはデカイのになぁ(苦笑)。

 とりあえず、それを打破しようと!?大学選手権(6/7〜6日間/神宮・東京D)までの現時点での予定をシッカリと確認してみることにした。

 5/12(木)近畿学生/南港中央

 5/13(金)Bs−C/スカイマーク

 5/14(土)関西学生/南港中央 → Bs−C/スカイマーク

 5/15(日)関西学生/南港中央

 5/17(火)関西学生予備日/南港中央

 5/21(土)京滋大学/太陽が丘

 5/22(日)阪神大学/万博公園

 5/23(月)関西学生/西京極

 5/24(火)関西学生/西京極  ※誕生日

 5/25(水)関西学生予備日/西京極

 5/28(土)関西六大学/南港中央

 5/30(月)『ほんじゃに』(関西テレビ)ロケ

 6/1(水) 『NEWSワンダーランド』(ラジオ大阪)出演

 6/7(火)〜大学選手権

 せやけど、天候にも左右されるから調整が難しいなぁ。
 で、合間に高校野球も観に行きたいし、女子硬式野球クラブチームBlessの練習や他の予定もチョコチョコと入りそうな予感。
 あっ、毎週、Vodafone携帯サイトの原稿も入れなアカンのや!

 そう言えば、昨年の今頃は…バレーボールのアテネ五輪最終予選の仕事でTBSにカンヅメやったなぁ。あれももう1年前か。アッという間やね。

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 関西学生リーグの日程終了後になりますが。
 HP『こちアマ』http://www.kochiama.com/でリクエスト多数の宮西尚生投手(関西学院大)のインタビューもOKが出ております。楽しみにして戴ければ幸いです。

※中村真崇内野手(立命館大)は諸事情により7月頃に変更致します。
 どうか御了承の程を。

“らしさ”

2005年5月12日
 遅ればせながら今季初の近畿学生リーグ観戦。
 あいにくの雨模様であったが、良い試合(奈良産業大−阪南大)であったと思う。
 詳細はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/をドーゾ。

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 あくまでも僕の感性やけれども。やっぱり、同じ関西の大学野球でも各リーグの“味”というものはある。それは大学の現役時代から感じていたことだが、現在のスポーツライターという仕事で観戦するようになってから一層、アンテナにビンビン来るものがある。

 今日の試合でも近畿学生リーグの“らしさ”が出ていたと思う。
 1回表、奈良産業大学は先頭打者・佐川貴啓内野手が四球で出塁すると、次打者の松本誠司内野手は送りバントをせずにヒットエンドラン(結果は二ゴロで走者を進める)。
 また、1−1の同点で迎えた延長12回裏、阪南大は先頭打者の南田晃佑捕手が四球で出塁。ここは1点を取ればサヨナラ勝ちになるから“十中八九”で送りバントのはず。しかし、ベンチの指示はバスター。田中力三外野手はバントシフトの三塁手を存分に引き付け、その横を鋭いゴロで抜いて左前安とした。

 このように書くと、一見では“イケイケ野球”のような印象を受けてしまうが(大学時代の僕ならばそう感じたはず)、決してそうではない。前述したような状況でエンドランやバスターを決められるのは裏付けがあるからである。日頃、そのようなシチュエーションを想定して練習しているからこそベンチも指示出来るし、選手も決めることが出来る。そういう意味では関西学生リーグや関西六大学リーグよりは正直なところ注目度は低いかも知れないが、レベルとクオリティーの高い野球のようにも思えるのだ。

 という訳で日程調整などが難しいけれども、もっと色々なリーグの試合を観に行かなアカンなと痛感した次第である。

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 明日、予定ではプロ野球交流戦(BS−C/スカイマーク)を観に行くだけであったが、関西六大学リーグ・京都産業大−大阪学院大の3回戦が行われることになったので昼間は舞洲ベースボールスタジアムへGO!
 リーグ優勝の懸かっている阪南大−奈良産業大も捨て難いんやけどねぇ…ホンマに選択が難しいわぁ(困)。

“シカトする”

