逸財発見!!

2005年4月1日
 本日(あっ、もう昨日か…実は今まで6名もの高校野球の監督さんと一緒に飲んでおりました。ありがとうございました。ホンマに勉強になりました)はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/を御覧戴けましたら分かりますように、第6回全国高等学校女子硬式野球選抜大会を観に行っていた。
 ホンマに素晴らしい世界。改めて、女子野球の魅力を再認識した次第である。

 僕の中では色々な収穫があったのだが、今日は“逸財発見!!”に尽きるであろう。
 強豪・神村学園高(男子もセンバツでベスト8に)に敗れはしたものの、蒲田女子高の3番・遊撃手(新1年生)は輝いていた。まさに“野球センスの塊”。結果は勿論、打席での振る舞い、守備時の打球へのラインの入り方や中継プレーのポジショニングは抜群であった。
 身体的キャパにこそ恵まれていないが(恐らく、150?そこそこ)、まだまだノビシロは見込めるだろう。
 その彼女の名前は大谷優実。今後、要注目である。

 埼玉栄高の岸本麻里内野手(一塁手)のショートバウンド処理も秀逸。昨夏は投手としてセンスの良さを垣間見せていたが、一塁手としての適性は日本女子野球協会の副理事・胡桃広伸をも
「代表でもこんな巧い選手はいないな」
 と唸らせた程であった。

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 この大会が行われているスポーツピア市島(兵庫県丹波市)。空気はキレイやし、球場としてのハードも整っている。ただ、同じ県内(兵庫)やのに…僕の住む西宮から車で1時間半以上掛かるんすよね。よって一人っきりの車中では“シマジョーONステージ”状態。ヘビーローテーションで熱唱していた(苦笑)。

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【本日の車中ヘビーローテーション】
?『男たちのメロディー』 SHOGUN
♪走っりぃ出したらぁ 何か答えが出るだろうなんてぇ
 俺もアテにはしてないさぁ してな〜い〜さぁ
 男だったら 流れ弾の一つや二つぅ〜
 いつも胸に刺さってる 刺さってるぅ〜〜〜(裏声)
 どうせ一度の人生さぁ
 運が悪けりゃ死ぬだけさぁ 死ぬだけぇさぁ〜

?『愛』 THE真心ブラザーズ
♪キミと一緒にいたいだけなんだ
 キミに触れていたいだけなんだ
 キミと話ししたいだけなんだ 優しくして優しくされたいっ!
 歩道橋から見た街路樹 青空に向かって伸びるミドリ
 コモレビの奥 コトリがさえずる 僕はアナタを温めたいっ
 始まり続ける全てのコトに 終わってしまった全てのトキに
 愛のオヒサマが降り注ぐ オレは涙が止まらない
 キミの匂い嗅ぎたいだけなんだ
 キミを笑わせたいだけなんだ 
 キミと同じもの見たいだけなんだ 優しくして優しくされたいっ!
 愛が血管を流れて行くよぉ 愛がキミにぃ 届きぃ〜ますようにぃ
 愛 愛 愛 愛 愛をやるよぉ
 手に取って ポケットに閉まっておけぇよぉ!!

 このコーナー!?…絶対に不評ですわ(苦笑)。
 えーっ、冷静な視点は一切ありません。
 今日は単なる“一ファン”の目線で書かせて貰います。

 即戦力ルーキー・光原逸裕投手(バファローズ)がファイターズ戦でプロ入り初先発初勝利!!
 SHINJO外野手(ファイターズ)に手痛い満塁弾を浴び、5回1/3で降板も勝ち投手の権利を残したままのものであった。
 その後、バファローズは何とか(ホンマに最後はハラハラドキドキ)リードを守り切ったので、光原は嬉しい、嬉しい。そして、生涯忘れることのない白星を掴んだのだ。

 僕は光原を京都産業大時代から高く評価。(過去の日記なども読んで戴ければ分かると思います)それは投手としての魅力は勿論、人間としての魅力も強く感じていたからである。

 僕ごときが語ることではないけれども、光原のこれまでの野球人生は決して順風満帆ではなかった。ただ、腐ることなく、野球に打ち込んで来た姿勢は少なくとも知っているつもりだ。妬みではない、自分自身が成長する為の反骨心を持ち続けているところは男として素直に尊敬出来る部分。だから、僕も光原のプロ入り初勝利は自分のことのようにメッチャメッチャ嬉しい。ホンマに嬉し涙が止まらない。でも、本当に、本当に気持ちの良い涙である。
 05年4月1日という日を絶対に忘れないでおきたい。

 厳しい世界やけれども、今後も地道にプロ野球選手として実績を積み重ねて行って欲しい。

 昨年末、京都産業大時代の同回生が開いた激励会。
 その際にみんなからプレゼントされたグラブの親指部に刺繍されていた《軸》という言葉に相応しい投手を目指してっ!!

