泣くなっ、広池!
2005年4月7日 この日記で何度も書いていることなので、御存知の方も多いと思うが…広池浩司投手(カープ)は僕の高校時代のチームメートであった。
最終学年時は広池が主将で3番・中堅手。で、僕が4番・捕手でチームの軸となっていたのである。(自分で言うのは恥ずかしい話しやけどねぇ)
広池は今季、背番号が68から28に変わったことで心機一転(広池が越谷リトルで初めて付けた背番号が28)ということもあるのだろうが、開幕節のジャイアンツ戦(東京ドーム)の2試合でセットアッパーとして好投。そして、何よりも広池がベンチから絶大なる信頼を得ているのが自分のことのように嬉しかった。
このタイガース3連戦(広島市民球場)も広池は2度の登板機会があった。
昨日は1回2/3をサクサクとタイガース打線を料理したが、中村豊外野手に左前安を許した後に赤星憲広外野手の不運な一内安でリズムが崩れた。藤本敦士内野手、A.シーツ内野手、金本知憲外野手に連打を浴び、失点3で無念の降板。
本日の試合は取りつ取られつのシーソーゲーム。そのような展開の中、広池は8回表からの登板で1回を抑える(与四球1)。そして、スコアが7−7の同点ということもあったので回って来た打順で打席に入る。放った打球はボテボテながらも三内安で出塁した。そこで驚いた。な、なんと一塁走者の広池が盗塁を試みたのである。タイガースのバッテリーも無警戒で盗塁は成功。広島市民球場の観客もヘッドスライディングで付いた胸の泥を払う広池に大きな拍手。テレビ中継の実況と解説者からも
「いやぁ、勝ちたいという気持ちが強いんでしょうね」
「ピッチャーだって盗塁して良いんです」
「野手がこの気迫に応えて欲しいですね」
と賛辞の言葉が並ぶ。しかし、カープはこの回、得点することが出来ず…。
9回表、広池はこの回の先頭打者・赤星を捕邪飛に打ち取るも、続く藤本に四球を与えて1死走者一塁。そして、シーツを打席に迎えて、ボールカウント1ー2からの4球目。アウトハイの甘い球を中堅右に叩き込まれた。悪夢の逆転ツーラン本塁打を食らい、広池はマウンドにしゃがみ込む…。次の金本を一ゴロに抑えたが、ここで無念の降板。
ダグアウトに戻り、バスタオルで顔を覆いながら泣き崩れる広池。(広池と15年以上の付き合いになるが、初めて涙を流す姿を観た)僕はあまりにも痛々しいと思うと同時に、プロの厳しさを痛感した。
しかし、ドラマは9回裏。カープ打線はタイガースの守護神・久保田智之投手を攻略。嶋重宣外野手の同点ツーラン本塁打で広池の敗戦投手はなくなった。その後もカープ打線は繋ぎに繋いで1死走者満塁として、代打・浅井樹内野手が中前に劇的なサヨナラ安打を放ち、試合を決めたのだ!!(国学院大→新人・梅津智弘投手が初勝利)
***************
試合後の山本浩二監督のインタビュー。
「チーム一丸となったね。打たれはしたけど、8回裏のあの広池の走塁がね。どうにかしてやろう、勝とうという気持ちにさせてくれたかな」
本職(投手として)では2試合連続のミス。この悔しい気持ちは広池が一番分かっているだろう。でも、ベンチからは本当に信頼されているじゃないか!!長い、長いペナントレース。泣くのはシーズンが終わってからやで。
せやけどなぁ…無闇なヘッドスライディングはホンマに危ないからやめてくれ。
そして、もう一つだけええかぁ。“ファンタジー・ベースボール”(詳細はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/)で我が《西北バルボンズ》の防御率を下げるのもやめてくれ(苦笑)。
以上、広池を応援する1人の友として(笑)。
最終学年時は広池が主将で3番・中堅手。で、僕が4番・捕手でチームの軸となっていたのである。(自分で言うのは恥ずかしい話しやけどねぇ)
広池は今季、背番号が68から28に変わったことで心機一転(広池が越谷リトルで初めて付けた背番号が28)ということもあるのだろうが、開幕節のジャイアンツ戦(東京ドーム)の2試合でセットアッパーとして好投。そして、何よりも広池がベンチから絶大なる信頼を得ているのが自分のことのように嬉しかった。
このタイガース3連戦(広島市民球場)も広池は2度の登板機会があった。
昨日は1回2/3をサクサクとタイガース打線を料理したが、中村豊外野手に左前安を許した後に赤星憲広外野手の不運な一内安でリズムが崩れた。藤本敦士内野手、A.シーツ内野手、金本知憲外野手に連打を浴び、失点3で無念の降板。
本日の試合は取りつ取られつのシーソーゲーム。そのような展開の中、広池は8回表からの登板で1回を抑える(与四球1)。そして、スコアが7−7の同点ということもあったので回って来た打順で打席に入る。放った打球はボテボテながらも三内安で出塁した。そこで驚いた。な、なんと一塁走者の広池が盗塁を試みたのである。タイガースのバッテリーも無警戒で盗塁は成功。広島市民球場の観客もヘッドスライディングで付いた胸の泥を払う広池に大きな拍手。テレビ中継の実況と解説者からも
「いやぁ、勝ちたいという気持ちが強いんでしょうね」
「ピッチャーだって盗塁して良いんです」
「野手がこの気迫に応えて欲しいですね」
と賛辞の言葉が並ぶ。しかし、カープはこの回、得点することが出来ず…。
9回表、広池はこの回の先頭打者・赤星を捕邪飛に打ち取るも、続く藤本に四球を与えて1死走者一塁。そして、シーツを打席に迎えて、ボールカウント1ー2からの4球目。アウトハイの甘い球を中堅右に叩き込まれた。悪夢の逆転ツーラン本塁打を食らい、広池はマウンドにしゃがみ込む…。次の金本を一ゴロに抑えたが、ここで無念の降板。
ダグアウトに戻り、バスタオルで顔を覆いながら泣き崩れる広池。(広池と15年以上の付き合いになるが、初めて涙を流す姿を観た)僕はあまりにも痛々しいと思うと同時に、プロの厳しさを痛感した。
しかし、ドラマは9回裏。カープ打線はタイガースの守護神・久保田智之投手を攻略。嶋重宣外野手の同点ツーラン本塁打で広池の敗戦投手はなくなった。その後もカープ打線は繋ぎに繋いで1死走者満塁として、代打・浅井樹内野手が中前に劇的なサヨナラ安打を放ち、試合を決めたのだ!!(国学院大→新人・梅津智弘投手が初勝利)
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試合後の山本浩二監督のインタビュー。
「チーム一丸となったね。打たれはしたけど、8回裏のあの広池の走塁がね。どうにかしてやろう、勝とうという気持ちにさせてくれたかな」
本職(投手として)では2試合連続のミス。この悔しい気持ちは広池が一番分かっているだろう。でも、ベンチからは本当に信頼されているじゃないか!!長い、長いペナントレース。泣くのはシーズンが終わってからやで。
せやけどなぁ…無闇なヘッドスライディングはホンマに危ないからやめてくれ。
そして、もう一つだけええかぁ。“ファンタジー・ベースボール”(詳細はHP『こちアマ』http://www.kochiama.com/)で我が《西北バルボンズ》の防御率を下げるのもやめてくれ(苦笑)。
以上、広池を応援する1人の友として(笑)。