2005年5月13日
 野球日記ではありませんが。

 夢を見た。
 僕は学ランを着た硬派な高校生で!?尊敬している先生から質問されていた。
「“愛する”の反対は何ですか?」
 
 僕はしばらく考え込んでから
「“愛する”の反対は“憎む”だと思います」
 真剣かつ慎重にそう応えた。

 すると先生は
「う〜ん…そうとも言うけど。“愛する”の反対は“シカトする”なんですよ」
 やんわりと先生は僕の応えを否定する。そこでハッとして目が覚めた。

**************
 何でこのような夢を見たのだろう?それはよく分からない。
 でも、無意識に僕の人間関係の中でシカトしていたり、シカトされていたり。そんなことがあるのかも知れない。

“シカトする”…イージーな行為で、時には無難な行為でもある。だけど、それは人間としては悲しい行為。高校時代にそう教えて貰ったことを思い出した。気を付けなくては。

 尚、“シカトする”の語源は…花札の鹿がソッポを向いているから。という説があるようだ。って、ホンマかどうかは知らんけど、そう聴いたことがあるような気がする。(違っていたら申し訳ない)
 5月13日(金)
 京都産業大8-0大阪学院大(舞洲)
 広島2−3xオリックス 延長10回(スカイマーク)

 5月14日(土)
 関西大1-0京都大(南港中央)
 近畿大4−1関西学院大(南港中央)
 広島4-5オリックス(スカイマーク)

 いやぁ、実に濃いっ!!

 詳細は週明けに改めてということで御容赦下さい。
 HP『こちアマ』http://www.kochiama.com/の方も週明けに更新します。

 締めに一言。
 野球はホンマに面白いっ!!
 

おかわり♪

2005年5月15日
 えーっ、スポーツライターの書く文章ではありませんが(苦笑)。

 僕は中村剛也内野手(ライオンズ)を“おかわり♪”します。
 と言いましても、別に変な意味ではありません(爆笑)。
 いやぁ〜、夢のある野球選手ですわ。

 早いところ“おかわり♪”を商標登録せんとアカンわぁ。

 取り急ぎ、報告まで!?
 今さらながらではあるが、日々の生活が“野球漬け”である。

 日記が滞っている先週の“13日の金曜日”(5月13日)から簡単に振り返ると、関西六大学リーグ/京都産業大−大阪学院大(舞洲)を観終わった後、プロ野球交流戦/広島−オリックス(スカイマーク)へGO!
 メディアプルポ・M氏と放送作家・M氏の3人で仕事抜きでの観戦(野球の試合を観ながらビールを飲んだの久し振りっす)。試合の方もエキサイティングで後藤光尊内野手(Bs)の劇的なサヨナラ本塁打で決着が付く。
 ただ、ヒーローインタビューは…面白いことは期待していないが、もっとハキハキと喋るべきやと思った。

 試合中、光原逸裕投手(Bs)から携帯電話に連絡が入る。予め約束していたのだが、グラブを貰うことになっていたのだ。はい、ゲットしました♪昨夏の都市対抗(NTT西日本戦)で使用していたグラブだとのこと。いやぁ、ホンマに嬉しいっ!!大事に使わせて貰います。ありがとう、ミッツー!!

***************
 土曜日(5月14日)はまず関西学生リーグ/関西大−京都大、近畿大−関西学院大(南港中央)を観る。
 関西学院大が12年振りの優勝の可能性があるということでスタンドにはOBや関係者の顔が並ぶ。で、合間を見計らって、先輩や後輩などに挨拶を済ませ、しばしの談笑。そうそう、12年前の優勝の立役者・木原栄一郎(元三菱自動車京都)の姿もあった。いやぁ、こういう機会に懐かしい顔を見ることが出来るのは嬉しいの一言である。
 そして、この日もまたまたプロ野球交流戦/広島−オリックス(スカイマーク)へ。当初は予定していなかったのだが、前日にグラブをくれた光原が先発と聴けば、足を運びたくなるのが当然であろう。
 観戦を共にしたのは一緒にプレーしたことはないのだが、なぜか仲の良い中村健太郎(立教大野球部出身、現日本航空勤務)と健太郎の奥さん。
「広池(浩司投手、C)出て来えへんかなぁ」
 と期待しつつも、目の前の光原の快投に釘付け。勝ち投手の権利を得ながらも(6回2/3を失点1)後続の投手陣が同点に追い付かれた為、勝ち投手になれへんかったのは残念やったけどなぁ。
 広池の登板も残念ながらなし。まぁ、試合終了後に球場を後にする広池に声を掛けられたのは幸い。(後で「応援ありがとうな。俺、投げなかったけど」と電話もあったが、翌日に0/3で3失点の大炎上…)