 今夜、僕が祝杯を上げることは言うまでもない。
「下痢するまで飲ませて貰いますっ!!!!!」
 下戸の為、アルコールの飲めない勝村法彦監督(京都産業大)の分までも(笑)。←勝村監督から許可も戴いております(爆笑)。

 平石洋介外野手(イーグルス)も頑張っているし、ホンマに今夜は気分が良いのであります♪

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 今日も第6回全国高等学校女子硬式野球選抜大会を観に行く。で、様々な勉強をさせて貰う。色々な方と話しが出来たことも良かった。
 その後、車をすっ飛ばして(法定速度内!?)花咲徳栄高の練習(終わり掛けやったけど…)を観に行く。
 そして、突如、濱本光治監督の紹介で…部員全員の前でなぜかスピーチすることになり、メッチャ面食らう。もっとええこと話したかったなぁ(苦笑)。

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 本日も移動の車中、気持ち良く熱唱(笑)。
 いやぁ、大きな声を出すということはストレス解消になりますなぁ。
 高校、大学、社会人野球を観る機会が非常に多いのだが。僕なりに色々な目線で観ているつもりだ。
 その一つがイニング間のボール回し。
 投手が投球練習の最後の1球を投じ、捕手は二塁キャンバス上に送球。そして、内野手がボールを回し、投手の元にボールが返って来る。で、プレーボール。ごく普通の光景である。
 そこでどうしても気になってしまうのが捕手の送球。ちゃんと統計を取っている訳ではないが、大半の捕手は捕球後にユックリとボールを握り直し、二塁キャンバス上へ放っているのが現状ではないだろうか。

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 大学野球部の後輩という贔屓目もあるのかも知れないが、僕は清水誉捕手(関西学院大)を買っている。特にスローイングに関しては。
 手首が強いが故にスナップだけで調整しがちなスローイングであるけれども、シッカリと体を使ってハマった時はプロ級。球筋は糸を引いたかのように真っ直ぐで、スピードも速い(捕球から二塁キャンバス到達時で2.0秒は確実に切る)。

※4/9の京都大戦で盗塁を刺した時で1.84秒。某球団スカウトの計測でも1.85秒であることから誤差はほとんどないと思われる。

 ただ、まだ安定感に欠けてしまうのは…実戦の中では常にベストなスローイングが出来ないから。そりゃ、打者も立っていることやし、投手の投球が必ずしもスローイングへ移行するのに“うってつけ”ではないからだ。
 じゃあ、どうすればこの問題を克服出来るのか?それはあまりにも原始的なものではあるが、とにかく1球、1球を大事にして、いつでも実戦を想定して、スローイングすることに尽きる。ボール回しの1球も無駄にしてはならないのだ。これは相手チームにも
「おっ、あの捕手はシッカリと投げて来るぞ」
 と警戒心を植え付けることにも繋がる。

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「誰かが観ているから」
「誰かに評価されたいから」
 このような考えで野球をするのは間違っているが、ある程度のレベルに達している選手はそのような立場であるのも事実。それは充分に自覚して貰いたいのだ。

 捕手ではなく、遊撃手なのだが岩下知永内野手(龍谷大)という選手がいる。
 昨秋からレギュラーとなった選手で
「守備が巧いなぁ」
 と思う反面、雑な部分もあった。だから、難しい打球の処理や、苦しい態勢からの送球は素晴らしいのだけれども、逆に平凡な何でもないところでのイージーミスも多かった。
 しかし、今季は何か雰囲気が違う。要は着実にレベルアップしているのだ。
 今日(4月3日)、小関順二(ライター、ドラフト会議倶楽部主宰)も
「岩下、良いですねぇ。試合前ノックやボール回しでも常に横着することがない。足を動かして、体を使って。これはまだまだ巧くなりますよぉ」
 と唸っていた次第。

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 せやから、どんな時でも全力で投げるんやっ、タカシ!!

 1日、2日で結果が出ることではないが、結局は自分自身の技量に跳ね返って来ること。そう信じて、日本で一番の捕手を目指してくれっ!!
 キャッチング、リード、バックアップ、バッティング、ベンチワークなども同様やで。 

贅沢な1日

2005年4月4日
 4月3日は実に贅沢な1日であった。
 関西六大学リーグの開幕戦を観に南港中央球場へ。いやぁ、今年の“関六”はホンマにレベルが高いっ!!観ていて心躍る選手がどれだけいることか。

 バックネット裏にもプロ野球12球団、メジャー1球団の総勢24名(凄い数でっせ!)のスカウトが集結。まずは親しいスカウト数名と情報交換に励む。

 で、一段落した後は…前日の関西学生リーグ開幕戦の西京極球場でもそうであったんやけれども、小関順二(ライター、ドラフト会議倶楽部主宰)と徹底した“野球バカ”談義。バックネット裏で選手のプレーを観ながら無邪気にはしゃいでいる2人は、第三者からはどのように映っているんやろう(笑)。
 別に天狗になっている訳ではなく、ある意味で“小関と僕のツーショット”はスゴイもんやと思うんやけど、どうでしょうか?

 という具合に小関と白熱した“野球バカ”談義をしている最中、不意に左肩をトントンと叩かれて
「シマジリさんっ」
 と呼ばれる。で、振り返るとそこには4月1日のファイターズ戦でプロ入り初勝利を挙げたばかりの光原逸裕投手(バファローズ)がいるではないか!

「あれっ、北海道…あっ、アガリ(先発予定なし)かぁ」
「はい、昨日、大阪に着きました。今日は友達と応援です」
 母校である京都産業大の試合を観に来ていたのである。
 それで、まぁ、そんなに長い時間ではなかったが、光原と雑談。う〜ん、楽しい時間であった。

 んでもって、最後の大物は右翼スタンドの隅で静かにグラウンドを見守る“ミスター・タイガース”こと掛布雅之。
 長男・掛布啓吾内野手(大阪学院大)の応援に来ていたことは分かっていたので、簡単に挨拶だけをして退散しようと思っていたのだが。技術論、指導論、プロ野球再編問題などなど、アツイ話しに展開した次第。
 いやぁ、ホンマに僕は幸せ者ですわ♪
 
 それにしても、こう書いていると…僕は野球を観ながらダベっているだけのようやけど(苦笑)。写真撮影もするし、選手や監督の話しもちゃんと聴いているはずです!???

東へ、西へ、東へ

2005年4月5日
 昨日(4月4日)は実に移動が多かった。

 朝は阪神大学リーグの観戦で万博公園球場へ。関西国際大−大阪体育大(開幕戦)を観る。
 2試合目の天理大−関西外大も観たかったのが、次の予定があったので、渋々と万博公園球場を後にする。

 事務所(梅田)に立ち寄り、マネージャーHと吉野家で遅い昼食(僕はビーフカレー&けんちん汁)をかっ込んでからポートアイランドへ向かう。で、日光神戸アイスバックスのホッケー教室を観る。

 そんでもって次は甲子園に。記者・松こと松倉雄太と待ち合わせをしてから、居酒屋『いろり』へ。市立西宮高・徳山学監督の誘いでセンバツ準優勝・神村学園高の長澤宏行監督の祝う会に寄せて貰う。実に楽しく、めでたい酒席であった。

 そして、最後の締めは“僕の庭”でもある西宮北口。
 スポーツバー・CBGBで日光神戸アイスバックスの塚本純司社長、上野秀幸監督、選手数名と盛り上がる。なんと、かつてのNHLのスター・プレーヤーでもあるショーン・ポディーンまでも来ていた。個人的には東京出身の佐藤画から、彼の紆余曲折なホッケー人生を聴かせて貰い、とても勉強になった次第。

 それにしても、よく動いたが、それ以上によく飲んだ(苦笑)。

鼻血が止まらん…

2005年4月6日
 今日は今津(西宮市)の津門中央公園球場へ。
 詳細はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/を御参照下さい。

 スカウトも数球団(メジャー含む)来ていて、某スカウトにお昼ゴハンをごちそうして貰う。いつもスミマセン。ごちそうさまでした&ありがとうございます。

 某スカウトは今津で一勝負(笑)であったが、僕はおとなしく帰宅。溜まっている原稿を片付けたり、“ファンタジー・ベースボール”(※近々、詳しく書きます)の集計に追われる。あっ、簡単な執筆原稿の“企画書みたいなもの”も書いたっけ。

 それにしても…今朝から鼻血が止まらん(苦笑)。別に鼻をほじっている訳でもないしなぁ。なんでやろう???

 明日は母校でもある関西学院大の体育会学生本部の学生たちと会う予定です。先週末から連絡や企画書を貰っているので。
 さぁ、スーパー・アドバイザーとして腕を奮いますか!???

泣くなっ、広池!

2005年4月7日
 この日記で何度も書いていることなので、御存知の方も多いと思うが…広池浩司投手(カープ)は僕の高校時代のチームメートであった。
 最終学年時は広池が主将で3番・中堅手。で、僕が4番・捕手でチームの軸となっていたのである。(自分で言うのは恥ずかしい話しやけどねぇ)

 広池は今季、背番号が68から28に変わったことで心機一転(広池が越谷リトルで初めて付けた背番号が28)ということもあるのだろうが、開幕節のジャイアンツ戦(東京ドーム)の2試合でセットアッパーとして好投。そして、何よりも広池がベンチから絶大なる信頼を得ているのが自分のことのように嬉しかった。

 このタイガース3連戦(広島市民球場)も広池は2度の登板機会があった。

 昨日は1回2/3をサクサクとタイガース打線を料理したが、中村豊外野手に左前安を許した後に赤星憲広外野手の不運な一内安でリズムが崩れた。藤本敦士内野手、A.シーツ内野手、金本知憲外野手に連打を浴び、失点3で無念の降板。

 本日の試合は取りつ取られつのシーソーゲーム。そのような展開の中、広池は8回表からの登板で1回を抑える(与四球1)。そして、スコアが7−7の同点ということもあったので回って来た打順で打席に入る。放った打球はボテボテながらも三内安で出塁した。そこで驚いた。な、なんと一塁走者の広池が盗塁を試みたのである。タイガースのバッテリーも無警戒で盗塁は成功。広島市民球場の観客もヘッドスライディングで付いた胸の泥を払う広池に大きな拍手。テレビ中継の実況と解説者からも
「いやぁ、勝ちたいという気持ちが強いんでしょうね」
「ピッチャーだって盗塁して良いんです」
「野手がこの気迫に応えて欲しいですね」
 と賛辞の言葉が並ぶ。しかし、カープはこの回、得点することが出来ず…。