*************
 日曜日(5月15日)も関西学生リーグ/関西学院大−近畿大、京都大−関西大(南港中央)を観に行く。
 非常に残念なことに…我が母校・関西学院大は近畿大の前に屈して、12年振りのリーグ優勝はならなかったが…1人のOBとしても、スポーツライターとしても、今季は本当に良いチームであったと思う。秋には今春の悔しさを糧にして、レベルアップして欲しい。
 近畿大も見事であった。スター不在と言われながらも、チームが一つになって掴んだ4季振り37度目のリーグ優勝。良い意味で“泥臭い”チームで近畿大らしくないんやけれども(僕の主観です)、逆にとても魅力的だ。
 2年前の選手権での大敗(九州共立大戦14−0のコールド負け、神宮)の借りをキッチリと返せるチームだと信じている。

***************
 落ち着くと思っていた月曜日(5月16日)。でも、朝から尼崎記念公園野球場へ行っていた。というのも仕事で一緒になることの多いカメラマン・M氏から草野球の助っ人に誘われていたからだ。
 集まった面々はデイリースポーツやスポニチの記者やカメラマン。結構、知っている人間が多くて楽しかった。

 尚、肝心な成績の方は以下の通り。

【打撃】
 5番打者で出場。

 1打席目/右直
 2打席目/遊ゴロ
 3打席目/中前安(会心♪)

 まぁ、久々の軟式やったからボチボチといったところか。

【守備】
 一塁手→投手→三塁手という順で。

(一塁手)
 守備機会3度で無難にこなす。

(三塁手)
 守備機会3度(3者連続で三ゴロ)で軽快に!?

 で、問題やったのは…。
(投手)
 2番手で登板して
 2/3回 被安打1 奪三振0 与四球2 失点5 自責1(0かも!?)で敗戦投手に。
 でも、…上記の数字を見て貰えれば分かるでしょう(苦笑)。
 まぁ、草野球やから楽しくネ!

 
 こんなに“野球漬け”で良いんやろうか?
 まぁ、ええということにしておきましょう(笑)。
 包み隠して書かなアカンとは思いつつも…やっぱり、ここは本音で書かんとね。ストレートのド真ん中で行きます!

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 優勝校が決まったリーグ、決まってないリーグ。それぞれではあるけれども、大学野球の春季リーグ戦は間もなく閉幕する。
 で、各リーグの閉会式で発表されるのがベストナインなどの表彰選手である。まぁ、リーグによっては特別表彰などもあるが、ベストナインはどのリーグにも存在する。

 このベストナインは記者の投票により選考される。ここで言う記者というのは“日本記者クラブ”に所属する記者のこと。だから、僕のような“しがないスポーツライター”に投票権はない。

 僕の活動している関西圏での話しになるが、大学野球の報道には力を入れていないというのが正直なところ。マンパワー(=記者の頭数)というのものも大きく影響しているからかも知れないが、常時、記者席で見掛ける顔は共同通信、スポニチ、スポーツ報知、朝日新聞。そして、ニッカン、デイリー、讀賣新聞、京都新聞といった感じだ。まぁ、優勝が懸かっていたり、ドラフト注目の選手がいる時などは
「なんじゃ、こりゃ〜〜〜」
 と思わず叫びたくなる程、見慣れぬ顔が増殖するのであるんやけれども。

***************
 今週明け、関西5リーグのうち2リーグから僕の自宅に個人賞投票用紙たるものがFAXで届いた。でも、僕は投票権がないので…連盟の学生に電話を入れた。

「いやぁ、投票したいのは山々なんやけど、僕は“日本記者クラブ”の人間じゃないから」
「いや、連盟としては島尻さんのようにちゃんと観てくれている方ならば問題ないと判断したので」
「そう言って貰えるのはありがたいけどぉ。まぁ、無記名投票やからバレへんかったらええねんけど、もしもバレたら僕的にもヤバイし、連盟にも迷惑を掛けちゃうかも知れないからねぇ」
「そうですかぁ、それは非常に残念です」