 9回表、広池はこの回の先頭打者・赤星を捕邪飛に打ち取るも、続く藤本に四球を与えて1死走者一塁。そして、シーツを打席に迎えて、ボールカウント1ー2からの4球目。アウトハイの甘い球を中堅右に叩き込まれた。悪夢の逆転ツーラン本塁打を食らい、広池はマウンドにしゃがみ込む…。次の金本を一ゴロに抑えたが、ここで無念の降板。
 ダグアウトに戻り、バスタオルで顔を覆いながら泣き崩れる広池。(広池と15年以上の付き合いになるが、初めて涙を流す姿を観た)僕はあまりにも痛々しいと思うと同時に、プロの厳しさを痛感した。

 しかし、ドラマは9回裏。カープ打線はタイガースの守護神・久保田智之投手を攻略。嶋重宣外野手の同点ツーラン本塁打で広池の敗戦投手はなくなった。その後もカープ打線は繋ぎに繋いで1死走者満塁として、代打・浅井樹内野手が中前に劇的なサヨナラ安打を放ち、試合を決めたのだ!!(国学院大→新人・梅津智弘投手が初勝利)

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 試合後の山本浩二監督のインタビュー。
「チーム一丸となったね。打たれはしたけど、8回裏のあの広池の走塁がね。どうにかしてやろう、勝とうという気持ちにさせてくれたかな」

 本職(投手として)では2試合連続のミス。この悔しい気持ちは広池が一番分かっているだろう。でも、ベンチからは本当に信頼されているじゃないか!!長い、長いペナントレース。泣くのはシーズンが終わってからやで。

 せやけどなぁ…無闇なヘッドスライディングはホンマに危ないからやめてくれ。
 そして、もう一つだけええかぁ。“ファンタジー・ベースボール”(詳細はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/)で我が《西北バルボンズ》の防御率を下げるのもやめてくれ(苦笑)。

 以上、広池を応援する1人の友として(笑)。
 勘違いとか、自惚れとか思われてしまうかな!?
 ただ、
「シマジョーさんは“先見の明”がありますよね」
 という旨のメールを頂戴したり、言って戴けることが非常に多い。これはとても嬉しいことで、ありがたいことである。
 例えば、ごく僅かではあるが、最近の具体例を挙げさせて貰うと
○光原逸裕投手(バファローズ)
○片岡安祐美内野手(茨城ゴールデンゴールズ)
○野上亮磨投手(神村学園高)
 あたりだろうか。
 あと、昨年の11月頃やったかな???今春の関西学生リーグ戦で2試合連続完封と幸先の良いスタート切った宮西尚生投手(関西学院大)もプッシュしていたのもあったりする。

 とりあえず、“言ったもん勝ち的”なところもあったり、時には“ハズレ”を引いていることもあるかも知れないが、僕なりの感性の範囲で極端に的外れなことを書いたり、HPで更新していたりとかはないつもりである。みなさんがどう思っているかは分からないっすけど(苦笑)。

 巧く表現出来ないけれども、僕のスタイルは同業者に時として否定されることある。
「選手と仲良くなりすぎるんちゃう」
 そう言われることが多いのだ。
 ただ、そういう関係を築いてからこそ分かること。その選手のプレー以外の良さを感じることが出来るのも事実だ。
 僕はスポーツライターという肩書きで仕事をしているが、実は別にそんなこだわりがある訳でもない。最終的には人間のことを描きたい。それだけなのだ。そこで僕のアンテナにヒットした選手は必然的にプッシュすることになる。その程度の図式なのである。
 尚、僕が魅かれる選手はどこかに“人懐っこさ”がある選手。そういう選手とは良い付き合いが出来るような気がするし、構ってあげたい。齋藤伸介投手(NTT西日本)なんかもそうやね。
 せやから、あまり“先見の明”とか言うて…おだてんといて下さい。単に個人的感情が優先している時が多いんで(笑)。

 でも、調子に乗って(苦笑)、敢えて“先見の明”候補というところを挙げるとするならば。たくさんいるんやけれども、筆頭は金子和豊内野手(大阪商業大)。HP『こちアマ』http://www.kochiama.com/の《今週の1枚》でも起用している次第。

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 だけどぉ、某球団スカウトに
「シマちゃん、観る目あるよなぁ。俺と目ん球、取り替えて欲しいわ」
 と言われた時は…かなり嬉しかったなぁ(笑)。
 なんてフレーズのCMがあったけれども、これって、あながち間違いではないように思える。

 この観点で今春の関西学生リーグはメッチャ面白い。関西学生リーグは関西の大学野球で唯一、指名打者制度がなく、投手も打席に入る。
 金刃憲人投手(立命館大)は高校時代(市立尼崎高)からプロが注目する程、打撃の評価も高く、現在でも打者顔負けの打球を放つので目が離せない。
 それに加えて、今春は岩田稔投手(関西大)、加藤学投手(関西学院大)、大隣憲司投手(近畿大)、田林正行投手(同志社大)らの各校のエース格が要所で目の覚めるようなタイムリーを放っているのが印象的。
 特に大隣は金刃と甲乙付け難い。常に打ち気満々。構えはかつての吉村禎明(元ジャイアンツ・現野球評論家)を彷彿とさせ、ファールで粘り、快打を連発。
「149?放るのも魅力やけど、あの打撃もええなぁ。バッティング練習もそないしてないはずやのに誰よりもええバッティングしよるやないかい。バッターで獲ったろうかなぁ」
 と某球団のスカウトが言うくらいである。

 指名打者制度を否定する気はないんやけれども。やっぱり…“子供の頃からエースで四番”もしくはそれと同等と思われる投手の素晴らしい打撃を堪能したいものだ。

 そう言えば昨秋の明治神宮大会の関西代表決定戦で。普段は打席に立つことのない平野佳寿投手(京都産業大)や高木啓充投手(大阪体育大)らが素晴らしい打撃をしていたっけなぁ。

“野球センス”

2005年4月12日
 えーっ、まず日記の内容とは関係ないが。
 >朝日新聞の敏腕記者・野村周平
 お誉めのメール!?ホンマにどうもありがとう。せやけどねぇ、僕のことを誉めたところでなぁ…何も出えへんで(笑)。無駄な誉め殺しやね。
 ただ、我ながら、ええ文章書くなぁ。そんな時は1ヶ月に1回くらいあるよぉ!???
 まぁ、話しのオチを分かる辺りは、ノムちゃんもセンスあるがな。

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 よく“野球センス”があると言うけれども。
 これって…やっぱり、根拠のないもので、観る人それぞれの感性であろう。まぁ、誰が観ても、センスのある選手はセンスがあるんやろうけれども。

 最近、僕がセンスあるなぁ。と思っているのは2人の選手である。

 1人は田中宏和内野手(大阪経済大)。分かり易く言えば、高橋由伸外野手(ジャイアンツ)タイプに属するんかな。“天才肌”という言葉がピタッと当てはまる。真っ白なキャンバスにどんな色でも塗れるみたいな選手だ。こういう選手はもっと注目されても良いはずなんやけどね。

 もう1人は坂下翠内野手(石川ダラーズ/00〜04年女子硬式野球日本代表、05年女子硬式野球日本代表候補)だ。いやぁ、ある意味で嫉妬も覚える(野球をやって来た男として)のだが、彼女のプレーを観ていたら、ただただ感心するしかない。
 とりあえず、内野手と表記したが…元々は投手であるし、昨夏の第4回女子野球世界大会では外野手(右翼手)でベスト10(指名打者含む)も受賞。先日の女子硬式野球クラブチーム・Blessの練習でもソツなく捕手までこなしていた。
 坂下は打撃も実に柔らかいのだが、軸足(右足)の膝が落ちるという点だけがどうしても気になっていた。でも、それを指摘(勿論、対処法も)するとすぐに修正出来る。その能力の高さは“野球センス”があるという言葉で片付けるしかないだろう。本人は嫌がるかも知れないけれどもねぇ。

 女子野球の発展を願う1人として。本末転倒になるかも知れないが、坂下が男やったら…とてつもない選手になったのでは。そう思えて仕方がない今日この頃である。それだけの“野球センス”の持ち主を目の当たりにした時の衝撃は。このような仕事をしていたとしても、それはとても言葉では言い表せまへん。

久々の鳴尾浜

2005年4月14日
 今日は久々の鳴尾浜。タイガーデンでプロアマ交流戦/タイガース(二軍)×松下電器を観戦した。
 試合詳細はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/で《観戦リポートBBS》や《写真館》を御覧戴ければ幸い。

 個人的には松下電器の田中篤史投手、掘啓樹内野手、甲斐俊治外野手、倉田大祐外野手あたりをチェックしたかったのだが、掘だけ負傷!?の為、出場しなかったのが残念。
 その代わりと言っては何だが、新人・新田玄気外野手(兼捕手)のイキの良いプレーを観られたのは大収穫。172?・72?と体こそ大きくないが、何か雰囲気を持った選手であった。今後、とても楽しみである。

 また、タイガース勢でも林威介外野手や赤松真人外野手ら、アマ時代から見慣れている選手のプレーを目の当たりにすると、言葉では言い表せない喜びがこみ上げて来る。う〜ん、野球って、ええなぁ〜♪

 葛城育朗外野手(兼内野手)ともチョロッと話しが出来た。
「久々ですねぇ。せやけど、島尻さん、メッチャ髪型変わりましたねぇ。顔も真っ黒やし、日本人離れしていますよ」
 と突っ込まれたけど(苦笑)。

 まぁ、他にも色々と馴染みの人とたくさん会うことも出来て、現場に足を運ぶことの大切さを改めて痛感した次第。

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 それにしても…最近、電話やメールが異常に集中する。(PCのメールも合わせたら、エライ数になります)みなさん、すぐに折り返しの連絡や返信が出来ずに申し訳ありません。この場を借りて、お詫び申し上げます。

 あぁ、HP『こちアマ』http://www.kochiama.com/の《注目選手》の更新準備は少しずつながらも進んでいるんやけれども、なかなかガツンと更新出来ない(する時間がない)…。

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ブレイザー氏、福士氏の御冥福をお祈り致します。合掌。
 この土日(4月16〜17日)。
 HP『こちアマ』http://www.kochiama.com/の更新頻度&出現頻度から…“シマジョーは倒れたのか?それとも単にサボっているのか?”という噂が流れていたらしい???(結構、そのようなメールを頂戴致しました)

 えーっ…まぁ、真実は。野球観戦を“記者・松”こと松倉雄太に押し付け!?僕は関西某所にて女子硬式野球クラブチーム・Blessの練習に出ており(正式にコーチに就任したもので)、グロッキー(2日間で体重が3?落ちました…まぁ、分母が大きいので)だったのであります。だから、両方が正しいとでも言えば良いんかな(苦笑)。