***************
 というように、ベストナインをはじめとする表彰は“日本記者クラブ”の記者のみによって選考される。極端な話しで、その中には閉会式のある試合だけに顔を見せる記者もいる。だが、彼ら及び彼女らは迷いもなく投票する。それは投票用紙と共にポジション別の成績表が配布されるからである。ほとんど試合を観ていなかったとしてもポジション別に成績(=数字)の良かった選手の名前を記入すればOK。また、甲乙付け難い成績(=数字)ならば、学年が上の選手(学年が下の選手はまだチャンスがあるという考え)、チームの順位が上の選手を書き込めば済んでしまうという傾向がある。
 優勝チームからベストナイン選出選手が多くなるのは勝利に貢献する活躍をしたからという考え方も出来るが、このような背景もあるからなのだ。僕はそう思っている。

 確かに成績(=数字)は大事である。だけど、2ヶ月にも及ぶリーグ戦の中で成績(=数字)には表れない形で活躍している選手もいるのである。それは全試合とまでは言わないが、大体の選手のスタイルを把握するにはそれなりの観戦数。そして、眼力も求められるはず。でも、悲しいことに現状では絶対にその点が欠落している。間違いないっすわ。

 でも、僕はベストナインなどをはじめとする個人表彰を受けた選手を軽蔑したりすることはない。どの選手も胸を張って良い成績(=数字)を残し、リーグ戦を戦って来たことは事実であるから。ただ、仮に惜しくも選出されなかった選手も…胸を張って良いと思う。だって、大半の記者の観る目がないんやからね。

***************
 記者たちにケンカを売っているつもりはない。ごく少数ではあるけれども、取材に対する姿勢が真摯で、好感を抱け、尊敬出来る記者も存在する。また、今年から配属された新人にも見込みのある記者(野球に詳しくはないだろうけれども勉強しようという気持ちがビンビン伝わって来る)もいる。こういう記者には微力ながらも僕の持っている知識や情報は惜しみなく提供したいし、何かしらの形で協力したいと思う。それが心情というものだ。
 せやけど、努力不足、勉強不足の記者には…僕は心のどこかで見下すであろうし(こういうことを日記で書く時点で見下しているわな)、絶対に負けたくない。ベストナインの投票権がなくても良い仕事は出来るから。そう信じている。

 尚、会社の事情・都合でどうしても最終試合しか観に来れない記者。僕やったら個人賞の投票は辞退するけどなぁ。僕は態度はデカイかも知れへんけれども、そこまで面の皮は厚くありません。と最後はちょっと皮肉って今日は締めさせて貰います。

 あぁ…この日記は記者たちも結構、読んでいるんだよなぁ(苦笑)。でも、努力不足、勉強不足の記者は読んでいないという前提で。はい、計算。いや、嫌らしい話しで試しています。
 えーっ、申し訳ないです。
 日記をサボっていました。
 はい、非常に慌しい数日でありました。

 木曜(5月19日)/某大学野球部監督と主将にお招き戴いて一献。

 金曜(5月20日)/仕事(勿論、野球関係)の打ち合わせがあって、また一献。

 土曜(5月21日)/京滋大学リーグ観戦(太陽が丘)。そして、夜は某大学野球部エースの進路相談!?で、またまた一献。

 日曜(5月22日)/関西六大学リーグ観戦(南港中央)。帰宅後はさすがにバタンキュー。さすがに…またまたまた一献。ということにはなりませんでした(苦笑)。

**************
 よくよく考えると(考えなくてもやけど)僕の生活は“野球中心”である。
「酒ばっかり飲んでいるやないか!」
 との御指摘も受けそうだが、これも野球に関わっているからこその産物。まずは“野球在りき”ということを主張(言い訳???)させて貰おう。

**************
 小学2年生の時から野球を始め、これまでにどれだけ野球に費やして来ただろう。
 人間は人生の1/3を睡眠時間に費やすそうだが、その残り2/3の半分くらいは野球に触れているような気がしてならない。

 だけど…この日記で書いたこともあると思うのだが、僕は大学時代に野球選手として見事に腐った。そして、その後の数年間、意識的に生活の中から野球を遠ざけていたいた時期があった。
 でも、やっぱり、野球が大好きであったし、野球から少し離れた期間があったことで野球のさらなる魅力を理解出来るようになって来たところもある。と言っても、“野球道”はホンマに奥が深い。死ぬまで飽きることはないだろう。