 それにしても、充実の2日間であった。個人的には体力のなさ(見事な落ちっぷり↓)を痛感したのは要反省であるが、チームとしては実に良い練習が出来たと断言。メンバー全員、相当の疲労もあるだろうが、意識的な部分と技術的な部分で着実に成長していることは間違いない。

 今回の練習も遠方組が参加。東京から新井純子内野手と横井沙織投手。愛知から荒川暢子捕手が練習に駆け付けた。(先週は富山から松本彩乃投手、石川から坂下翠内野手が練習参加)みんな、心の底から硬式野球をやりたいと欲しているのがよく分かる。だからこそ、何かしらを得て帰ることが出来る環境は整えてあげたい。とヘボヘボなコーチながら思う次第。

 その中でも特に荒川は収穫があったんちゃうかなぁ。古傷の再発と格闘しているので、時折、辛そうな表情も見せていたが…素晴らしきゲスト・アドバイザーとの出会いで何か野球選手としてキッカケを掴み始めるのではないか―。直感的なものであるが、スポーツライターという立場でそんな匂いがした。

 その素晴らしきゲスト・アドバイザーとは澤邊大輔。実は僕と縁がありながらも、なかなか接点がなかった人物。こう書くと非常に分かり難いんやけれども、要するに…お互いの名前と球歴をそれなりに知っていて、共通の知人が多かったとでも説明すればええんかなぁ!?
 まぁ、その澤邊と約2ヶ月前。偶然、関西の地で出会い、野球談義に花が咲く。そして、女子硬式野球にも興味を抱いて貰ったので、この度は練習の手伝いに来てくれたのである。
 澤邊の簡単な球歴は東筑高−立教大−住友海上(準硬式/現・三井住友海上)。東筑高時代は甲子園に出場。立教大時代は川村丈夫投手(現・ベイスターズ)らの女房役として神宮で活躍した捕手だ。
 現在はもっぱら草野球に興じていると語る澤邊であったが、いやぁ、さすがのものである。練習の随所でこれまで培って来た経験と知識が滲み出ている。しかも、それが“ひけらかしている”ものではなく、ソフトな感じであるのが最高であった。

 荒川が澤邊からブルペンで捕手としての基本をレクチャーされている時、僕は外野で打撃練習の球拾いを大汗を流しながら懸命に励んでいたので、詳細は分からないが。荒川の晴々とした表情を見れば一目瞭然であった。澤邊からたくさんの良きヒントを貰ったんやなぁということが。これからの荒川が非常に楽しみで仕方がない。

 う〜ん、野球って良いよねぇ♪
 このような出会いを目の当たりにして、人間の温かさも感じることが出来るんやから。

 >澤邊さん
 ホンマにありがとうございました。感謝です。
 御都合が合えば、また是非!!

 >荒川さん
 急がずに一つ一つ噛み砕いて下さい。
 絶対に良い方向へ向かうと思います!!

***************
 以下、完全なる私信(苦笑)。

 >山之内克憲投手(トヨタ自動車)
 サンキュー♪
 大事に着させて貰いますぅ。
 汚くなんかないやんか。普段、余程、ええもん着ているんやなぁ(笑)。
 東海大会MVPを弾みにして、都市対抗と選手権大会での健闘を期待しているよん。そして、その後は!???

ここ数日

2005年4月20日
 ふーっ、それなりに忙しい(苦笑)。

 4月18日(月)は梅田の事務所に立ち寄ってから西京極球場へ。関西学生リーグ(立命館大−関西大3回戦)を観戦。
 試合を観ながら、昨季までの関西大の二塁手を務めていた森田光昭が応援に来ていたので、色々と話しをする。
 現在、森田は就職浪人中(内定は既に貰っているようだ)。
「仕方ないですけど、野球を続けたかったですよ」
 と話していたが、野球で培って来たものを就職活動にも活かせているとも。また、
「島尻さんのHPをプリントアウトして、幾つかの会社に送りました。全部、通りました」
 と嬉しいこと(HP『こちアマ』http://www.kochiama.com/も少しは役に立つねんなぁ)も言うてくれた。僕は森田を高く評価していたからなぁ。ホンマに大学を卒業しても野球を続けて欲しかったものである。せやけど、まだどんな形であっても野球に関わることは可能だ。時間を要しても構わない。森田はそれをきっと探すことが出来るだろう。

 夜は澤辺大輔とスポーツバー『CBGB』で熱い×2、ファイヤー・トーク(勿論、野球談議)。しこたま飲んだ。楽しくて良い酒だった。

 4月19日(火)は家の雑事をチョコチョコ片付け、夜は大学野球部の先輩でもある審判員・藤野真と食事(焼肉)。お腹を満たした後は甲子園にある福本豊(野球評論家)の経営するバー『G.LOVE』へ。途中からこれまた大学野球部の先輩(1回生・4回生)の審判員・羽渕繁も合流してグビグビ飲む。

 4月20日(水)は朝から散髪へ。ついでに…モミアゲ周辺に白髪が異常に増え始めたのでブルーブラックに染める。これで“サモア風”から“アジア風”へのイメージチェンジも終了!?
 で、原稿をチマチマと仕上げた後は関西学院大正門前の『カウカウ』で夜ゴハン。久々に“シマジョー・スペシャル”(牛肉のたたき&青しそ冷製スパゲッティーと鶏肉サラダ)を堪能。そうそう、ズーッと渡しそびれていた光原逸裕投手(バファローズ)のサイン色紙もちゃ〜んと持って行った。ちょうど『週刊ベースボール』(ベースボール・マガジン社)のインタビューもあったのでタイムリーやったかな???せやけど、ミッツーのインタビューしたかったわぁ。

 ところで、『週ベ』に四国アイランドリーグの選手名鑑が載っていたのだが…シビアでんなぁ。という印象を受ける。
“○○大学野球部卒”扱いは一切なし。せやから、“中退”の文字が目立つこと、目立つこと。ちょっと驚くと同時に、今後の高校から大学への推薦とかにも影響するんちゃう?と勝手に心配したりなんかする。
 正確な情報であるからケチを付ける気は毛頭ないが、この辺も四国アイランドリーグを運営しているブレーンが野球界に疎いことを匂わせているような…ちゃんと選手に説明しているんかなぁ?単に履歴書・経歴書から引っ張って来ただけやったらコワイものがある。と感じるのは僕だけかなぁ!???

 まぁ、僕は夢と希望を追う選手は純粋に応援するというスタンスでこのリーグは観て行きたいと思う。

週明けに復活します

2005年4月24日
金曜日から目が回るくらい忙しい…。
日記は週明けから復活します。ちゃんと魂を込めて書きたい!という気持ちだけは持っているもので(苦笑)。

“エースの仮面”

2005年4月25日
 この3日間、関西六大学リーグの“産龍戦”(西京極球場)を観戦した。
 関六屈指の好カード。さらに今年は平野寿佳投手(京都産業大)、柳瀬明宏投手(龍谷大)、井村裕之(龍谷大)とレベルの高い投手が揃っているので、
「いやぁ、平野と柳瀬の投げ合いを観に来ちゃいましたよ」
 という遠方からやって来たファンもスタンドにチラホラ。土曜、日曜は多くのOBたちも後輩たちの優勝争いの行方を左右する戦いを応援していた。

 3試合の概要はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/の《観戦リポート掲示板》などを御参照して戴くとして、日記では平野という投手の魅力を伝えられればと思う。

**************
 1戦目は平野にとってはまさに“悪夢”であった。
 打線から3点の援護を貰い、8回まで散発5安打を浴びながらも要所を締める流石の投球内容。あと3つのアウトを取れば、リーグ戦通算25勝目の白星を掴めるはずであった。だが、9回裏の先頭打者・菊池高志内野手(龍谷大)に二塁手の右を抜かれる中前安を打たれてから何かが崩れ始めた。今春からレギュラーを獲得した和田隆司捕手の経験の少なさや一呼吸を入れることが出来る内野手がいないということもあったのだろうが、俗に言う一本調子で龍谷大打線に捕まった。犠打を1つ挟んでの6連打で3点のアドバンテージを引っ繰り返されるサヨナラ負け。東向勇樹捕手(龍谷大)の右中間に飛んだ打球を右翼手・政田義範外野手(京都産業大)がスライディングキャッチを試み、グラブに当てながらも落球したのを確認しながら(記録は右前安)、平野はしばらく打球が飛んだ方向を見つめながら呆然と立ち尽くすしかなかった。昨秋の明治神宮大会関西地区代表決定戦(×立命館大)で9回二死から後界昭一内野手(立命館大)に同点からサヨナラ本塁打を食らった時よりも明らかにその時間は長かった―。

 試合後、平野は勝ち慣れた時に受けるインタビューではなく、まさかの敗戦を振り返ることに。ただ、予想通りと言うか、平野は非常にサバサバした態度。
《甘さが出たんやと思います》、《野球の恐さ、最後のアウトを取るまで何があるか分からない》、《チームには申し訳ないんですけど、これを絶対に次に活かしたい》
 と毅然とした口調で報道陣の質問に応える。でも、一瞬だけ平野の本音と言うか、その時の率直な感情が出た。
「ホンマに何が起こったのか分からないです」
 と泣きそうな顔で小首をかしげて肩を落としたのだ。それは試合直後、応援団の校歌を聴いている時にも見せていた表情と同じで、僕は初めて平野のそんな表情を目の当たりにしてビックリしていた。巧く表現出来ないけれども、負けた時でも常に堂々としていた“エースの仮面”がほころびかけてしまったとでも言えば良いのだろうか…。

***************
 2戦目は初先発で初完封(被安打1本)の大音周平投手(京都産業大)の好投や打線も切れ目なく繋がり、京都産業大は8−0の快勝。そして、対戦成績を1勝1敗のタイとして迎えた3戦目、平野は中1日で先発のマウンドへ上がった。
 勝村法彦監督(京都産業大)が
「ブルペンではあまり良くなかったようだった」
 とのことであったが、平野は実に丁寧なマウンドさばき。184?・78?の細身の体躯が二回りは大きく見える程、いつもの姿であった。
 平野は8回まで与四球2、与死球1、味方の失策1だけの無安打無得点。1戦目と同様、3点のアドバンテージで迎えた最終回に初安打も許し、1点を失いこそしたが、それは平野の甘さではなく、龍谷大の意地・粘りである。平野はエースとして立派に役割を果たしたのだ。