**************
 明日で僕はこの世に命を受けてから33年目に突入。要するに32歳の誕生日を迎える。と言っても、特別に変わったことがある訳でもなく、普通の生活を送っているに過ぎない。まぁ、恐らく、原稿と格闘(締切前日)して、西京極で野球観戦(関西学生リーグ/同立戦)しているはずだ(笑)。
 自身で言うのはちょっとおかしいかも知れないけれども、まさに『ベースボール・ライフ』。今後、仕事などの関係でマイナーチェンジは求められるかもしれないが、根本的なスタイルは変わらない。いや、変えるつもりはない。それは可能な限り、野球を観ていたいし、関わっていたいし、プレーだってしたい。そういう強い想いがあるからだ。

 また、大袈裟な話しではなく、僕のアイデンティティーの大半は良くも悪くも野球によって形成されている。そりゃ、変えられる訳がない。

**************
 冒頭にも書いたけれども。僕はアホみたいな酒飲みであるし、タバコだって吸うし、生活も不規則極まりない。まぁ、今のままでは…あと20年でも生きることが出来れば御の字(苦笑)。親から丈夫な体に生んで貰っていなかったら、とっくにブッ倒れているはずだ。という変な自信がある(苦笑)。

 で、僕の命が尽きたら。
 そないワガママを言うつもりはないし
「墓石をボールの型にしろ!」
 とか
「墓標をバットにしてくれ!」
 などとセンスのないことも言いまへん(笑)。
 ただ、毎日、野球が身近にあるところで眠りたいなぁ。とは強く思う。河川敷のグラウンドの横でも構わない。少年野球でも草野球でも何でも良いから、野球に触れていたいだけ。

 だって、僕の人生は『ベースボールライフ』やから。せやから、この願いが叶わんかったら、
「野球が観たいねんけどさぁ」
 と棺の中でグチグチ言うたるもんね(笑)。
 あっ、棺の中にはグラブとボールは入れて下さい。酒とタバコは…う〜ん、死んだらやめることにしますわ!?(タバコは今でもやめたいなぁ)

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 以上、とりとめのない駄文ですが。
 31歳“最後の日”の心境ということで。御容赦の程を。

 そして、文末になりましたが。
 これまで野球を通じて知り合い、出逢った本当にたくさんの方々に心から感謝を申し上げますと共に、今後も色々と御指導下さい。
 僕ごときの誕生日に。ホンマたくさんの方からお祝いのメールを頂戴致しました。遅ればせながらではありますが、心より感謝申し上げます。
 また、完全に“酒飲みキャラ”が定着(苦笑)。

>Tさん
 美味しい泡盛、ありがとうございました。

>Oさん
 高価で貴重な焼酎をありがとうございました。

>N君
 実に素晴らしいエピソードのある芋焼酎をありがとうございました。

 お酒以外は一品のみ。
>Kちゃん
 まだ届いていないけれども、『24』のDVDコンプリート!?は楽しみにしています。

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 さて、よくあることで…野球日記とは関係ないんやけれども。

 Q:貧乏神が好むものは?
 A:それは悪口(愚痴含む)とタメ息
 
 Q:では、貧乏神が嫌うものは?
 A:それは笑顔と感謝。

 これはお世話になっている方からプレゼント!?された。
 異議なし、その通りやと思うので、実践したいと思う。
 僕も実に器が小さい男で…しょうもないことで目クジラを立てたりすることがある。そんなんではイカンねぇ。32歳になっての初反省。

 と非常に簡潔ではありますが、今日の日記とさせて戴きます。
 はい、サボリ日記の筆者です(苦笑)。
 久々にこのサイトも開けたような気がします…。

 この数日間、ホンマに移動も多かったし、突発的な仕事もあったりでテンヤワンヤであった。
 勝手ではあるけれども、今から振り返るのも
「エネルギーをメッチャ消費するのでは?」
 と恐くなって来たので、今日のところはやめておくことにします(苦笑)。

 明日は5月31日ですか?
 えっ、もう5月も終わってまうんかいな???
 僕自身が僕を動かすスピードに付いて行けてないなぁ。

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《告知》
 6月1日(水)
『NEWSワンダーランド』(ラジオ大阪)15:00〜17:30に
 番組冒頭から約30分程度、出演致します。
 機会がございましたら御拝聴の程、宜しくお願い申し上げます。

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 大相撲の元大関貴ノ花の二子山親方(花田満=はなだ・みつる)が30日午後5時40分、口腔底がんの為に死去。享年55歳。
 合掌―。

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