「ノーヒットノーランは意識しました。まぁ、勿体ないですけど、勝ちは勝ちです。優勝の為に戦っている訳ですし、僕だけの力で取った勝点ではない。だから、素直に嬉しいです。絶対に取り返してやろうとも思っていましたし。1戦目を教訓として結果を出せたのも大きいです」

 僅か1日の猶予で“エースの仮面”をシッカリと繕い直した平野。いや、それはまるで素顔であるかのように映った。

 こんな素晴らしい投手を一人でも多くの野球ファンに生で観て貰いたい。155?出したとか、15個の三振を奪ったとかのモノサシでは計り知れない凄味があるから。
 ここ数日の出来事や感謝などを。手抜きちゃいますよ!???

【金曜日】
 >関係者の皆様
『野球狂のネタ6』(関西テレビ)の打ち上げ。
 いつになるかは分かりませんが!???
 また、面白い番組をみなさんで作りたいっすね!
 今回もマニアックなクイズ満載でしたね(笑)。
 毎度、ごちそうさまです。

 >染田賢作投手(ベイスターズ)
 ホンマにどうもありがとう。大事に使わせて貰います。
 オフには是非、Blessの練習にも来て下さいな。(プロアマ協定、大丈夫やしね)
 だいぶコンディションも良くなって来たようやね。今後の活躍を楽しみにしています。

【土曜日】
 >福岡屋あるじさん、フクオ☆アヤヤさん御一行
 いつもお世話になっております。
 もう少しゆっくりとお話ししたかったのですが。
 またの機会に是非!

 >與本敏弘監督(ホンダ鈴鹿)
 御丁寧にありがとうございました。
 何か私に出来ることがありましたら何なりとお申し付け下さい。
 今後もどうか宜しくお願い申し上げます。

 >山口高志(タイガース編成)
 いつもありがとうございます。そして、ごちそうさまでした。
 色々なお話しも聴くことが出来、勉強にもなりました。
 山口さんが帰られた瞬間から記憶が飛びましたねぇ(苦笑)。
 店で野球選手のモノマネ大会をしていたとか…。
 また、宜しくお願い致します。

 >奥川明(スポーツバーCBGBマスター)
 アホみたいに忘れ物(携帯電話、タバコ、カメラ、iPod)してスミマセンでした。
 しかも家までお届け戴いていたとは御迷惑掛けました。
 ホンマに記憶がないです(苦笑)。

【日曜日】
 >梨田和則(関西学院大)
 いつもFAXありがとう。
 ホンマに助かっています。多謝です。

【月曜日】
 >藤原孝仁監督(佛教大)
 簡単な御挨拶しか出来ませんで申し訳ありませんでした。
 また、HP『こちアマ』http://www.kochiama.com/も御愛顧戴いておりますようで、ありがたい限りです。
 今後も宜しくお願い申し上げます。

 >祖母、母、坂下翠(石川ダラーズ)、酒井康輔(前京都産業大主務)
 温かいお気遣い、誠にありがとうございます。
 基本的に僕は阪急利用なので無事でした。
 但し、大変な事故でしたね。まだ原因はハッキリしていないようですが…。
 お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り致しますと共に、負傷された方々の1日も早い御回復を願っております。 
 仕事柄、試合を観戦している時は色々なことを観察しているつもりである。まぁ、このことは前にも書いたので、今回はどの辺りをチェックしているかは省くことにする。

 当然、選手の技術的なところもチェックしている。ちょうど1年くらい前から写真やビデオ(ボロカメラやけど)を撮り始めて、その行為はより楽しいものになった、その場で感じたことを後で確認することが出来るからだ。

 この4月24日の“産龍戦”の第2戦(西京極球場)。昨秋、5勝を挙げた大型左腕・井村裕介投手(龍谷大)のある技術的な変化を見付けた。それを記者席ですぐに確認(写真の比較)もした。
「間違いないわぁ」
 思わず、そうつぶやいた。その変化が良いか?悪いか?と聴かれたならば、残念ながら後者の方であるのだけれども―。

 井村は非常に話し易い選手だ。気さくで会話のキャッチボールはテンポが良いし、真面目な野球談議にもちゃんと自分自身の意見を述べてくれる。そういう下地があったから、試合後にお節介かなと思いつつも
「井村君なぁ、ちょっと技術的に気になったことがあんねんけどね」
「えっ、何すか?言うて下さいよ」
「まぁ、リーグ戦中やから神経質になりすぎてもアカンけど、微調整で修正出来ると思うよ。あのね…」
 と気になった点を投球の動作を交えながら僕なりに解説。
「そうなっていますかぁ。だから、横回転ばかりがキツクなるんですね。最近、ストレートがスライドするのはそれが原因かも知れないです。ちょっと気を付けてみますよ」
 井村も納得してくれたようであった。

 残りの春季リーグ戦。僕が気になった点を井村がキッチリと修正して、それなりの答え(内容と結果)を出してくれたら。僕の観察力もなかなかのものである。って、それは自画自賛になってしまうかな!?とても楽しみにしている反面、少し恐いなぁ(笑)。

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